〜2021年6月1日〜


前回の続きです指差し



手術室へ行く途中

一緒に歩くプライマリーナースのAIさんから


『本当に優しくて素敵なご主人ですねおねがい

手術の後、ままじーるさんがどのような経過をたどられるのか、自分にもクリニカルパスの説明をして欲しいとおっしゃられまして。とても心配しておられました。』






そうなんだ...だからさっき病室に入ってきた時

目が赤かったんだね...キューン

も〜手術前なのに涙が出るようなこと言わないでください悲しい

入院中は面会禁止だから、手術室から病室に戻って面会したら退院の日まで会えないものね。




手術室入り口の扉が開きオペ室ナースに引き継ぎ。

大丈夫!いってらっしゃい!




大丈夫という言葉、とても安心出来ます。

私も普段、よく子供達にもかける言葉ですが

勇気をもらえる言葉だと、今回改めて思いました。




意外と明るい優しいブルー系の手術室でちょっと新鮮でした。子供達を出産した病院の手術室はいかにもなグリーンだったから。




そんなことを考えながら

体の幅ほどの狭いベッドに寝かされ、

準備が進みます。




主治医のシロクマ先生が近づいてきました。

本当に手も大きくて大柄なんですけど

乳腺外科医なんですグラサン

『先生、よろしくお願いします。』

『はーい』(ニコリ)




『麻酔入りまーす。』予防接種

ネイビー色の天井と四角いシーリングライトを見つめました。




zzzzzzzzz




『今声が聞こえた!』

と思って目を開けました目




手術前に見つめていたネイビー色の天井とライトが見えた瞬間

『あっ、手術終わった?

 夫は?何時間待ったんだろう。大丈夫かな。』




目を閉じました。

『痛いです』

声が出ました。

でも喉が痛い...咳が出る




『早いね、急いで!

 直ぐに麻酔効いてきますので。』

『これは麻酔科の先生の声だ...』




『寒いです』




『(病衣)着せてください。急いで。

 震えてます。温めて!』

『あ、形成外科のT先生。』




意識は意外としっかりしているけど

私の目は閉じたまま。

開けられない。

開けたくない。




ずっと目は閉じたままでした。

音と振動...手術台からベッドに移動され

ガラガラと運ばれていきます。

エレベーターの乗り降りの段差でガクンとなって...

『お願いだからもっと丁寧に運んで〜。』




とりあえず寒い!雪だるま

寒くて寒くて体がガタガタ震えます。

『電気毛布で温めて下さい!』

病室に着いたら、また形成外科のT先生の声が。




夫から聞いた話だと、

私が戻ったと夫が呼ばれ病室に向かうと

乳腺外科と形成外科の主治医含む総勢10名の先生方が部屋から出てきたそうです。




でもソコ!私は全然覚えていないのです。

目を閉じている間の出来事だったのか...滝汗




痛みはないけど、とにかく寒いし、咳は出るし

酸素マスクを30分?装着しなければならなくて。

酸素のはずなのに、呼吸しにくくて苦しいチーン

鼻に酸素チューブの方が良かったです




そうこうしていたら

『ご主人みえましたよ〜』の声。




やっと会えた!泣き笑いホッ

夫の顔を見てウルっとしたのは覚えてます。




約7時間の乳がん+再建手術

私が眠っている間お疲れ様愛




そして更に1時間ほどベッドサイドに一緒にいてくれた夫飛び出すハート

もうろうとはしていないものの、

全身麻酔が抜けきっていないため

私の意識レベルは不安定だったようです。




20時前、子供達の寝る時間もあるし

夫に帰るよう促したところまでは覚えてます。




ずっと眠っていたのに、まだ眠たい...

ちょっと手術跡も痛いかも。

体が動かない...手しか動かない。

食欲もないので寝ます大あくび




お疲れ様、私

がんばりました!!