最近よく見ている「ママスタセレクト」。
ちょっと前にこんな記事がありました。
こんなふうに感じているんですねえ…
対談にちょっとツッコミ入れてみますね。
①せんせーたちは授業中立ちっぱなしですごい!
これはもう「慣れ」です。慣れるとむしろ立っていた方が楽です。
でも長期休業(夏休み、冬休み、春休み)中はどうしてもデスクワークが多くなって必然的に立つ時間が少なくなり、休業明けに久しぶりに授業をすると足が痛くなります(苦笑)。
②せんせーたちは早食い!
私はむしろ遅い方です(苦笑)。ただ、小学校低学年の担任だと子供たちに手がかかるから、かなり早いかもしれませんね。学年が上がるほどゆっくり食べられるようになると思います。
ちなみに、学校の給食の時間は「給食指導」の時間なので、本来せんせーたちの休憩時間のはずなのに仕事の時間になっている…何なんだよ!
③「先生たちは母でもあり、妻でもあり、嫁でもあるんだよな……」
はい、そうですよ。何役もやるのは大変です…。
私はもう割り切って、家族と自分のこと(自分の体調)を最優先しています。
(災害時は別ですが)
ありがたいことに、管理職や学年主任は
「せんせーの代わりはいくらでもできるが、親の代わりは誰もできない」
と、娘(高1)が大変な時は遠慮なく休みが取れるようにしてくれています。
④「わが子を人質に取られている」
うーん、これって本当にそう思っています?
私の経験上、学校が子供を人質に取っているんじゃなくて、
「保護者が子供を盾に学校に無理難題を押し付けてくる」
ってパターンが多いんですが…。
「学校(せんせー)なんだから、子供たちのためにこういうことをやって当たり前でしょ!」
って感じで。
成績だって、イマドキ「内申書(調査書)に書くぞ!」なんて脅しはしませんよ?
逆に「なんでうちの子の成績がこうなんですか!?」ってクレームつけられることも。
(いや、実際点数取れていないし、授業中だってサボってばっかりだから当然でしょ!)
⑤「先生の声を聞く機会が少ないからこそ、子どもが言うことを全てだと思って先生を批判するのは危険」
その通り! 子供は噓をつくわけではないですが、自分の不利になる部分をカットして話すことがあるんですよね。
例えば、
1 友達にちょっかいを出した
2 怒った友達が蹴ってきた
3 口論になったところを見ていたせんせーに自分も友達も叱られた
ということがあった時、
「友達に蹴られたのにせんせーに叱られた」
と親に話すこと、意外とあるんですよね。
あと、せんせーの悪口を子供と一緒に言っていると、必ずと言っていいほど悪影響が出てきます。
子供と一緒に悪口を言うのは楽ですよ。
でも、そうしているうちに子供自身がせんせーを信頼しなくなります。
子供たちが集団でせんせーの悪口を言い始めます。
学級崩壊につながるケースが多いんですよね。
本当に悪口を言いたくなるようなケース(せんせーに明らかな問題あり)であれば、とりあえず話を聞いて管理職にそのことを伝えた方がいいです。
記事の最後には「せんせーともっとコミュニケーションを取りたい!」とありますが…
私も保護者とコミュニケーションをとれればという気持ちはありますが、余裕がなさすぎて正直無理です…。
学級だよりも出していません。出せればいいのでしょうが、1日(1週間)が終わると疲れてしまってそこまで気力がわかないんですよね…。
「学級だよりをたくさん出すせんせーはいいせんせーだ!」というのは本当にやめてほしい!