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管理栄養士国家試験と研究と私

管理栄養士国家試験の合格に向けて、過去問解説をしたりします。研究や学会、食品や栄養のお話もします。

普通の細胞は、エネルギーの大部分をミトコンドリアで産生しています。

ミトコンドリアでは、酸素を使って、どんどんどんどんエネルギーを作っているんですニコニコ


しか~し!


がん細胞は、何故か、エネルギーの大部分を細胞質で産生します。

酸素があっても、ミトコンドリアではあまりエネルギーを作りません。

何故か、細胞質でエネルギーの大部分を産生するんですかお


細胞質でのエネルギー産生(解糖系といいます)は非常に効率が悪いので、がん細胞はものすごく沢山のグルコースを消費します。


がん細胞がものすごく沢山のグルコースを消費する性質を応用してがん細胞をみつける検査がPET検査です。


ふぅ~~んかお

そうなんだぁ~~っ得意げ


酢を飲むと身体が柔らかくなるよニコニコ


って言われたことありませんか?


では実際に酢を飲むと身体が柔らかくなるのでしょうか?


結論から・・・


残念ながら酢を飲んで身体が柔らかくなるという根拠はありませんかお


酢を飲んで・・・という時、基本的には「酢酸を飲んで」という意味になると思うのですが、酢酸は化合物としては「脂肪酸」に分類されます。

それも、ものすごく短い脂肪酸です。


ということは、

酢は吸収されるとあっという間にエネルギーになって終わり」なんです。


では、どうして「身体が柔らかくなる」なんて言われるのでしょうか?

はっきりした理由はよくわかりませんが、


骨を酢につけこんでおくとフニャフニャになるんです。

ですから、酢を飲むと身体が柔らかくなる・・・なんていう噂があるのかな?

なんて思います。


ちなみに、酢を沢山飲んでも、酢と骨が接することはありませんから、骨がフニャフニャになる心配はありませんニコニコ

毎週月曜日は管理栄養士国家試験過去問解説ですニコニコ


今日の問題はこれっ!!


〇か×で答えてくださいねかお


ではいきます音譜


「コレステロールは、身体活動のためのエネルギー源となる」


◯か×か・・・・・?!




どうですか?

正解は…×です


コレステロールは

①胆汁酸の材料になる

②生体膜の安定化に役立つ

③ステロイドホルモンの材料になる


などにかかわっています。

コレステロールって身体にとって、とても重要なんです。


ですが、残念ながら身体活動のためのエネルギー源にはなりません。


ちなみに、トリグリセリドは、身体活動のためのエネルギー源となります。

トリグリセリドは、グリセロールと脂肪酸3つからなります。


このグリセロール部分は、解糖系にはいり、エネルギーを作るのに使われます

脂肪酸部分は、β酸化に使われます。

β酸化では、

脂肪酸のカルボキシ基側から、炭素が2こずつとれてアセチルCoAが作られます。

その時一緒に、

水素が集められる。


アセチルCoAはTCA回路に入ります。

水素は、電子伝達系でATPを得るのに必要です。


ということで、トリグリセリドは、身体活動のためのエネルギー源になるんです。


まだまだ『?』と頭に浮かぶ人も多いと思います。

まずは、色がついている部分丸暗記してみてくださいね。