危険!?あなたは遺伝子を食べています! | 管理栄養士国家試験と研究と私

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危険!?

あなたは遺伝子を食べています!


とか言うと、ドキッとしませんか?


ドキッっとしない・・・ですか・・・それじゃぁ、困るんですけど・・・


遺伝子を食べてる、とかいうとなんか恐ろしげですが、当たり前ですよね。


私達は、肉や魚や野菜を食べています。

これらの食材は全てもともと生きていますよね。

生きているものには細胞があって、その細胞も真ん中には核があって、その核の中には遺伝子が入っています。


ですから、私達は、毎日色々な生き物の遺伝子を食べているのです。


遺伝子を食べると何か危険があるのでしょうか?


例えば、白菜を食べたら、白菜の遺伝子が私達に入り込んで、朝起きたら、自分が白菜になってしまっていた・・・なんてことはありえませんよね。


ということは、特に危険はなさそうです。


ただ、1つ。

遺伝子の成分に「プリン体」というのがあります。

これを沢山食べ過ぎると、尿酸値というのが高まって、痛風という病気の危険性が高まります。


健康診断では、尿酸値に注意してみてください。

特に、男性の方です。