今日は、管理栄養士が活躍する場所のお話です![]()
管理栄養士は様々な場所で活躍しています。
スポーツ栄養士としてアスリートの栄養管理に関わることもありますし、企業などでお客様への食育を担当することもあります。
学校や会社などでおいしい食事を提供することもありますし、保健所などで妊婦さんや高齢者の方を対象に栄養指導をすることもあります。
研究者への道を歩むこともあります。
しかし、ここで忘れてはいけないのが、病院で働く管理栄養士です。
なぜ、病院で働く管理栄養士を特別にとりあげたか?
と言いますと、管理栄養士養成施設に入学する学生さんの多くが、病院で働く栄養士さんを思い描いているのではないかなぁ~と、私が勝手に思ったからです![]()
病院で働く管理栄養士のお仕事は、医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師などと連携して、患者さんにとって最善の栄養管理をすることです。
この連携をNSTといいます。
Nutrition Support Teamの頭文字をとったもので、日本語では栄養サポートチームですね。
え~っ、結局バランスよく食べればいいんでしょ?30品目でいいじゃん!
なんて、思わないで下さい。
糖尿病のとき、腎臓が悪いとき、肝臓が悪いとき、手術の後、それぞれ必要な栄養素が異なります。
さらに、健康な時はすごく必要な栄養素なのにもかかわらず、ある特定の病気では摂取を控えたほうが良いものもあります。
こうして、患者さんの栄養状態を最良に保つことによって、疾患の治癒を早めたり、疾患の進行を抑えたりするわけです。
病院での栄養管理は一筋縄ではいきません。
ですから、管理栄養士養成施設の学生さんは沢山勉強をするんですね![]()
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