キャリコンっていい仕事だなぁ | 能天気OLが開業しちゃった!~社会保険労務士として気づいたらもう15年超えていた!

能天気OLが開業しちゃった!~社会保険労務士として気づいたらもう15年超えていた!

コネもお金もない、人脈あるけど客はない・・・そしてもしや頭も足りない?!『ないない尽くし』の私だけど、開業しちゃいました。

本当に困ったときには必ず誰かが助けてくれたから、その人たちに恩返しするつもりで私もあなたを助けたい!



先日、あるお友達から就活の相談がありました。



その人はまともに就職活動をしたことがなく、

アルバイトのような身分が不安定な仕事しか

してこなかった人でした。




いちおう、私はキャリアコンサルタントとして

彼の相談に乗ろうと思いましたが、

あまりに昔から知っている仲でしたので、

私に頼りっきりになる可能性があるし・・・

知りすぎているがゆえに甘えられても困るし・・・

私に知られたくないこともあるだろうし・・・


それから、私自身、あまりに身内すぎて

冷静な判断ができるか、という心配もありました。

(そんなんじゃプロとして失格ですが)


というわけで、

知り合いのキャリアコンサルタントを紹介しました。





ホント右も左もわからない人なので、

就職するのは時間がかかるし、

とてもむずかしいだろうと予想していました。


まずは就職できるレベルに

意識を持っていかないといけないので(意識改革)

そこに行き着くまで苦労するだろうなと思っていましたが、

相談をしたあとに彼から連絡をもらったところ、


『とっても勉強になった。(目からうろこ)』


と言ってくれました。




今までの彼の世界にはなかった別の世界があると

はじめて知ったのでしょう。


『がんばる!』と言ってくれました。




よほど、何か胸を打たれることがあったんでしょうね。





今まで彼に関わってきた人も

今回紹介したコンサルタントの人と

同じことを彼に伝えていたと思いますが、

第3者、しかも専門家に聞いたことで

すんなりと耳に入ってきたんでしょう。



入り口が


”専門家”と話をする。


という意識だったから、


”この人は専門家、言ってることは正しい(かもしれない)”


と思って、すんなりことばが入ってきたのではないかと思います。





このことからも、”友人である私”が

コンサルしなくて良かったと思いました。



第3者が冷静に見た、見てくれた。


それが彼にとって良かったのかもしれません。




私は友人からよく相談を受けますが、

プロとしてというより”友人”として受けることが多いので、

そうなるとちょっと感情が入りますよね。


他人の相談に感情が入らないってわけでも

友人だから冷静さを欠くというわけでもないですが、

やっぱり人間なので、友達に対することと、

今出会ったばかりの相談者とではやっぱり違います。




人の将来を決めてしまいかねない職業相談、

・・・ほとんど人生相談になったり、

愚痴や悩みを聞いてあげるだけ・・・

になっちゃうんですが、けっこう責任重大です。



私の対応で今後が変わってくるので、

かなりプレッシャーです。




でも、彼らが笑顔になったとき、


『あ~、彼らの話を聞けてよかった。』


と思います。





彼はまだまだこれから。

自分を知ることからはじめなければなりません。


苦手だと思っていたことも、

案外向いているかもしれません。



何でも話していいんだという人がいる、

”客観的に”見てくれる人がいる、

そして客観的事実を素直に受け取れる姿勢があれば

きっと彼にとっていい就職先が

見つかるのではないかと思います。




がんばれ!



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