ここ数年、ホームページを制作すると言えば、Wordpressを入れるというのが当たり前になってるな気がします。

でもね、何でもかんでもWordpressを入れるというのは違うと思うんです。

サイト運用の目的に合致してるかどうか

ホームページが即時性の高い更新を必要としている場合であったり、お知らせなどを自分たちだけで投稿していきたいという要望があったりする場合であったり、情報発信の特化したポータルサイトであったりする場合は導入すべきかなと思います。

 

でも、年に数回程度しか更新しないようなページは、更新したいタイミングで制作会社さんに依頼すれば良いかと思います。その方が初期導入のコストも減らせますしね。あと、ページ表示スピードも、WordpressよりHTMLのページの方が速くて、ユーザの負担が少ないですし。

 

なので、それほど更新頻度が高くないようなホームページはWordpressを入れる必要が無いはずなんです。なのに、制作会社がホームページ制作にはWordpressがセットです〜と直進めてくる理由は1つです。

Wordpress導入は制作会社にメリットがある?

それは、自分たちにメリットがあるからです。

そのメリットとはどんなものか。

恐らくですが、ホームページ制作時に、自分たちが簡単で手軽に作れるパッケージがあるからなのではないかと推測しています。

データ(文章や画像)を流し込んむだけのページが出来上がるテンプレートを持っていて、どんなホームページであったとしても、それこそ何でもかんでも、そのテンプレートに当てはめて、データ流し込みするだけのホームページ制作を行っているんだろうなあと思っています。

1から正しい手順でホームページを作るより、めちゃくちゃ簡単にできあがりますから。

ページ表示スピードとWordpress

先日に、今、絶対に取り組むべきはページ表示スピードの改善ですという記事を投稿しましたが、ページ表示スピードが重要視され、今年の6月中旬にコアウェブバイタルが導入されて、ページが表示されるスピードの重要性がどんどんと高まってきているのに、ページの表示スピードがとっても遅いWordpressを無意味に導入するのはデメリットでしかありません。

 

デメリットを受け入れてでも、Wordpressを導入しなければならない理由が明確にあれば、導入もありだと思いますが、そんなに多くのホームページで導入必須の理由があるのかと不思議に思います。

最後に

あなたがこれから新しいホームページを制作しようとしていたり、ホームページのリニューアルを考えているなら、そのホームpページにWordpressが本当に必要かどうかをちゃんと考えてから導入を決定しましょう。

よくわからないまま、流行ってるからとか、知り合いのホームページも入れてるからとか、自分のホームページの目的とは関係のない理由で、Wordpressを導入するのはやめた方が良いでしょう。

初期費用も高くなりますし、ページ表示スピードが遅くて検索ユーザーが寄り付かなくなりますし。

 

WordpressなどのCMS(更新システム)を導入するかどうかは、運営者にメリットがあるかどうかで判断しましょう。

制作会社のお手軽さを優先する必要はありません。

 

当社ではページ表示スピードにこだわったホームページ制作も行っております。その際、Wordpressの導入も行いますが、すべてのページに導入するのではなく、必要最小限にの箇所のみに導入し、ホームページを訪れるユーザの負担を軽くしようと工夫しています。

Wordpressの導入をお考えでしたら、一度ご相談ください。

相談は無料です。