プログラミングを学ぶってどういうことなんでしょう

プログラミングを学んで何かメリットがあるんでしょうか

子どもたちがプログラミングを学ぶ目的は、『プログラミングができるようになる』とは違うと考えています。
1つの目的は、
物事のしくみに興味を持てるようになること
スマホやゲームをただのブラックボックスとして使っていたのでは、ただの操り人形になってしまいます。
※ブラックボックスというのは入力(インプット)と出力(アウトプット)しか分からない、中身の見えない黒い箱という意味です。
プログラミングで作られたものを使うだけというのは、文字は読めるけど書くことができないのと同じです。
子どもがScratchなどの使いやすいツールでゲームを作れるようになると、
「へ~、ゲームってこんな風につくれるんや。」
↓
「じゃあ、このスマホのアプリはどうやって作ってるんだろう?」
と興味を持つようになるんです。
そうなると、斬新なアイデアが浮かんでくるかもしれませんし、不正なアプリにも気が付けるようになるかもしれません。
もう1つの目的は
自分で情報が判断できるようになること
Webサイトも自分で作れるようになると、
「Webサイトって自分の好きなこと書けて楽しい!」
となると、今まで何にも考えずに見ていたWebサイトが
「これ本当のこと書いてるんかな?」
と自分で判断しようとするようになるんです。
小学校でプログラミングの授業が始まることになりそうですが、これは政府がIT人材不足をなんとかしたいというのがあるようです。
facebook、Twitter、Instagram、LINE、Amazonなど、海外で作られたものが生活に密着するようになってきました。
携帯電話もガラケーのころは日本の企業が多かったですが、スマホになってからどんどん撤退していますね。
子ども達の未来は、親のものでもなく、子どもたち自身のもの。
親も情報に流されず、子どもに必要なものを判断できないと、ですね

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