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長津田に自宅サロンをかまえる
バースデープランナー&カメラマンの
Naomiです。
横浜市・川崎市を中心に
フォトレッスンや出張撮影などの
活動をしています。
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今日は少し真面目なお話。長くなります、ごめんなさい。
今日は楽しみにしていたファミリーフォトグラファー向けの子育てWSに参加してきました。2ヶ月に1度の割合で開催されるこのセミナーに参加してから、なるべく参加出来る日には参加しています。
ここのWSで学んだ事を子育てやパートナーとの関係に活かしたいと、学びを深めています。娘の幼稚園時代も講演会などで子育てについて学ぶ機会があり、大学時代に専攻した心理学も関心があった為参加しているのですが、学びを自分の生活に落とし込むとなるとなかなか思い通りにいかないこともしばしば。それでも学ぶ事での気づきが少しずつ娘との関係性を良好なものにしているかな?と感じる事が増えてきています。
今日も「子育てという結果は即効性ではなく遅効性である」という事を改めて認識してきました。
遅効性とは?:効き目が遅れてあらわれること、すぐには効き目がきかず、時間が経ってからきいてくること
私も現在、絶賛意思表明期(=という名前の反抗期)中の小学生の娘との日々のやりとりに苦労しています。今までは割となんでも素直に聞いていて「反抗期がなかったらどうしよう?」なんて心配するくらい幼かった娘が、何かと親を試すような発言(どうせRちゃんなんか大事じゃないんでしょう?など)を言ったり、自分の気に入らない事があると親を傷つける言葉を放ったり。今まで講演会で聞いて覚悟もしていたし、あぁきたなって感じだけれどいざ面と向かって言われると冷静に受け止められない自分がいたりもするのです。
WSで学んだことは、自分と娘は全く思考が違う人間だと言うこと。娘は私の子供であって、一つの人学を持った個人であり、私の所有物ではないということです。
私は自分で分析すると「二言三言多いお節介タイプ」(と勝手に命名)だと考えています。
人に迷惑をかけたくないというのが根っこにあるからなのかな?と思うのですが、人との約束の時間に遅れたくなかったりするのでついそれを娘にも押し付けがち。
「もう歯磨きの時間だよ」
「ハンカチ持った?名札もつけるのよ!」
「もう●●分だから早く靴履きなさい!」
・・・と娘の出来ていない事を片っ端から口走ってしまいがちなところがあります。
対する娘は「なんとかなるさタイプ」です。
忘れ物をしても「どうしよう」と慌てる事なく、「先生、忘れました」と言えば良いと考えるし
(私は忘れ物をしたくないから前日になんども確認してしまいます)
失敗しても「まぁ仕方ない、なんとかなる」と切り替えが早いタイプ。
そしてその失敗を認めて「助けてください」と言えるので、周りを巻き込んで助けてもらいます。
でも私が「早くしなさい!」と言うたび、娘の思考回路がストップしてしまい、「早くしなさい!って言われても何していいかわかんない!もうやりたくない!」と余計に何も手がつかずただ焦るだけでかえって遅くなってしまったり、失敗した時に私が「ほら!だからこぼしたでしょう?(あれだけ注意したのに)」などと言ってしまった時期に「ママ、こぼしちゃった。ごめんなさい・・・」しか言わなくなってしまった娘を見た時に
「あ、このやり方は間違ってるな」と気づきました。
私が娘にしてあげたかったのは、人に迷惑をかけないよう少しでも自分のやるべき事に気づいて欲しかったのであって、焦らせたり、謝らせたりしたかったのではなかったのだと。
その失敗を自覚してからは、つい言ってしまいがちな「転ばぬ先の杖発言」をなるべく減らすようにしたり、どうしても言いたいけれど言うとぶつかるなという時は手紙にしてみたりと色々工夫をしてやりとりをしています。うまくいく時もあれば、全く効果のない時もありますが「まぁ、そういう意地悪を言いたい気分なんだよね」「そういう日もあるよね」となるべくそれ以上言わない様にして娘の気持ちを尊重出来る様、現在修行中なのです(笑)
そういう修行中の身だからこそ、つい結果に即効性を求めがちなのですが、なかなか結果はついてこず。モヤモヤ、イライラする事もあるけれど、ふとした瞬間に報われることがあって、やっと子育ての結果の「遅効性」を実感する経験があり、やってきたことは決して無駄ではなかったんだと今では少しずつ思える様になっています。
今は「色」を使って娘とコミュニケーションしたり、どんな時も寝る前は抱きしめて「貴方は私の宝物だよ」と言葉にして伝えてみたり、あれこれ言いたくなる時に「ママはRの事信じてるからね」と言ってそれ以上言わない様にしたり。出来なくって瞬間湯沸かし器みたいにカーッとなる日ももちろんありますが、無駄なエネルギーを費やすと後で自分もしんどくなってしまうんですよね。
うん。今日もなるべく「あれしなさい、これしなさい」は言わず、本人に任せてみよう。
そんな学びを受けて帰宅した夜のこと。
一緒にお風呂に入り、私が後から上がると、先に上がった娘がこんな手紙を書いて脱衣所に置いて
ありました。
ママへ
むこうでドライヤーしてるね でもそのまえにぎゅうにゅうのんでからにするね!
ぎゅうにゅうのんだらハミガキやるから まっててね! Rより
あぁ、言わずともやらなくちゃいけないことはわかってるからね、のサインだなと。
そのまま今日は小言を言わず、見守る事が出来ました。ちゃんと寝る時間までにドライヤーとハミガキを終え、仕上げ磨きをしてねと言ってきた娘に「偉かったね。ちゃんと自分で考えて出来たね」と抱きしめて。
娘は今嬉しそうに寝室に上がって「自分で寝てくるから、ママはお仕事しててね!」と言いました。小さなことだけれど、相手を信じて待つことの大切さを日々実感しています。それが娘の安心に繋がり、信頼する親子の関係性になるのかな?と。
少しずつ、少しずつ。娘の気持ちを尊重しながら寄り添えるような母になっていきたいと思いました。