『腰痛』を中医学風に説明してみました! | 神戸・元町の漢方薬店 翔貴(しょうき)のブログ

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日々の気づきや、症例を紹介していきます。

腰痛の原因は中医学で「内傷」と「外感」の二つに分類されます。

 

一方で、「外感」は気候変化による影響を指し、湿度の高い場所や冷房のきいた環境で「風寒湿」や夏の暑い時には「風湿熱」の邪気を受けやすくなります。

これらの邪気が経路や気の流れに影響を与え、気血療滞痛を引き起こし、結果として腰痛が生じますビックリマークビックリマークビックリマーク

 

 

腰痛

 

 

 一方で、「内傷」は身体の内側からの損傷で、体質虚弱や老化、過度の性行為、または姿勢の悪さによって腎精が不足し、腰痛の原因となります!!!!

 

中医学では「腰は腎の府」と言われ、腎精の不足は腰痛に繋がります。目目目

治療のポイントはそれぞれのタイプに合わせたアプローチであり、補腎(腎の強化)活血(血行改善)祛邪(邪気の取り除き)などを組み合わせ、気血の流れを改善し、腰に十分な栄養を供給することが不可欠ですひらめき電球ひらめき電球ひらめき電球

 

腰痛のメカニズムを理解し、適切な治療を行うことが腰痛の根本的な改善に繋がります。