いかがお過ごしでいらっしゃいますか？
バリも暦上では乾季なのに、夜になるとゴロっと来て朝まで雨が降っている日もあったりして。
今朝は昨夜から降り続いた雨が少し残っていました。
雨季に降る雨はスコールでどしゃ～っと一気に降って、あっという間に止んでしまう雨だけど
今の時期は日本の梅雨のようにいつまでもしとしと降っているタイプの雨なんですね。
と・・・そんな日は彼が恋しくなる・・・
「誰？」って・・・？
それは廣東きっての若大将、正義感の塊“方世玉（サイヨ）”くん。
元気いっぱいで観ててスカッとするんだよね。
この作品には２作ある。『格闘飛龍』と続集の『電光飛龍』。
今日は先ず一作目の『格闘飛龍』を書いちゃおう！
一作目では厳格な父に叱られてママにすがる超甘えん坊。
冒頭ではまだ子供って感じ丸出し。
何歳くらいの設定なんだろう？
運動会で喧嘩を売られるお兄ちゃん方が「大学で・・・」って話だから
サイヨも十代かやっと二十歳くらいの設定なのかな？
演じた年齢は３０歳だけど、２０代前半に見えるんだからりんちぇ
はやっぱり『童顔天使』だね。
婚礼の日父の秘密を知ってからはスーパー息子に変身するの。
父は反清朝組織「紅花会」の一員だったのだ。
父の持つ紅花会の名簿を狙うガウムン提督から父を守らなければならなくなった。
サイヨは提督と最初の一戦を交える。
腕をバンバンぶつけて闘うシーンも二人とも相当腕が痛そうだけど、提督の腕力は相当なもの。
サイヨが棒で叩いても「痛くない」って強がるもんだから棒VS長竹のバトルが開始！
ここは引き分け。サイヨは父と母のもとへ戻ります。
痛くない？そしてサイヨとティンティンの婚礼の日。
ロイ・フーの娘が紅花会の一族と家族になることが提督にばれてしまうのだ。
夫を庇ったティンティンの母・シウワンは提督に撃たれてしまうし、逃げ遅れたサイヨの父も捕らわれてしまう。
う～ん、ロマンチックそして提督の差し金でアーロとリョンの新友二人は危険な目に遭わされる。
最後までサイヨの居場所を言わなかったアーロは官兵たちに殺されてしまうの。
サイヨの怒りは爆発！
城門に吊るされたアーロの遺体を引き取りに一人で挑んでいくんだね。
ここもかなりカッコいいよ～｡
アーロを背負ってティンティンの母も亡くなってしまい、死刑を宣告された父を救うため、母たちに内緒で一人で乗り込むことを決意するのだ。
行ってくるよギャップに弱いミコのツボをぐいぐいと押してくれます。
母性本能をくすぐる可愛い青年が棒や縄を持つと急激に強い男になる。
『正義感』がサイヨを『男』にしちゃうんだね。
武術アクションを演じる作品の中でもサイヨの元気印は、ホントにスカッとする。
若さ溢れる青年武術家なんだよね。
黄飛鴻のように『完璧』じゃないところがまたまたいいのよ。
やられそうになって歯を食いしばって向かっていくところがなんとも可愛くて。
ラストでの提督との闘いは早い早い！
床下の低い場所で闘ってるんけど、二人ともすごい勢いで動きます。
大技だけど小技というか・・・
立つと頭がぶつかっちゃうから、腰を屈めて低い体制でバンバン蹴っていく。
観ててハラハラなんだけど、カッコいいんだよね。
床下です続集の『電光飛龍』では紅花会の一員になり、ますます正義感も強くなり
『男・方世玉』になっていくの。
次回は『電光飛龍』を紹介しますね～。お楽しみに！
