「夫婦の配偶関係や親子・兄弟などの血縁関係によって結ばれた親族関係を基礎 にして成立する小集団。 社会構成の基本単位。」
(『広辞苑』第6版,2008)
辞書的な意味だけで捉えると、
血縁関係を中心にした考え方です。
しかも「単位」とも言われている。
集団のラベリングとも言えるかもしれません。
でも、一般的には
もっと広い意味合いで使われることが多いですよね。
しかも、そこにはいつも
ポジティブイメージ
がピッタリとくっついていることが多い。
かつ、
「家族だから、仲が良い」
など、無意識のポジティブ枠組みがありがち。
そのため、
家族の中で分かり合えない状況になると、
「なんでわかってくれないの!」
と思いがちだし、
自分が思う「正しさ家族像」に当てはまらないと、
「うちは家族じゃないみたい・・・」
と悲観したり。
なので、そもそもの
「家族って何?」
っていう問いかけに戻ってみると、
それぞれが思う「家族」を擦り合わせながら、
毎日創っていくものなんじゃないかな〜
と私は思うようになりました。
これはあくまでも、私の考え方なので、
皆さんにとっての「家族とは?」の答えは、
それぞれが出してみてくださいね!
ここまで「家族観」的な話をしてきたのですが、
それには理由があります。
「うちの夫が・・・」
「うちの親が・・・」
「うちの子どもが・・・」
怒りや不満や憎しみを感じる気持ちが出たら、
一回、他人だと思ってみるのはいかがでしょう?
という提案をしたいのです🙋♀️
他人です。
他人だったら、一緒に住んでない!
他人なら、こんなに尽くさない!
他人なら…
今と同じ言葉使いで話しますか?
今と同じ態度をとりますか?
今と同じ関わり方をしますか?
「家族」だから苦しい時は、
一度、「他人」という距離感で向き合ってみる。
妻、母親、夫、父親 という肩書きを外して、
一人の人間として立ってみる。
苦しくなったとき、
ぜひ、試してみてください
目の前の家族への文句や批判という
心の依存が解き放たれるのは、
自分が、
自分の人生を生きる
と本気で動き始めた時。
家族という関係性を通して、
自分を見つめていきたいですね!
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