藤井先生の診察を受けました☆ | ぺぺんち日記

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2003年2月に天国にのぼったMダックスのぺぺくん☆
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弟チワワ2匹と妹ヨーキー1匹が毎日大騒ぎしています

ご無沙汰しています。


いつの間にかブログを放置して一か月以上過ぎてしまいましたあはは・・・





その間芽衣の大下血事件とかあったのですがそれはいずれお話するとして今回は19日に海が心臓の検査をしたお話をしたいと思います。












2月2日のブログ
でお話したF先生ですが、私のブログを読んでメッセージを下さった方から先生のお名前が藤井洋子先生であることが分かりました。


その話を妹のエコにしたところ藤井先生なら定期的に浜松に引っ越す前に海たちがお世話になっていた病院に診察にいらしているのではという情報をもらいました。


早速その病院のホームページを調べてみると、本当だ!藤井先生が月に1回くらいの割合で病院に来て下さっている目





なんてラッキーなんだろうと早速病院に電話してみたところ、海のカルテもまだありますし、担当の先生もいらしたので予約をお願いしたのが2月の半ば頃です。


すでに2月の診察は終わっているということでまたご連絡を頂けるとのことだったのですが3月の診察日が何と八ヶ岳に行く時と重なってしまい結局4月に診察をお願いすることになりました。





その間海はとても元気で倒れることもなく(残念ながら藤井先生の診察の前日に軽い発作で倒れましたがおろおろ)2月末に地元、浜松の病院で受けた心臓検査も数値に異常はありますが大きな問題はありませんでした。


浜松の先生にも藤井先生の診察を受けることをご報告したところすぐに海の今までの検査結果と今抱えている問題をメールで送って下さり、検査当日は私が細かい説明をするまでも無くご理解いただけているようでした。





午前中に海を病院に預け、夕方検査結果を聞きに行きましたが、ちょうどフィラリアの検査や狂犬病の予防接種の時期と重なり病院は大賑わいでしたぇ゛





ここからのお話は心臓病に興味のない方には面白くないのでスルーして下さいアンパンマン


ただ、海と同じ病気で手術をされた方がブログを見てくださっているようですのでご参考になれば嬉しいのですが。





検査結果を見ながらのお話では・・・


☆やはり海の発作は神経からくるものである可能性が高い(神経調節性失神)。


☆頻度は少ないほう。


☆こういう症状は僧房弁が悪い子に多い。


☆発作には心臓が原因の場合(不整脈・徐脈)と血圧低下が原因の2つがあるがどちらか一つの場合も両方の場合
もある。


もし心臓が原因ならペースメーカーが有効だがペースメーカーを入れても倒れる場合は血圧低下も原因になっている。


たとえて言えば車のアクセルが交感神経、ブレーキが副交感神経だと考えると、何かの刺激(海の場合咳)で交感神経が興奮してアクセルをふかしすぎてしまい(心拍数が上がる)慌てて副交感神経がブレーキをかける。


急ブレーキになってしまうので神経がショックを受け心臓の動きを制御して徐脈、数秒の心停止となる。


総じて心拍数の多い子は起こりやすい。


☆対策として普段から心拍数を抑えることも一つの提案(βブロッカーを服用する)


☆根本原因の咳を治療する(気管支拡張剤など)


ただ海の場合咳の頻度は少なく、何回も続けてするわけでは無いのでそこまでする必要があるかは疑問というのが私の見解。


☆海の心臓は手術をしているが完治ではないので左房での血液の逆流はあるので少しずつ心臓は肥大している。ただ腱索がしっかりしているので大きな心配は無い。


☆藤井先生は海の術後の経過を見ていないので悪化しているかの判断は出来ないが心臓が普通より大きいことは確か(後日浜松の先生にお話したところ前回の検査より左房が少し小さくなっていて右房が少し大きくなっていると数字では出ているがほんのわずかで結果として変わらないと判断できるとのことでした)


☆とりあえず携帯心電図のホルターを3日間つけて海の自宅での心臓の様子を調べることが望ましい。


☆ホルターを付けているときに倒れなければ発作時の様子は分からないが倒れる頻度が少ないのであまり期待できないがほかに見えてくることがあるかもしれない(心拍数の速さ、不整脈など)


☆病院での心電図の検査では不整脈は見られない。


ということでした。












上の写真に気管虚脱と書かれていますが海は気管虚脱ではありません。


ただチワワは短頭種に属するそうでそういう子たちは気管が柔らかく気管軟化症が多いそうです。


だから咳が出やすいのかもしれません。




以上のお話とデータを持って20日に早速、地元の先生にご報告に行ってきました。

藤井先生からはすでに連絡が入っていてこちらも改めてご報告するまでも無かったのですが結論としてとりあえずホルターを付けてみることにしました。


最近の海はやや心拍数が自宅にいても多いような気がするのでその確認も出来ると思ったので私も積極的にこの検査は受けようと思いました。


素朴な質問として心拍数が多いということは心臓の血液を送り出すポンプが激しく動いているわけだから心拍数の少ない子より血液を送り出す回数が多くなり結果として逆流が多くなる、つまり心臓の肥大も拍車がかかるのではと浜松の先生に御聞きしたとその通りですとお答えいただいたのでそれなら心拍数を制御するβブロッカも試す価値はありそうかなと思っています。







今後はどうしたら良いですか?と藤井先生にお聞きしたところ浜松の先生と連絡を取り合いながら考えていきますとおっしゃって下さったのでとても心強く感じました。







藤井先生の診察を受けるには麻布大学まで行かなければいけないと思っていたのに以前住んでいたところ(私の実家で4年前まで2世帯住宅として私たち家族が同居していましたが今は妹家族が同居しています)から車でわずか20分くらいの病院まで診察に来て下さるなんて本当に運が良いと思います。


思えば上地先生という日本を代表する心臓外科の先生に手術をして頂き、また上地先生とゴールデンコンビと言われる藤井先生に治療をして頂ける海は本当に幸せな子だと思います。


また上地先生の教え子で循環器認定医である浜松の先生のところへは遠いところから紹介で診察を受けに来る子たちが増えたそうですが、我が家から車でわずか15分、開院してわずかの頃から主治医として海の様子をしっかり見て下さるので本当にありがたいことだと思います。







また藤井先生が診察に来て下さる病院にも海のデータはキープ出来たので実家に帰っているときはよろしくお願いしますと担当の先生(陸が最後にお世話になった先生です)に申しあげたところ笑顔で快諾して頂けたので本当に嬉しかったです。








たくさんの先生にお世話になって君は本当にラッキーだねチワワ







ということでゴールデンウィーク明けに海はホルターつけて3日間の検査を受けますドキドキ







次回は芽衣の大下血事件のご報告をしたいと思います・・って我が家って病気ネタが多いですよね何それ


そんなネタならまだまだ続くママリーヌ家chiro


でもみんな元気なんだけどねピンクだワン♪