今年に入ってから咳が出ると倒れる事がもう既に4回になる海
上手に咳が出ればいいのですが喉に唾が引っかかるかして喘息発作のように喉が鳴ると呼吸が苦しくなるのか体の力が抜けて横に倒れていつもとは全く違う鳴き方をします。
それは助けを求めるような、恐怖に慄くような、普段では出さない声で鳴きます。
でも暫くすると落ちついていつも通りの元気な海に戻ります。
最初は病院でも癲癇の発作かもしれませんと言われたのですが、詳しく症状を説明すると先生は、癲癇発作ではなく迷走神経反射だと思いますと言われました。
迷走神経とは脳神経のひとつで体内で多数枝分かれしてとのことですが、何かの刺激で心拍数の低下や血圧が下がったりする生理的反応のようです。
今まで三回は咳、倒れて鳴く、復活のパターンでしたが4回目はオマケが付きました
もう10日ほど前ですが、妹の家に遊びに行った時の事です。
夕ご飯を食べて妹の膝の上に乗りダイニングテーブルに顎を乗せていた海が急に喉に何かが詰まったような咳をして倒れました。
テーブルの上に寝かせて大丈夫だよと体を撫でて上げながら抱き上げたら突然意識が無くなりました
海が死んじゃった、と2回言ったのを覚えていますが、意識が無かったのがどの位の時間だったかよく覚えていません。
長く感じましたが多分5~10秒くらい。
びっくりした妹が覗き込んだら突然目を開けたそうです
意識が戻ったので下に降ろしてあげるとちょっと呼吸が荒かったですが、肩で息をしていると言う感じではありませんでした。
やがてややフラフラした足取りで歩いたかと思ったらカッと言う咳をしてスッキリしたのか完全に復活しました
後日、芽衣の予防接種に行った時先生に報告すると、神経調整性失神と言う病名を教えて頂きました。
所謂立ちくらみの一種で、人間でも多く見られるそうです。
例えば朝礼の時突然倒れたりとか、トイレで頑張っている時倒れたり(悲惨!)とか、咳をして倒れたりとか・・・
海の場合の咳は呼吸器の炎症から来る喘息性のもので心因性のものでは無いそうですが。
多分失神した時は不正脈で数秒心臓が止まっていたはずだそうで、動画を撮っておければ良かったのですがと言われましたが、あの状態で、それは無理です。
ホルター心電図と言う小さい機械を3日くらい体に付けて調べると言う方法があるそうですが、多分それをしても発作が起きない限り異常は見られないと思うのでお勧めしませんとの事でした。
今のところ咳に気をつけること以外何も出来る事は無いのですが、不正脈は老化のひとつだそうで、そう言われるとちょっと寂しい気がします
やっぱり君も寄る年波には勝てないのかな?
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