信州の美ヶ原高原美術館に行ってきました。
そこまでの道程、ビーナスラインはつづら折り。
芽吹いたばかりの新緑と、今が盛りの山桜などの花々が織り成す春色の錦の中を天空へと駆け登るドライブウェイでは、各種乗り物の走り屋さんたちと出会いました。
ロードスター、バイク、自転車、徒歩。
特に、気候のよいこの季節のドライブを満喫しているようでうらやましかったのは、2シーターで屋根のない自動車です。現実には、日焼け対策、花粉対策が大変かもしれないですけど。
森林限界を超えたせいなのか、山道の両脇に樹木がなくなりました。
標高1800mよりも高い山頂に、広大な野外美術館があります。
冬期はクローズされていて、今シーズンの営業が始まったばかり。
心が、知らず知らずのうちに透き通って行くような見事な眺望です。
雲ひとつない青空と、雪を頂いた峰々、高低さまざまな山々の起伏、麓の人里の懐かしさ、360度の大パノラマです。
そして、澄んだ空気。
その景色の中に、彫刻たちが点在しています。
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彫刻を専攻している芸術家は、溢れる創作意欲のままに創造活動をしてしまうと、その作品の置き場所に悩むことでしょう。リアルな都市空間の機能と、なかなか相容れないのが、立体造形作品の宿命。
生まれてしまった彫刻たちが、その生を全うする場所として、最もふさわしいのが、この高原美術館ではないでしょうか?
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広い駐車場がいっぱいになるほど、鑑賞する人たちがとてもたくさん訪れています。
子供たちも、楽しげに走り回って次々と作品を巡っています。
美術館の現代アートの展覧会に、こんなに人々が集まることもあまりないのではないかと思うのですが、山道を散策しながら出会うと、難解な抽象作品にも、抵抗なく親しめるのでしょう。
どんどん楽しい気分になっていきました。
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作家が誰であるとか、題名だとか、そんなことが全然気にならなくなります。
山の上で生きる野生動物や高山植物のように、作品たちは厳しい自然の中に生きて、私たちを待っていてくれたように思えました。
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次回は、ガシガシ歩ける靴を装備して、隅々までハイキングしながら作品を鑑賞したいと思いました。
晩ごはん。
コシアブラ、タラノメ、ゴーヤ、ナスの天ぷらと、水煮大豆の天ぷらです。大豆の天ぷらは、衣に甘辛く味付けをしてあります。
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イワシの煮付け。
鶏ちゃんは、飛騨地方の郷土料理。タレにつけた鶏肉がパックになってお土産で売られています。キャベツ、ニラ、玉ねぎを加えて。
前夜焼いた鯛の切り身から、夫が丁寧に身をはずしてほぐしてくれました。
これを、ご飯に混ぜ込んで、胡麻と醤油を少し垂らしておにぎりに。
削り鰹をまぶしたものと、海苔を巻いたもの。
あわせた酒は、昨日滋賀県八日市の大桝酒店ですすめられた「大治郎」です。
ピッチピチです。
ゴールデンウィーク後半戦。
その最初の日には、高槻ジャズストリートを楽しみたいと計画しています。
ちょっと気温が低いって?
桃園小学校のグランドで、お昼からモヒート片手にジャズ&お昼寝で過ごす予定です。公式Tシャツ着てね。
そのステージのトリが大好きな女性ヴォーカリストSHIHOちゃんなんで、ずっとその場所でユラユラしてることになるかな?
そして、大好きなカレー屋さん「ヴァスコ・ダ・ガマ」で
「いっぺん本店のカレーも食べてみてください。」
とすすめられたので、そちらにも行ってみたく。
どなたさまも、素敵なイベントですよ。