京都のギャラリーミラクルで開催中の「幸せな時間展」に行ってきました。
訪ねる度に作品の魅力と人々の構築する時間に、ミラクルなエネルギーをもらえる大好きなギャラリーです。
今回は、ミラクルのファミリーのような存在のひとり、鏡さんのプチニット展です。
作品はどれも懐かしいような温かさをたたえて、よかった時代に連れ戻してくれるみたい。見る人が、子供時代を思い出すような甘酸っぱい魅力。
こちらは、この展覧会の紹介文を引用しました。
本日も、開催されています。
実際に流れているBGMはちょっと懐かしいジャパニーズPOPですが、流れている空気はシャンソンかな?
フランス・ギャルの「夢見るシャンソン人形」とかポール・モーリアの「恋はみずいろ」が流れてきたらキュンキュンしそうです!
入り口のガラスの向こうに人影が近付き、次々と鏡さんの温かい人柄とセンスに惹かれる人たちが入って来るたびに、新しい楽器の音色が鳴り始めます。
ギャラリーミラクルと、鏡さんの引力に引き寄せられ、自分らしく自分の言葉を話す人たちが集まって、即興ライブみたいな時間が織り出されるのが素敵です。
茶席の「一期一会」みたいだな、とも思います。
丁寧に入れてくれるコーヒーの香りが漂い、鏡さんの手作りの、これまた懐かしいようなおやつもいただけて、初めて出会った人とのおしゃべりが弾んで、何かが内側に満ちてくる。
やっぱり、来てよかった。
ウィークデーも忙しいけど、週末もやらなきゃならないことがいろいろあって、時間を作って京都まで行くのを諦めようかな?と思ったりもしたのだけど、やっぱり行こう!と決めたら大車輪でお召し換えしたのであります。
むちゃくちゃバタバタしたけど、電車に乗って文庫本を広げたら、時計が違う速さで動き始めました。さっきまでよりゆっくりの。
鏡さん、みなさん、ありがとうございました。
私は、ラッキーチャームをひとつオーダーしました。
開運?
別に今より何か特別に幸運になろうとは思わないけど、
「豊かな出会い」
をもたらしてくれる鏡さんの手が丁寧に生み出す優しいものを、大事なものたちをしまっている箪笥のひきだしに仲間入りさせて、時には帯から垂らしたくて。
出来上がるのが楽しみです。
晩ごはん。
買って帰ったお弁当を次男と。
私はメンチカツ弁当、次男には、チキン南蛮弁当。
なんと!
写真撮るの忘れました。