北海道民熱愛鍋。 | ママゲリア聖子の大阪ロマンチック

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北大阪在住、食いしん坊で呑んべえのなかよし夫婦のいろいろを記録しておきたいと思います。こんなに楽しい毎日、本当に感謝しています。

作品展の準備と、喉の風邪でジタバタしていたら、いつの間にか11月が残りわずかになっていました。

祝日をまるいちにち無言で過ごし、ともかくどうしても休めない金曜日に備えていましたので、がらがら声ではありましたが、5年生3クラスの作品展の飾り付けの大切な授業を終えることが出来ました。

サポートしてくださったみなさん、ありがとうございました。

子供たちの個性が輝く素晴らしい作品展になりそうです。


突然ですが、ここでひとつ、いささか毛色の変わった画像を公開。

これは、新しく仕立て上がってきた長襦袢です。

「下着を堂々とこんなところに載せるなんてはしたない!」

おかあさんごめんなさい。
着て見せている訳ではないのでお許しを。

化繊の長襦袢を試したくて、船場センタービルの豊屋さんで相談したところ、東レシルックデュエットという繊維の、こんな奇抜な柄のものをすすめられました。

セルロイドのおもちゃの電車みたいな柄ですね。

話は遡りますが、江戸時代の旦那衆に流行った文化に、「裏勝り」と言って、人には見えない羽織の裏地に豪華で派手な布を使うお洒落があったそうです。

幕府が度々贅沢禁止令を出すことにひそかに抵抗したものだとか。
その遊び心が受け継がれて、これは昭和のはじめ頃のものでしょうか?男物の羽裏の生地の模様の復刻だそうです。

どなたにも、お見せすることはないところに、こんなふざけたものを身に付けているんだと、おろす前に内緒で披露させていただきました。

数週間、着物を着られずにいたら、気付くとすっかり冬になっていました。次に着るときは、防寒対策しないといけないなぁ。



晩ごはん。

秘密のケンミンショーで、北海道民の熱愛グルメ「石狩鍋」を紹介しているのを見て、どうしても食べたくなり、有り合わせでモドキを作ってみました。

「こんなの石狩鍋じゃない」
って、誰かに怒られそうですが。

味噌ベースの鍋スープの中に、酒粕を潜ませてあります。
本当は、鮭のアラを投入すべきだったのですが、帰り道のスーパーマーケットで見つけられませんでしたので、肉厚の秋鮭の切り身を入れました。
放送では、バターを溶かし入れてるのも美味しそうだったけど、うちの冷蔵庫にないので割愛。

白菜ではなくキャベツ、ネギではなく玉ねぎ。あとは、ニラとモヤシ、エノキとシメジも入れて、キッチンで覗き込んでいた夫がちゃちゃっとちくわも切って放り込みました。

春巻きの中身は、いつもはササミですが、今回は鶏のむね肉を使い、大葉とチーズを巻きました。

銀杏を煎って、河豚の一夜干しを炙って、酒は篠峯を冷やで。べったら漬けも箸休めに爽やか。

後半、ちゃんぽん麺をこのスープで煮たのがすごく美味しかった。


少し声が出るように戻って来ましたので、嬉しくてついしゃべってしまいます。
あかんあかん、もう少し喉を養生させます。