お母様の看病のため
休暇を取っていた職員さんが
今週から仕事に復帰しました。
緩和ケア病棟で付きっきりの看病。
日に日に病状が悪化して弱っていく
お母様を看ながら
気が滅入っておかしくなりそうになったこともあったそうです。
眠れず辛いと思ったこともあったと。
そんな時、先生に
「それもいつか良い思い出になる。」
そう言われて我に返ったそうです。
この職員さんは、看護師さんです。
「私はこんな仕事をしながら
何でそんな事に気付かなかったんだろう。
なんて事を思っていたんだろう。」
そう思ったそうです。
…病院で看護師さんの対応に
ガッカリしたことが何度もあります。
白衣の天使なんてウソ。
そんな者はいない。
仕事と割り切って業務に当たっているにしても
もし、この患者さんが自分の家族だったら…
そんな対応ができますか?
と聞きたい場面なんてたくさんあります。
それも、その人の人間性だと思いますが。
今回、この職員さんの言葉に
経験って人間味を増す☆と感じました。
この職員さんは、日頃からとても温かい方です。
そんな方でさえ、自分のこれまでの看護職に
「あぁ、何で…」と感じたわけで。
この経験談は、職場にも何らかの影響を
もたらしてくれるのではないかと思います☆
そして、ご家族に見守られて息を引き取られたお母様。
ご冥福をお祈り致します。
職場のまとめ役であると言って
間違いない職員さんが復帰して
ようやくいつもの職場に戻ったと思った矢先。
別の職員が、しばらく休むことになりました。
子供さんに大きな病気が見付かったそうです。
数ヵ月前から変調は聞いていたのですが
まさか…
まさかとしか言いようがありません。
今日、ご本人の口から子供さんの病気を告げられました。
ぐっと涙を堪える姿が目に焼きついて辛いです。
それ以上に、この職員さんの辛さは計り知れません。
詳しい日程等は分かりませんが
東京で有名な先生に手術をしてもらえることになったそうです。
私たちは、ただただ手術の成功を祈ることしかできません。
このブログを目にした方も
この手術が成功するようにと祈って下さい。
お願いします。
とっても愉快なご家族なんです(笑)
また、そんな愉快なご家族の話が聞けるように…
手術の成功をお祈りします。