「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」〔監督 三木孝浩 110分)
話の内容は、未来に進んでる男と過去に進む女の恋愛
電話でデートに誘う時に、友達がカンペで、何を言うか指示を出すのがコミカルだった
告白の時の、公園の木のイルミネーションが良かった
彼女に髪を切ってもらい、アカ抜ける彼氏、というのが良かった
彼女の方が過去に進んでいくのは、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」〔監督デヴィッド・フィンチャー)を思い起こさせたが、それよりもボクは恋人との過去を消す「エターナル・サンシャイン」〔監督ミシェル・ゴンドリー)の、恋人との過去の幸せな思い出を共有出来ない切なさの方を思い起こした
彼女が秘密をカミングアウトして、お互い理解し合った後の、伏見稲荷神社デート〔赤いいくつも並んだ鳥居のシーンが良かった)鴨川デート〔川の飛び石を渡る2人のシーンが良かった)仲間達との屋上でのバーベキューパーティーデート〔楽しそうなのが良かった)なんかが楽しそうで良かった
時間軸が交差するので、伏線回収が楽しく上手いのも良かった
彼氏が彼女の絵を描くというのは「タイタニック」〔監督ジェームズ・キャメロン)を思い起こした
彼女の方が、彼氏から前もって聞いてる未来をなぞるというのは、何が起こるか分からない恋愛の楽しさが無いと彼氏から言われるのが印象に残った。彼女は、そんな事はない、と否定するけれども。
最後は彼女の方からの30日間がダイジェストで流され、今までのストーリーが思い起こされる演出になっているのも味わい深かった
back numberの主題歌「ハッピーエンド」の「青いまま枯れてゆく」というフレーズが、この作品にピッタリのフレーズで、ボクは良かった
全般的に
設定がオモロかった。未来へ進む男と過去に進む女のすれ違い、恋の思い出を共有出来ない切なさ、があるが、だからこそ今の時間を大切にしたいという感じが上手く出ていて、ボクは良かった
時間軸が交差する話なので、伏線回収が上手く楽しく撮られていたのも楽しかった
主演の福士蒼汰は男前で、髪の毛切ると更に男前になったし、小松菜奈は、スマホで写真見た時に顔がキツくてボク好みじゃないと感じたが、今回動いてる所を初めて観たら、顔もキツくないし、ボク好みの女の子でミリキ的だった。福士蒼汰の親友役の東出昌大が好演していたのも良かった
最後のback numberの主題歌「ハッピーエンド」もこの作品にピッタリの歌で、52歳の初老の老人のボクだけれど、描かれた恋愛にキュンとなった、最近の邦画の若者向け恋愛映画も悪くないと感じた、青春ファンタジー・ラブストーリー


