「死の砂塵」〔監督ラオール・ウォルシュ 88分)
話の内容は、リンチで縛り首になりそうだった男を救い、裁判するよう町まで移送する保安官の話
縛り首にする縄を木にかけるシーンが印象に残った
足の傷を治療する時や、水場で水浴びする時の、ヴァージニア・メイヨの脚が印象に残った
逃げる保安官達と追う牧場主達の馬で走るシーン、その後の岩場での銃撃戦が良かった。特に牧場主の手下の1人が、高い岩の上をつたって回り込もうとしたのをヴァージニア・メイヨが射殺して高い岩から転げ落ちるシーンが良かった。水袋を撃たれて少ない水で砂漠を越えないといけなくなるのと、もう1人の牧場主の息子を人質にして牧場主達に手を出させない、ストーリーも良かった
砂漠を馬で進むシーンがシーン的に良かった
保安官は、自分の父がリンチで縛り首になったのでリンチを許さず、裁判を受けさせる為に犯人を移送する事に執着しているというストーリーが良かった
犯人の娘ヴァージニア・メイヨが、キスしながら保安官の拳銃を抜き取ったり、保安官が砂を犯人の娘にかけて拳銃を奪い返す演出や、人質になっている牧場主の息子が、保安官助手や犯人に一緒に保安官をやっつけるよう誘うが断られる演出と、野営している時のやり取りの演出が楽しかった
砂嵐の中、馬で砂漠を進むシーンがシーン的に良かった
ようやく泉に着いたが水は腐っていて飲めず、それでも町へ向かおうとした保安官を仲間の保安官助手が撃とうとする演出が意外だった〔これで保安官に仲間がいなくなり、皆んな敵になるという演出が、意外だが、楽しかった)
保安官が寝不足と疲労で倒れた時に、保安官助手が保安官を撃とうとするのを、犯人が保安官助手を撃って射殺して保安官を助ける意外な演出が良かった
ようやく町が見えて来て、川があり、川の水を一心不乱に飲む保安官達のシーンが良かった
町に着いた後の、犯人の裁判の法廷シーンがあるというのもナンカ楽しかった
せっかく命をかけて移送した犯人が有罪の判決を受け、結局縛り首になるというストーリーも良かった
犯人の娘に責められる保安官、犯人が縛り首になる時に保安官が殺害現場で拾った時計が人質にとった牧場主の息子の時計と気づき、真犯人は人質にとった牧場主の息子と分かるストーリー展開が楽しかった〔だから兄を殺して捕まった犯人にも、兄を殺した事を恨まずに、保安官を一緒に倒そうと話を持ち掛けたのだと分かるのも良かった)
真犯人は犯人の娘を人質にとり、自分の父親の牧場主も射殺し、最後は納屋での保安官との銃撃戦〔納屋に繋がれていた馬達が暴れるショットがいいアクセントになっていた)そして納屋の2階の窓から飛び降りて馬に飛び乗り、逃げる所を保安官が撃って馬から落ちて倒れる、一連のアクションも楽しかった
最後、保安官と犯人の娘が結ばれ、犯人が「婿が保安官なんてタイヘンだ」みたいな文句を言いながら、馬に乗って3人が犯人の家に帰るシーンで終わるハッピーエンドのラストも、無茶苦茶観た後味が良かった
全般的に
激しいガンアクションは無いものの、岩場での銃撃戦、最後の真犯人と保安官の銃撃戦は楽しかったし、砂漠の砂嵐を馬で進むシーンなど馬で移動するシーンはシーン的に凄かったし、保安官助手に裏切られて全員が敵になるストーリーや折角命懸けで移送した犯人に縛り首の判決が出るというストーリーも楽しかったし、最後真犯人をやっつけて犯人は縛り首にならず、犯人の娘と保安官がめでたく結ばれるハッピーエンドも無茶苦茶観た後味が良く、終わってみれば無茶苦茶オモロい傑作西部劇だった
今回はボクの苦手なヴァージニア・メイヨが、魅力的に感じられたのも良かった
やっぱりラオール・ウォルシュ監督作品はオモロいなと改めて感じた作品


