33冊目のペーパーバックで、Kindle版は188パラグラフでしたが、この作品はもっとも番号なし選択肢クリックが多く、それらをすべて○○(パラグラフ番号)へとしたら、パラグラフを177も追加することになりました。
365パラグラフは、すべて500以上のSAIKAIのバージョン違いの3作の次に多く、342ページは、ペーパーバックでは365ページの「Friday the 13th ~魔のマンション~」の次に多いです。
レイアウト狭いでは今回も文字が数か所はみ出してしまい、やや狭いにしたら大丈夫でしたが、また背表紙が分厚くなり、印刷コストが859円、最小の価格が1432円になってしまいました。最終的な文字数は28166に。
ページ数の関係で価格が高くなっていますが、実験的なスイカ割りゲームブックで、魔のマンションほどの変化はなく、似たような、または同じ選択肢の文章が続くこともあり、まずはゲームシステムの関係上選択肢クリックはそのままのKindle版を読んで面白いと思ったら、パラグラフの増えた紙版もプレイしたいと思ったときに購入していただけたらと思います。
ゲームブック 当たって砕けろ! Sゲームブッカー https:/
プロローグ
夏。今年もビーチは多くの人々で賑わっていた。照りつける日差しで体を焼く女性、見渡す限りの波打ち際を走り回る元気な子供たち、何度も押し寄せてくる波に立ち向かうサーファー、広い砂浜で砂まみれになりながらビーチバレーを楽しむ数人の男女。
そんな砂浜の一角で、俺は5mほど先に置かれているスイカを見つめていた。手には長さ120cmほどの木の棒を持って。
その俺に親友でもあり恋敵でもある達也、今はまだ女友達の香苗、男友達の啓介と栄治が歩み寄ってくると、正面に達也、右側に啓介、左側に栄治、背後に香苗が俺を十字に取り囲む。達也の手には白い手ぬぐいが握られており、俺の背後に回り込んでそれで目隠しをする。そう、今からスイカ割りをするのだ、香苗と付き合える権利を達也と争って。
達也はすでにスイカ割りを済ませている。結果は棒を2回振り下ろして割れるには割れたが、やや左右不揃いで、点数で言うと80点だった。俺を合わせた4人でデタラメなアドバイスをしたにも関わらずだ。もちろん交代で誰か1人は本当のアドバイスをする決まりだったが。だから達也に勝つためには、綺麗に真っ二つに割って100点を狙うしかない。
スイカの位置
プレイする日によって変わります。1~8日ならAにチェック、9~16日ならBにチェック、17~24日ならCにチェック、25~31日ならDにチェックします。
棒を振り下ろせる回数
3回まで。目の前にスイカがあると思われるときに振り下ろすことになります。
渾身の力
100点を狙うには渾身の力でスイカに折れていない状態の棒を振り下ろさなくてはいけません。棒は渾身の力で振り下ろして外してしまうと半分ずつ折れてしまいます。1回外すと60cmに、2回外すと30cmにまで短くなり、3回外すともはや続行不可能になります。
普通に振り下ろして棒がスイカに当たった場合もそこでスイカ割りは終了してしまいますので、ここぞというときに迷わず渾身の力で振り下ろすのが賢明です。
点数表
綺麗に真っ二つに割れた→100点。
やや右が大きめに割れた→80点。
やや左が大きめに割れた→80点。
大小に分かれて割れた→60点。
ヒビが入って汁が出ただけ→40点。
少しヒビが入っただけ→20点。
外れた→0点。
棒が60cmでは2段階、30cmではさらにそこから2段階下がります。
前進
スイカから遠い場合は1m、近い場合は50cmずつ。前進する間にスイカに足が触れたりしないように、スイカに近づいてきたら前進するかどうかは慎重に選びましょう。
チェック、振り下ろせる回数、棒の長さの3つを記憶するか、どこかに書き留めておきましょう。それ以外のことを書き留めるのは難易度を下げてしまうことになるでしょう。
【1】
視界が真っ暗になった俺の正面から達也の声がする。
「わかっているとは思うが、3回棒を振り下ろす間にスイカを割れないと失敗になる。歩いているときにスイカに足が触れたり、蹴飛ばしたりしたらその3回から1回減らされるから注意しろよ。スイカ割りをする範囲から離れそうになったら、そのときは声をかける。スイカに近づいてきたら『叩け!』とかのアドバイスをするが、棒を振り下ろして割れるほどの距離とは限らないからな。じゃあ、4人の誰から回してもらうか決めてくれ」
正面の達也 3へ
右側の啓介 5へ
左側の栄治 7へ
背後の香苗 9へ
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