先日書いたばかりのブログで、その次の投稿になるのだが・・・

 

ものすごく行動力のない私としては、驚くくらい、今回はすぐに実行できた。

 

ずっと毎日ちらちらと思い出す亡くなった幼馴染。

 

今度こそ、会いに行こう。(彼女の実家に)

 

毎日毎日思い出しては、でも会いに行くというところに行動が伴わなかった。

 

でも、今行かなかったら、きっと一生行かないで終わるだろうなって思った。

 

心残りありすぎて、きっと自分が死ぬ時もそればかり思い出すんじゃないかって思うくらいなのに、全然行動できてなかった。

 

だって彼女の命日の翌日に、めったにみない彼女の夢を鮮明に見るなんて。

 

このタイミングを逃したら、本当に一生会いに行けないだろうなって。

 

 

花束と菓子折りをもって。

 

花束は白が基調だけど、亡くなってもう5年たっているし、少し明るい感じがいいかなと思って。

 

 

彼女が亡くなる前に住んでいた実家は、私が小学校5年生まで住んでいたところの近所。

 

そう、彼女とは近所に住んでいた幼馴染。

 

一度も同じクラスになったことはなかったな。

 

でも近所だから友達になれた。

 

もし同じクラスになっても、彼女はクラスで一番輝いていた人で、私なんて目もくれなかったかも。

 

いや、だれにでも優しくしてくれる人だったから、私とも話してくれたかも。

 

でも近所というのがなかったら、私なんて手が届かないとてもまぶしい遠い存在。

 

 

 

彼女のご両親ももちろん昔から知っていて、

 

彼女のお姉ちゃんは私のことをすごくかわいがってくれて。

 

でも私が5年生までで転校してしまったから、それからは会えなくなった。

 

 

それが、高校生になって、同じ部活に入って、その練習試合で偶然彼女に再会した。

 

お互いキャーキャー言って喜んだ。

 

それからまた親交が始まった。

 

 

私の結婚式にも来てもらったけど、彼女の結婚式にも行った。

 

それはもう盛大な結婚式で、当時の市長さんも参列していた。

 

一人で参列した私への気遣いも半端なくて、駅で他の友達と合流できるように手配してくれて、

 

初見だったけど、彼女の友達もみんなすごくいい人で・・・

 

席ではあまり覚えている子ではなかったものの、小学校の時の同級生と同席で、ちょっと知ってる名前を聞けたりして。

 

ほんと色々懐かしかった。

 

 

 

そして本日、彼女の実家、私が5年生まで暮らした町。

 

すごく懐かしかった。

 

たしかにこんな感じなんだけど、でもこんなに道路狭かったっけ?

 

っていうのが驚きで。

 

当時はもうちょっと広い道だったと思ったんだけどな。

 

私が住んでいたところはもう更地になっていたけど、彼女の実家は昔と同じように佇んでいた。

 

 

ドキドキしながらチャイムを鳴らし。

 

まずお父さんが出てきた。

 

昔そこに住んでいた〇〇です。

 

って言ったら、一瞬の間のあとすぐに思い出してくれて

 

「お母さん、〇〇ちゃんがきてくれたよ」

 

ってお母さんを呼んでくれて。

 

 

お線香あげにきたなんて言って、仏壇なかったらどうしようなんて今思えば無用な心配もしつつ、

 

でもそこはちゃんとあって

 

ご両親は元気そうで、友達の話をたくさんしてくれて。

 

急に出向いたけど、とてもいい時間を過ごせた。

 

 

なくなるぎりぎりまで仕事して、元気だったのに急変してしまったみたいで。

 

12月まで勤めを果たし、そのお正月の写真を見せてもらったけど、たしかに痩せてしまった感じはあったけど、

 

でも今までテレビとかで見ていた末期の人ほどの疲労感とか痩せ感は感じない感じで、

 

実際1月は元気だったけど、2月になって急に悪くなり、半ば前に急死してしまったそう。

 

病気のことは本当に身近の親しい人数人にしか話していなかったそうで、

 

でも、お葬式にはそのつながりから本当にたくさんの人が来てくれて、

 

葬儀場にも入れない人がいるほどだったとか。

 

そりゃ、彼女だったら当然だよねとも思うし、本当にみんなのアイドルで光だったって思う。

 

結婚式の時から時がたち、市長も変わっていたけど、その市長さんもお葬式で弔辞を読んでくれたそうで

 

彼女の人徳をひしひしと感じる。

 

 

とびっきり優しくて、とびっきり人懐っこくて、とびっきり明るくて、とびっきり人思いの彼女がこんなに早くに亡くなってしまうなんて、

神様なんてこの世には存在しないんだなってつくづく思います。

彼女がダメだったなら、だれでもダメでしょう。

 

 

今回もう4年も考え続けていた彼女の実家への訪問を果たすことができたけど、

 

じゃぁもう行かないのかな、それもさみしいし、また行こうかな

 

きっかけができたから。

 

でも彼女はなくなってしまって、私のことはもう分からないし、

 

私のすることすべて、私が私のためにしていることなんだと思う。

 

自己満足なんだろうかとか

 

でもご両親には、娘を思っている人が一人でも多くいてくれたって思ってもらえたと思うから、

 

それはきっといいことだろうって思う。

 

 

でも彼女のすばらしさはほんとに書ききれない。

 

誰にでも愛される明るくて優しくて人懐っこくてかわいくて

 

やっぱりなんで彼女だったんだろうっていのが本当に信じられない