● 『子育て四訓』
こんにちは。
新宿 四谷地区を中心に地域子育て支援をしている助産師の平尾です。
今日はちょっとだけ、マジメモード。
(いつもふざけているわけではありませんが^^;)
先日、「変化する関わり方」の記事でご紹介した言葉があります。
『子育て四訓』です。
記事ではうる覚えの言葉でご紹介してしまいましたが、詳しい文章を見つけました。
子育て四訓
一、乳児はしっかり肌を離すな
一、幼児は肌を離せ 手を離すな
一、少年は手を離せ 目を離すな
一、青年は目を離せ 心を離すな
「日本時事評論」保管庫によると、平成13年元旦号に掲載されたと言う事です。
出展は別ですが、作者は“市内の中学校長や市教委の委員長などを歴任した緒方甫さんが、長年の教育経験を基にまとめた、子育てに必要な4カ条”と、だそうです。
我が子や、身近に特別な問題がない状態でも、「なるほど」と、響く言葉です。
でも、「子育て四訓」が言われた背景には、校内暴力など、様々な問題行動が、もとになっているようです。
色々な問題が起きるきっかけに「親や社会に対する ‘甘え’ がある…」と、「日本時事評論」保管庫の解説にありました。
一般に私たちは、便利な道具に囲まれ、食べるに困らない生活に恵まれている現代。
知らずにその環境に甘えすぎている部分はあるのかもしれない・・・ドキッとしました。
育児でも、親の手間を省ける、便利な育児グッズが溢れています。
それを否定するわけではありませんが、そこに有難い気持ちがちゃんとあるかしら。
それは、本当に必要な「便利」なのかしら。
単純に「これを使った方が楽」だから、と、安易すぎていないかしら・・・
ただでさえ、大変に感じる事が多い、乳幼児の育児は、勿論、楽に出来る工夫はどんどんしていくと良いと思うのですが。
どこか矛盾しつつも・・・
育児から「手と心をかける」時間が抜け落ちないように・・・と、願います。
どんなに、工夫や努力をしても「100点満点の親になれた」と思える事は、一生ないのでは、と思います。
むしろ、「親として反省」する事、多々あります。
そんな時、その気持ちを何気なく吐き出せる場所や仲間があってほしい。
家族のサポートも大切ですが、身の回り、「地域に」育児仲間や、息抜きできる場所・・・見つけてほしいですね。
「子育ちサロン marukoの部屋」がそんな場所の一つになれますように。
また一つ、年を重ねた今日の記事。
お読みくださって有難うございました^^
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