久しぶりのブログになってしまって申し訳ありません。
今日はちょっと重いテーマかもしれませんし、
治療中の方、また調子が悪い方には、
ちょっとご気分の悪くなる話かもしれません。
でも、とても大切なことだと思うので、
ご一読頂ければ幸いです。
長文になってしまって申し訳ありません。
その後、ナンダコリャーと思ったら、
お怒りや反論のメールをください。
うつ病の方、そして心の状態が良くないな、
いつもの状態じゃないな、という方へ
私自身がそれを自覚したのは、長男出産後
25歳の時でした。
それから、今では本当に人数が思い出せないぐらい、
色んな人に相談して、
色んな病院に行って、
出かけられなくなったら、色んな電話相談に相談しました。
自分の考え方が悪い、甘えだと、
何とか工夫して打開しようとしました。
相談する方の中にも、しっかりせい！という方もいましたし、
病院に行けば、薬を飲めば落ち着くと薬を出されても
治ったのか治ってないのか、
いつ治るのか？元気になるのか？
先が見えない日々が続きました。
31歳で治癒（通院、薬、カウンセリングが終了）
今まで８年間再発はありません。
でも調子が悪くなってからすっきりするまで、
６年間かかってしまいました。
私の治療が、他の方にもすべてに通じるとは
思わないので、書きませんが・・・
きちんと力量のある専門家にかかったことが、
治癒に繋がったと思っています。
虫歯に例えます。
今、歯に違和感があったとします。
痛みもあるとします。
今、パッと思い浮かぶ歯医者さんに、
ヤブ医者と言われている歯医者さんも、
はやっていない歯医者さんも、
そして評判の良い歯医者さんもあるでしょう。
きっと、評判の良い歯医者さんに行くと思います。
そして、診察してもらい、やっぱりこの歯医者が
良いな、と思ったら、通院を続けると思います。
どうして虫歯になったんだろう？
どうして他の人より虫歯になりやすいんだろう？
同じものを食べていて、同じような生活してたのに？
・・・原因を考えても、仕方のないことがあります。
とにかく、治療に専念しましょう。
本当に虫歯がひどい状態で、
お風呂に入ると炎症が進むなら、
１～２日、お風呂を我慢しなくてはならないかも
しれません。
治療をした側で、ものをかめないかもしれません。
そりゃあ、毎日お風呂に入った方が良いし、
両方でまんべんなく噛んだ方が良いです。
でも、虫歯を早く治すため、仕方ないですよね。
一生片方の側でものを噛むなら問題ですが、
一時的なものです。
虫歯を気合いで治せ、という人がたまにいます。
また、虫歯になる人は、何か生活習慣がおかしい、
という人もいます。
でも、その人は虫歯になったことがない人です。
本当に、虫歯になったときには、
あまりの痛さに、
きっと歯医者さんに行かずにはいられないと思います。
その歯の違和感、痛みは、虫歯でしょうか？
①もしかしたら、歯の磨き過ぎか何かで、
知覚過敏になっているだけで、
ちょっと磨き方を工夫すれば、痛みはひくかもしれません。
②一時的な歯の成長に伴う痛みで、
様子を見ていれば、時間と共に痛みは引くのかもしれません。
③あごの骨まで影響がある、
とても大きな病気が潜んだ、歯の痛みかもしれません。
④歯やアゴに関わるガンで、放置すると
命を落とす、悪性腫瘍による痛みかもしれません。
⑤２～３回の治療ですぐに治る、歯の痛みかもしれません。
⑥ただの気のせいで、あなたが神経質なだけで、
構わず普通にものを噛んでいれば、
自然と痛みは忘れる、気にならなくなるのかもしれません。
⑦実は歯の痛みではなく、アゴの痛みであり、
アゴの治療で痛みが引くのかもしれません。
あなたは、歯医者に行かずに、①～⑦の判断ができますか？
また、あなたの周囲の方は、歯に関するプロの方ですか？
ど素人の判断、意見を参考にされますか？
話を、「虫歯」「虫歯のような歯の痛み」から、
「うつ病」「うつ状態」「心の元気のない状態」へ
戻します。
あなたの心の元気がないことについて、
ご自分自身の考えも含めて、「ど素人」の考えは、
当たっていることもありますが、当たっていないこともあります。
重篤なうつ病だった場合には、自殺も考えられますので、
上の虫歯で言えば、④の命に関わる状態です。
でも、たまに、そんな人へ、①や②や⑥のようなアドバイスを
してしまう人がいますし、
ご本人がそう思っていることがあります。
私自身は、お話を聞いた上で、
でも、私自身がど素人のために、
病院に一度受診されることをお勧めします。
そして、病院の先生のご指示を守り、
薬を飲むことが必要なら、まずは薬をしっかり
飲むことをお勧めします。
～カウンセリングについて～
私自身は、カウンセリングも通院と並行しており、
同じ治療機関で受けることができました。
私自身にとっては、カウンセリングはとても大きい
ものでした。
カウンセリングがなかったら、治癒には至らなかったと
思うほどです。
しかし、カウンセリングだけで回復する状態なのか、
病院での治療も必要な状態なのか、
それは、個々に違うと思います。
カウンセラーさんが、病院での治療の必要がある人を
しっかり病院に紹介してくれるなら別ですが、
最初から、カウンセリングオンリーにしてしまうのも、
とても危険だと思っています。
カウンセリングだけで大丈夫、と判断したのは、
誰でしょうか？
最近、
「病院へ行かずに治したい」
「薬以外の方法で治したい」
「病院で休養といわれたが、家事育児をしっかりやったまま治したい」
という方がいらっしゃいます。
私も、本当に当時はそう思ったので、
気持ちは少しばかりではありますが、わかるつもりです。
実際に、そうしました。
でも、実際に、そうした私の経験上、
やっぱり、本人も含めての「素人判断」は良くないと思います。
本人の「こうしたい」ということに反することを
しなくてはならないときがあります。
私は、大の歯医者嫌いです。
電動歯磨きを使い、フロスを使い、フッ素入りの歯磨き粉を使っても、
それでも、時々虫歯になります。
定期検診も、歯石を取るのも嫌です。治療はもっと嫌です。
でも、ほおっておいても治らないし悪化するだけなので、
仕方なく、病院に行っています。
でも、治療してしばらくすると、あの時ちゃんと治療して良かったなと
思います。
恥ずかしながら、ちょっとでも痛いと本泣きして治療にならないので、
虫歯が見つかったら、ほぼすべての治療に麻酔をしてもらっています。
削るときはもちろんですが、その後の仮のふたをするときも、
型を取るときも、銀歯を合わせるときも、すべて、麻酔です。
でも、その歯医者嫌いの性格を良く理解してくれているお医者様に
出会えてから、確実に歯の状態が良くなりました。
長くなって、しかもわかりにくい例えだったかもしれませんが、
私のように産後のうつが長引いてほしくないので・・・
書いてみました。