先日、2ヶ月の赤ちゃんの訪問の依頼があり、
お邪魔してきました。
メールでいただいた相談の内容は、下記の通りでした。
相談したいことは、身体の突っ張り感というか…
産まれた時に、身体の緊張が強い子だから、
丸くしてあげるように言われました。
寝るときはおひなまき、まん丸抱っこを心がけていますが、
最近まん丸になるのを嫌がって、
横抱きしてもピンピンされ、丸い寝床も嫌がって…(>_<)
縦だきも後ろに反り返ってしまいます。
首、背中が硬いです。
べびぃケアの本も読んで参考にしていますが、
ベクトルがあっていないのか?どうしたらいいのか…というのが現状です。
とのことでした。
赤ちゃんの様子は。。。
平らなお布団の上に寝かせられると、
左方向をよく見ていて、
頭は、向き癖で、左側がやや平ら。
赤ちゃんにとって頭上の方向にある、窓の方向をよく見ていて、
視線が合うまでに、少し時間がかかる。
抱っこして向き合えば視線は合う。
ママの声かけで、ママの顔を見るとニッコリ笑う。
引き起こし反射に、頭はついてこず、
頚は据わってない状態なのだが、
腹這いにさせると、頭はあがる。
背中から、全体を緊張させている。
丸く寝かせることを知っていたので、丸くなれるに布団に降ろしても、
反り返って、布団からはい上がっていってしまうという。
触れてみると首のあたりが、左右差があり、左側がやや硬め。
「べびぃケア」を実践!
足指・足首回し。
向き合って、視線を合わせる(注視)遊び。
首の所を指をあててゆるめる。
頭なでなで。
背中ナデナデ。
脇ゆるめ。
ぱちぱちトントン など
行いながら、やり方はママに説明しながら、
できるところはやってもらって。。。。
「丸々抱っこ」へ。
そんなに嫌がることもなく、抱っこさせくれて、
ママへバトンタッチ。
いろいろ勉強されて、実践されていたママだけあって、
上手に抱っこされますし、
説明の飲み込みが早い!!!
ママは、気にされてご相談くださいましたが、
思った程、赤ちゃんの緊張は強くなく、
スンナリ抱っこさせてくれました。
生まれた時、へその緒を首に巻いていたとこのことで、
お腹の中でも、緊張した姿勢だっったのかもしれません。
が、それ以上にヒドくならずに過ごされてきたのは、
ママの努力の賜・母の愛ですね
.
赤ちゃんは、ママと視線を合わせる遊びをしている内に、スヤスヤスヤ・・・・
お布団に、丸くなれるベッドをつくって降ろしてお雛巻きを。
「メッシュおくるみ」も「マイピローネオ」も、お持ちだったので、スンナリお雛巻き完了!
ママも、手慣れたものp(^-^)q
「こんな丸くなってなかったです~」とのこと。
小さくなればいいってもんじゃないですが、
赤ちゃんが気持ちよさそうな抱っこや寝かせ方を探してあげて
お雛巻きで、気持ちよくネンネしている間に、
スリングも練習♪
上手にかぶせてあげてました!
「スリング」は「入れる」というより「布をかぶせる」イメージです!
お雛巻きやスリングでぐっすり寝たあと、
ほどいてみると、
真上の方を見たり、反り返ったりはなく、
ママも、笑顔いっぱいになってました!ヾ(@°▽°@)ノ
反り返りが強くて、
いろいろ心配で、ネット検索とかしてしまうと、
どこ見ても、障害がある見たいに書いてあって。。。
不安を募らせていたそうです。
とっても、不安だったんですね。
また、このあとの授乳にも、変化が!
「いつも、空気をよく飲むみたいで、ゲップがでなくてよく吐く時がよくある」
と言われていたのですが、
このときの授乳は、空気を飲む様子もなく、上手に飲めていました。
身体が緩んで、おっぱいをくわえやすくなったみたいだね(^_-)-☆
左向き癖があったのですが、
右側へスムーズに視線を向けてくれました!
その後も、降ろした時に反り返って泣くことがあると、追って相談があったのですが、
べびぃケアについて、繰り返し行っていくことをお伝えしたところ、
「身体が緩めば丸くなれるんだから、ひたすらケアを実践ですね(^-^)
視線合わせ遊び、足指足首回し、
たくさんやってあげたいと思います
具体的にアドバイス頂けて、嬉しいです(*^^*)
これからも赤ちゃんの笑顔をたくさん見れるように、
お世話していきたい
と改めて感じました(*^^*) 」
ママ自身が赤ちゃんのためにできることがある。
ママ自身が自信を持って、赤ちゃんのお世話をしたり、
遊びを一緒に楽しんで行けたら、
赤ちゃんの発育・発達を、
もっと楽しみながら見守って行けるんじゃないかな~と思っている松なのでした。
「べびぃケア」について、関心のある方、赤ちゃんの身体が気になる方、
なんとなくどうしていいか分からない、と不安なママ、
ご参加ください!
「べびぃケア」の詳細は、
書籍「おなかにいるときからのべびぃケア」に掲載されています!
私も学ばせていただいてるお師匠さん達の共著です!