夏のお楽しみ会 | ママRing メンバーのおしゃべり♪

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主婦であり母であるメンバーの、ごく普通な日常をお伝えします。

こんにちは、ともこです。ニコニコ

職場の「夏のお楽しみ会」が、ようやく全部終わりました~。

今年は、某女子大学名誉教授を講師に迎えて、共同造形を行いました♪

こだわりや、人に合わせるのが苦手な発達障害の子どもたちにとって、共同造形はハードルが

高いのですが、最初は一人でクレヨン画を描き、それを切り取って模造紙の大きな木に貼り付けて

全員で仕上げていくという工程を踏むことで、うまくいくことができました!

 

クレヨン画のテーマは、「夏」。事前に保護者の方にメールして、「夏といえば何かな?」を一人ずつに聞いて、その絵を描くのでお子さんと一緒に考えてみてくださいとお伝えしておいたので、ほとんどの子が「ひまわり!」「セミ!」など、考えてきてくれたものを発表してくれたのですが、中には答えられない子もちらほら。。。

でも、お友達が「スイカ!」というのを聞いて「スイカ!お家にあるよ!」と反応して、スイカを描き始めるお子さんもいました。

 

「夏といえば、海!」「花火!」と、元気よく答えてくれたものの、いざクレヨンで描くとなると、「オレ、新幹線描きたいー」「僕、ポケモンがいいー」と、全く夏とは関係ないものを描きたがるお子さんもいました。講師の方はそんな気持ちも大切にしてくださり、「いいよ、いいよ、夏でも新幹線走ってるもんね!ポケモン、夏でも活躍しているもんね」とニコニコしながら言って、自由に描かせてくれました。

 

自分の描いたものをハサミで切り取り、大きな模造紙の木に貼り付けていきます。新幹線がぶら下がっていたり、ポケモンが枝に乗っていたり、ブラックホールが木のてっぺんに乗っていたり、なんとも賑やかな面白い木ができあがりました。

 

ここからは共同作業です。青と黄色のフィンガーペイントを2つだけパレットに出して、「皆で一緒に

塗ろうね」と筆を渡しました。最初は躊躇していた子どもたちでしたが、1人が「青をたくさん塗って

夜の木にしよう!」というと、何人かがそれを真似して塗り始めました。黄色と青を混ぜて、色の変化を楽しむ子もいました。中には、勢い余って、人の描いた絵を塗りつぶしてしまう子もいましたが、「ごめんね」と謝ることもできました。

 

こうして完成した大きな木を見て、子どもたちも満足そうでした。「楽しかった~」「またやりたい」と

いう声がたくさん聞こえてきました。

 

最後に講師の方が保護者の方達に「子どもの絵は間違ってていても絶対にいじらないでください。

たとえ、人間の足が5本あっても、リンゴの色が紫であっても、間違っていると言って、書き直させたりしてはいけません。自由に想像させてあげてください。自由に創作させてあげてください。面白いね、

素敵だねといって一緒に楽しんでください」とおっしゃっていたのが印象的でした。

 

私も小さい時に、そうやって言ってくれる人がいたら、もしかしたら絵を描くことが好きになっていたのかなーと思いました。ニコ合格