4人目妊娠発覚エピソード
前回のお話はこちら→★
泣きながら不安を口にする私に
旦那はこう言った。
「つわりや出産はどうやっても
代わってあげられないけど、
その他の事は俺がする。
だから頑張っていこう!」
その言葉はとっても嬉しかったけど
不安が消える訳ではなかった。
こんな余裕のない状況で妊娠したのだから
出生前診断だけはしておかないと。
それが義務だと。
そして心拍が確認されると思われる頃
やっと産婦人科へ行った。
渡された問診票に
回答していく‥
「今日はどうされましたか?」
妊娠の疑いに〇を付けた。
「妊娠の場合、出産を希望されますか?」
ドキドキしながら
「分からない」に〇を付けた。
妊娠しているのに産むかどうか分からない
自分の状況を改めて文字にすると
感じたものすごい罪悪感。
産婦人科のスタッフやドクターは
「なんて無責任なやつなんだ」と
思うだろうな…
そう思うと
スタッフの顔もまともに見られなかった。
そしていざ診察。
ドクターは一言。
「もう心臓が動いているのが確認できます」
内診で映し出された豆粒みたいな赤ちゃん。
ピコピコ心臓も動いているのが確認できた。
…と思ったら一瞬で画面が真っ黒に。
ものの数秒で内診が終了。
経験した事が無いほどの速さで
終わった内診。
前回の妊娠の時でもそこにお世話になっていたけど
そんな事は今までなかったのに。
その後看護師さんから言われたこと。
「もし中絶するのであれば
来週までに連絡して手術の予約をして下さい。」
その時に初めて気づいた。
なぜ内診があんなに早かったのか。
問診票に「産むかどうか分からない」
と書いていたからだ・・・!
中絶を考えている(かもしれない)私が
辛くならないように
あまり赤ちゃんの姿を見せないようにしていたんだ…