そして何もなくなった | 幸せな家庭の作り方〜Happy Family〜

幸せな家庭の作り方〜Happy Family〜

東京下町で暮らす5人の子沢山ママです。結婚27年目。
長男25歳(社会人・一人暮らし)長女15歳・次男14歳・三男9歳・四男6歳。
非常勤保育士として働きながら、オリジナル家計簿を販売中。

こんにちは!


昨日は私の更年期の話に、コメントやLINEをありがとうございました!


私だけじゃないんだーって、すごく心強かったですキラキラ


可愛いお菓子をいただきましたヒヨコ



今朝お弁当を作っていて、もう土曜日は力尽きて、簡単なオムライス弁当にしたんですけど…


「おかずもいる?(冷凍)唐揚げか何か入れようか?」と言ったら、無言の次男。


でも、どうやらわずかに首を横に振っていたようで


「ねぇ、どっちなの?聞こえないよ」


と言ったら


「声に出してない、首振ってる!」


って言われてアセアセ


次男のポジションはキャッチャーなんですけど、そんなわずかな首の角度で判断しろって…


「ママにサイン出されてもわからないんだけど!」


「ママ野球部じゃないし!!」


って言いながら、面白くなって久しぶりにゲラゲラ笑いました笑い


おかげでちょっと気分が上がりましたよラブラブ


そういえば娘もサイン出してたな…


ピッチャーとキャッチャーみたいに、サインで意思疎通できるようになったら面白いかも爆笑



↑残ったオムライス弁当は四男の朝食に





さて、タイトルの話です。




私、このままじゃこの先不安だ!


子ども育てながら、仕事を続けられるだろうか?


最初にそう思ったのは、長男の育休中。


そして話を聞いたのは、当時あまりなかった「さまざまな女性の働き方」みたいなムック本に載っていた、化粧品の販売をしていた女性。


ママ友がその方から化粧品を卸してもらって販売していた関係で、サンプルをいただきました。


私も産後に肌がカサカサだったのだけど、その化粧水が気に入って現品も買って、すごく落ち着いたので興味を持ったんです。


でも、最初に一式70万円くらいかけて仕入れをしないといけないとのことびっくり


「売れなかったら自分で使えば(無駄にならならくて)いいわよね」

 

と言われて

 

「え、最初から売れない前提?」


その言葉に違和感を持って、そのままその道に足を踏み入れることはありませんでした。




余談だけど、その頃ディズニーシーを建築中。


オリエンタルランドの株を買っておいたら絶対上がると言われたけど、その資金もなかった無気力


20代の育休中…




それから10年後、また、三男の育休中にムクムクと…


これからへの不安感がやってきました。




まだアメブロ読者だった頃。


ブログから知った、アドラー心理学をベースにしたELMという講座を受けたんです。


その講座では、自分について知ったり、振り返る時間を持つことで、同じ日常の見え方が変わるということを体験しました。


そのときは、義母に子どもたちを預けていたのだけど


(正確には夫に預けて、夫が子どもたちを連れて義母のところに行くという、あるあるですね)


「まゆみさんは、何かの宗教にはまっちゃったんじゃないか?」


と心配されましたアセアセ


もう15年くらい前なので、アドラー心理学も、自己肯定感という言葉も、今ほど一般的じゃなかった。


(ちなみに今は、高校の「公共」という科目の教科書にアドラー心理学が載っていたということで、娘が面白かったと教えてくれました。)





その時私、39歳だったんですけど、このELMが講座を受ける始まりで、それから13年間、学び続けてきました。


退職してから、心理を学びたくて通信制大学に編入。


大学と並行して、毎日授業があるカウンセリングのスクールにも通いました。


その学びのおかげで通学証明をもらえて、仕事を辞めても学生として保育園を続けられたんです。これは本当に助かったー!





30代後半になり、今で言う「パワーカップル」みたいに稼いだときもあったので(一時期だけね)


それなりに自分のお金を持てていて、興味を持った学びにはけっこう自由に使いました。




何十万と払うような講座を受け続けたりもして、色んなことを学び続けてきました。


相変わらず「新興宗教?」「あやしくない?」と思われるようなこともあったけれど


奇異な目で見られることよりも、知らなかったことを知るのが楽しかったなー


あと、生活圏では出会えない、色々な人と知り合えるのも楽しかった気づき


20代の長男の育休のときは、70万円なんてとても用意できないと思ったのにね〜


今思ったら、確かに化粧品の方がムダにならなかったかも?という…真顔ガーン




ここ数年は、HSP沼をさまよっていて(それに関しては沼っていたのでほぼ発信していない)


HSPの中でも更に少ないHSS型という、社会的にかなりのマイノリティーであることを自覚できました。


でも、それはそれで、今までの生きづらさや、理解されないと感じていたことの理由がわかってよかったなーという着地点が見つかり。


無事、地上に上がって来ましたにっこり飛び出すハート






そんなこんなで、紆余曲折を経て、13年かけて、お金もたくさん払って、時間もかけて、学びたいことを学びつくした今…




学んでいるものが、何もなくなりました!!




昨年、父が亡くなる前は、本をむさぼるように読んでいたんです。


父がいないくなるのが怖くて、何か心の拠り所になる言葉を探していたんですね。




7月に父が亡くなって、悲しかったけれど、得体の知れない恐怖感も一段落。


今は本を読むのもちょっとお休みしたいなーと思い、最近は新しい本も買っていないの。


未読の本が積まれているのも、何かに追い立てられるように感じてしまい、今はひと休みしたいな…と。


でも、子どもには毎日読み聞かせをしているので、新しいお話に出会うことはあってそれは楽しんでいます。





今は「今日は何しようかなー?」という、何の予定もない時間が欲しいです。



予定がない時間があるって、私にとっては、すごく贅沢なこと!


何をしてもいい時間があることが、とてもうれしく、心踊ります♪




体力向上効果を感じたのにチョコザップをお休みしているのも、何の制限もない「自由な時間」が欲しいからだったのかも?


(無自覚だったけど、今気づいた!)


チョコザップは毎月定額を払う、いわゆるサブスクシステム。


サブスクって「使わないともったいない」という意識が常に頭のどこかにあって


「やらなきゃ、行かなきゃ!」


っていう焦りが常にある状態で。


それも一掃したかったんですよね。





ただ、保育士として、最新情報をアップデートしていくことは気をつけているかな。


(離乳食のこととか、アレルギー対応とか、子どもの写真の撮り方とか、色々ね、年々細かくなっていくので)


非常勤勤務している保育園の方でも、制度が変わった時などに研修資料をいただけるので、そのあたりは助かっています。


でも、それ以上のスキルアップは自分に求めていないです。




しばらくは、今まで自分の中に蓄積してきた「貯金」を使って、生きていけるんじゃないかと


何にもしばられず、自由に生きていきたい…にっこり



公務員をやめて、あれだけお金をかけて、時間をかけて、エネルギーを使って…


求めていたものは「何にもしばられない時間」


だったなんてね!


ミヒャエル・エンデの『モモ』書いてありそうだわ