生殖するためだけに生きてる | ダイエットも任せて!家族も一緒にセルフケア

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リバウンドなし、食事制限なし、運動なしの40代からできるダイエット&セルフケア法「チクティビティ」。
アラビア語好きアラブ好きのインストラクターがお送りします◎

とにかく明るい性教育【パンツの教室】

シニアインストラクター

まるおかよ です。

 

 

この間、

うちの庭のジューンベリーに

ミノムシの蓑を見つけたのです。

 

 

 

でも、

ただぶら下がっているのではなくて、

細い枝を伝って移動していたので、

中身は幼虫だったのかな?

 

 

 

翌日か翌々日に

同じところを見たら、

もういなかったのです。

 

 

 

虫嫌いな人もいるでしょうけど、

今日は、ミノムシ、ミノガのお話。

 

 

ミノムシは、ミノガという蛾の、

幼虫だったり、

さなぎだったり、

成虫だったりします。

 

 

 

メスがずーっと

蓑をかぶったままだということを

私は長男(当時小3)から

初めて聞いたのでした。

 

 

 

ミノガにもいろんな種類があって、

メスに羽があるのや

脚があるのもあるんですが、

 

 

 

一番多くみられるオオミノガを

紹介させてください。

 

 

 

これはね、

もうほんとに考えさせられる、

イキモノなのです。

 

 

 

だって、生まれてから

一旦蓑をまとってしまうと、

メスはずっと蓑の中

さなぎも蓑の中。

 

 

 

オスは成虫になるときに

蓑から出て羽化しますが

 

 

 

メスは 

成虫になってもずんぐりむっくり、

蓑の中。

 

 

 

足もなく、目も形があるだけで

実際は見えず、

交尾も、

羽をもつオスが飛んでやってきて、

蓑の中にお腹を押し込んでくるので、

蓑の中で交尾は完了

 

 

 

交尾の後、メスは

蓑の中に卵を詰めるように

産んでいきます。

 

 

 

メスの体のほとんどが

卵で占められているので、

全部生んでしまうと、

体は1/4サイズに縮んで、

蓑の出口に体でふたをするんです。

 

 

 

そして、卵がかえる頃に

死んでしまうんだとか。

 

 

 

生まれた幼虫は、

風に乗ってあちこちへ飛んでいき、

そこで蓑の材料を得て

蓑の中に入るんですって。

 

 

 

ほんとうに、

生殖するためだけの、

メス。

 

 

 

同じメスとして、

なんだかとっても

悲しい気持ちになりました。

 



 

でも、オオミノガは、

これが一番子孫を残していける!と、

こんなふうに進化してきたのです。

 



 

すべては、

次の世代へ子供をのこしていくため。

 

 

 

生き物って、やっぱりすごい。

おかあさんって、すごい。

 



 

(でも、ミノムシって最近

寄生されて

死んじゃうことが多いんですって。
これまた悲しい)

 

 

 

今日はまた、

同じジューンベリーの木に

蓑を見つけたので、

そんなお話をしてみました。

 

 

 

またね。

 

 

まるかでした。