昨日 [to blow money] というタイトルで書いた。

引用した英文の出典の中に、こんな英文もあった:

 You've just given a terminal that you are unfamiliar with access to your bank account with a pin.

 (それは、馴染のない端末にPINコードを入力して、あなたの銀行口座にアクセスするということになります

海外に旅行して、支払いをデビット・カードで支払うのはどうだろう、ということについての部分にあった英文。

初め、ピンを使って何をするんだ? 金庫破りでもあるまいし、と思ってしまった。

その pin は "personal identification number (個人識別番号)" の略だった。

PIN と表記されていたら、あるいは理解できていたかもしれないのに ・・・

記事によると、異国でデビット・カードを使うのは避けた方がいいとのこと。


◎ 引用した英文の出典 (USA Today, 2024-07-09)
  Don’t waste your money while traveling internationally. How to save when going abroad.
  → https://www.usatoday.com/story/travel/2024/07/09/international-travel-foreign-currency-cash-credit/74267428007/



PIN とパスワードの違いは、まぎらわしい。

銀行のキャッシュ・カードで ATM から現金を引き出す時に入力するあれは、パスワードではなくて PIN である。

PIN は、たとえばカードに暗唱番号のデータが入っていて、入力した番号と一致すれば、本人(そのカードの所有者)がアクセスしたとみなされる。

パスワードの方は、入力したデータはネットを通してサーバーに送られ、そこで認証が行われるという違いがあるそうだ (→ IT Media News [PINとパスワードは何が違う?])。

私がパソコンを立ち上げる時に入力してるのは PIN で、そのデータはパソコンそのものに保管されていて、他人は起動させても中身にはアクセスできない。