「先立たれた」 という表現をネットの和英で調べると、weblio辞書 [息子に先立たれる] というのがあって、
survive [outlive] one's son
と出ている。
たしかに survive という語には 「生き延びる」 という意味があるから、たとえば
He survived his wife.
で、「彼は妻よりも長生きした」 つまり 「妻に先立たれた」 という意味にはなる。
John Grisham: The Summons の第8章に
He was preceded in deaath by his wife, Margaret.
という文があった。
これも 「妻に先立たれていた」 という意味の文で、precede (先行する) という語が、いかにも 「先立たれた (be preceded in death)」 という日本語と合う気がする。
こういう表現は縁起でもないかもしれないが、見れば (聞けば) 分かるというくらいの知識はあっても悪くはないと思う。
その Grisham の小説のもっと前の第3章には、こんな文もあった。
He sounded very sick, Forrest, I don't think he'll be around much longer.
「親父はすごく具合が悪そうな感じだった。長くはないと思うぜ」 という文。
sounded とあるのは、電話で話した声の感じからそう思ったということだ。
Forrest は話し手の弟の名前で、弟と電話で話しているのである。
be around は 「元気でいる」 みたいなことを表す。
survive [outlive] one's son
と出ている。
たしかに survive という語には 「生き延びる」 という意味があるから、たとえば
He survived his wife.
で、「彼は妻よりも長生きした」 つまり 「妻に先立たれた」 という意味にはなる。
John Grisham: The Summons の第8章に
He was preceded in deaath by his wife, Margaret.
という文があった。
これも 「妻に先立たれていた」 という意味の文で、precede (先行する) という語が、いかにも 「先立たれた (be preceded in death)」 という日本語と合う気がする。
こういう表現は縁起でもないかもしれないが、見れば (聞けば) 分かるというくらいの知識はあっても悪くはないと思う。
その Grisham の小説のもっと前の第3章には、こんな文もあった。
He sounded very sick, Forrest, I don't think he'll be around much longer.
「親父はすごく具合が悪そうな感じだった。長くはないと思うぜ」 という文。
sounded とあるのは、電話で話した声の感じからそう思ったということだ。
Forrest は話し手の弟の名前で、弟と電話で話しているのである。
be around は 「元気でいる」 みたいなことを表す。
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