個人事業主の心の「中の声」 | 花鳥風月晴耕雨読~めざせアーリーリタイア、めざせ好々爺~

花鳥風月晴耕雨読~めざせアーリーリタイア、めざせ好々爺~

旧タイトル「34歳、無職です。」
→「東証一部上場企業の製品設計が最低賃金の警備員になった件」

50代で早期退職して、花鳥風月を
愛でて、晴耕雨読な余生を満喫する
事をめざすブログ。

インボイスのお話。

今日も時事ネタです。


インボイスとやらが正式に採用される
らしい、くらいの認識でしたが、よい
読み物資料を見つけたので、ご紹介。


お金の学園
~学級委員・よゐこ有野晋哉~
今さら聞けない
「インボイス制度」入門(1)
https://media.moneyforward.com/articles/8896


本コラム、インボイス調査の中で発見
したものなのですが。

どうやら有野さん、結構前からこんな
お金に関わるプロと対話を行う形式の
連載を持っているようで。


連載一覧
https://media.moneyforward.com/series/110


あとで他のも読んでみようかしら。

概要まとめますが、読み物として面白
そうなので、本文を読む事をおすすめ
するのです。


概要…のまえに基礎知識の勉強。

本問題を理解するために必須の知識と
して「仕入税額控除制度」というもの
があります。

詳しく言うと

「課税売上高1000万円以下の事業者に
対する消費税の仕入税額控除制度」と
言ったところでしょうか。


順番を追ってお勉強します。


まず、事業を行う人は「仕入れ」を
しますね。

何かしら、材料なり商品なり備品なり
買わなきゃ商売はできませんからね。

その商品を買ったら、今は10%の
消費税を買ったとこに支払います。

8000円で買ったら、消費税800円。
合計8800円支払うことになりますね。





で、それを販売して利益を得る事業を
するとしたら。

8000円よりなんぼか付加価値をつけて
売る事になります。

10000円としましょうか。
なら、消費税1000円を受け取ることに
なります。





ここで小売店に対する消費税を見ると
仕入時の800円と販売時の1000円の2つ
あります。

どっちも国に持っていかれたりしたら
やってられんわ!

となるのです。





ただ、国もそこまで鬼ではなく。

国へ納める消費税は、支払いの総額が
販売時の消費税となるだけでいい…

つまり、仕入時の消費税分、売上時の
消費税から差引き…控除される制度を
用意してくれたのです。

今回の例で言うと、販売時の税1000円
仕入時の税800円ですから、200円だけ
国に納めればよいのです。





これが仕入税額控除制度です。

ここまでの引用元はこちら。


【徹底解説】
10月からスタート「インボイス制度」
導入で何が変わる?
税務署で聞いてみた
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/387441?page=2


で、この制度は課税売上高が1000万円
以下の事業者には何もしなくても適用
されていたみたいなんですね。

これは国税庁のサイトで情報があった
のでした。


No.6501 納税義務の免除
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shohi/6501.htm#:~:text=%E6%B6%88%E8%B2%BB%E7%A8%8E%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%80%81%E3%81%9D%E3%81%AE%E8%AA%B2%E7%A8%8E,%E5%85%8D%E9%99%A4%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%88%E6%B3%A8%EF%BC%89%E3%80%82


 消費税では、その課税期間の基準
 期間における課税売上高が1,000万
 円以下の事業者は、その課税期間に
 おける課税資産の譲渡等について、
 納税義務が免除されます


ですって。

で、この「控除」を受けるためには、
「インボイス」発行が必須となるのが
2023年10月からなんだそうです。

もうすぐだわね。


その「インボイス」の発行が、上述の
納税を免除されてる事業者はできない
んですって。

売上1000万以下のところですね。


ただ売上1000万でも「課税事業者」に
なることは出来るようなのです。

自分から「税はらいます!」て言って
税はらえばインボイス発行できるわけ
ですね。


つまり、前述の例で言うと、卸売店が
インボイスを発行しないと、小売店は
卸売店への800円,消費者からの1000円
両方を支払う事になってしまいます。

 

 



だから、卸売店は消費税を支払って、
インボイスを発行する必要があったん
ですね。





結局のところ、いままで「控除」され
支払わずによかった消費税を卸売店か
小売店かどっちで払うか、って問題と
見て良さそうなのです。

国が意地でもインボイス制度を導入
させたい理由は税収アップなのです。

というか、そもそも2019年からの免除
ありの期間を「目減り」と見ている様
なのです。

それは2018年の頃から言われている事
のようなのです。


軽減税率どこで穴埋め
「インボイス効果」見込む財務省
https://www.asahi.com/articles/ASLBW5GBLLBWULFA006.html


ここでインボイスとはどんな書式か、
例を見つけたのでご紹介。





インボイス制度対応の適格請求書
サンプル・領収書テンプレート
https://www.keihi.com/column/25904/


販売した商品と、その税率が書いてる
請求書ですね。

税率。

もう生活してて意識する事がなかった
税率の話が出てくるのです。

日本では食糧など生活必需品は8%、
他の嗜好品などは10%の軽減税率の
制度が2019年にできました。


ちょっと余談。

今でこそ警備のおじさんですが、当時
私はとある会社で調達事務に従事して
いたのです。

お金や請求の処理はもう嫌になるほど
やっていたのでした。

そんな中での軽減税率制度。
面倒な思いをした記憶があります。


例えば、食品添加物で、食品としても
工業用としても使えるものがあったり
用途や目的で税率が変わる事があった
のです。


食品添加物は軽減税率対象か?
苛性ソーダは?
https://london3.jp/2019/03/tenkabutu/


余談おわり。


そうでなくても、イートインで食べる
のとテイクアウトで税率が変わったり
するようになりました。

いくらの税率で売っていくら消費税を
得たのか、明確にしておく必要がある
時代になったのです。


さ、ここまでが事前知識…というか、
ほぼ私の調べたインボイスの全てなの
ですが。

繰り返しになる部分もありますが、
ここでようやく有野さんのインボイス
連載の概要をご紹介なのです。


・インボイス制度は1988年に消費税を
 導入した時に話はでていたが、面倒
 という点から中小事業者から反対の
 声があった

・結果、消費税はやるがインボイスは
 免税事業者を設けることとして延期
 となった。これにより課税事業者と
 免税事業者で税額の差が生じている
(これを「税の取りこぼし」と呼ぶ)

・2019年の軽減税率導入を理由にイン
 ボイス導入が発表されていた
 当初は2023年3月からとしていたが
 混乱が生じたため10月からへ延期と
 なっていた

・インボイス制度開始以降、適用した
 領収書でなければ、経費として認め
 られない等の影響が出る可能性あり

・また、インボイスに対応してないと
 仕入税額控除ができないため取引先
 から圧力をかけられる可能性がある
(対応or減額or取引停止?)

・インボイスは適格請求書とも言い、
 納品業者のインボイス登録番号、
 税率、消費税額などが記載された
 請求書のこと

・これまでは年間売上1000万円以下の
 事業者は消費税支払いが免除だった
 これを仕入税額控除といい、これは
 仕入の際に消費税を支払っている、
「課税された仕入」である事が要件

・ただ、この方法だと、免税事業者の
 利益が増えるだけで消費税と納税の
 額が一致しなくなる

・インボイスは「課税された仕入」の
 証明となるため取引先は仕入業者に
 対してインボイスの発行事業者に
 登録して欲しいと考えるだろう

・君らの分の消費税を支払う事になる
 からインボイス登録してくれ、まで
 言われずとも、他社の登録を匂わす
 など圧力が想定される

・フリーや個人事業主が大手へ納入を
 する際など、登録しないと取引停止
 となるなど、力関係が影響する事が
 想定される
 逆に替えの効かない仕入先が対応を
 拒否した場合、納入先は消費税負担
 増となるため利益に影響が出る事が
 想定される


こんなものだろう。
長かったわね。

とりあえず、今のところの連載2回目
まではそんなお話のようでした。


これを受けての個人の感想。


念のための前提のお話。

今回インボイス導入で影響の大きいと
思われる、

・イラストレーター、プログラマー、
 声優等ホビー関係の従事者

・ウェブデザイナーやコラムニスト等
 個人で活動するフリーランス

・工場、飲食屋、商店等小さい店舗を
 経営する個人事業主

を一緒くたに話しております。

個人が想像や感想で話してるだけです
ので、そのへんてきとうです。

予めご了承ください。


私が個人事業主ではないため、苦労を
知らないという事もあるのですが。

また、多くの資料が税理士さんなどの
税を管理する側の方の見方であるため
と言うのもあるのですが。

単純に

「今までが優遇されてた」
「大手はずっと支払ってた」
「前からやるって決まってた」

なら、今ブーブー言っても仕方が無い
ように感じます。


切羽つまってからどうにかしてと言う
より、どうにかしてと言う暇があるの
なら、どうやって適用するか調べたり
進めたりした方が建設的なのです。

私が政治の側の人間なら、そう思うの
です。


もちろん増税がいいとは言いませんし
税金が少ないに越したことないですし
取られた税金分に世の中良くなってる
とはイマイチ感じられんよね、とか、
言いたい所はあるのです。

そもそも消費税自体、消費者にとって
目に見えるダメージなのです。

それがドンドンと率が上がっていて、
でも景気も給料も上がらずで。

年金支給の減額、医療費UP、光熱費の
上昇と、家計や将来への不安は据置き
なのに、消費税まで上がるなら、当然
消費を抑える事を考えるのです。

取られる額を減らすため、買い控えに
走ることとなるのです。

買い控えられた業種は更に苦しくなる
のです。

そこで更に追い打ちになるような控除
終了はたまったものではありません。


しかし、それはそれ。

酒税やタバコ税など、取れそうな所を
増税するのは今までもやられてきたの
です。

適応していくしかないのです。

続けたかったら払うしかないのです。
やりくりするしかないのです。
ダメだったらやめる事も視野に入れて
考えざるを得ないのです。


「今までが優遇、納税に差があった」
「皆が本来の納税をするための制度」

と言われれば、まあ、そう見えなくも
ないのです。

と考えれば、それで廃業となるような
状態は、そもそもやっていけていない
と言えるのではないでしょうか。


優遇され免除され、それでギリギリで
本来の支払いをしたら廃業。

それはもうお金もうけ、生業、稼業、
事業として体を成してないって事なの
ですよ。

趣味、道楽、同人、副業としてやって
薄給でも定収入のある本業に就いたら
いいのです。


どこかでみた記憶のお話。

サビ残やみなし残業はNG、きちんと
残業代支払いなさいと言われた会社が
「そんなことしたら潰れちゃうよ」と
言ったのに対して。

どこかのだれかが
「それもう潰れてるんだよ」
みたくツッコミを入れていたのです。


その通りなのです。

今まで支払わなかった分のお金を本来
通り支払ったらやっていけなくなるっ
てのは、そもそも今もやっていけては
いないのです。

やっていけてるとは言わないのです。

自分が負うべきシワをどこかの誰かに
被ってもらっているだけなのです。


インボイス制度を導入したら個人事業
主がどんどん廃業してしまうッス

そいつら元から事業できてないんだよ





ここ10年くらい、フリーランス的な
アマチュア的な立場で稼いでいそうな
方を多く見かける気がします。

ネットやスマホやPCスペック向上で
一個人で出来る事のクオリティが高く
なったというのもあるでしょう。

会社の方針や規制に縛られると個人の
アイデアや営業戦略が活かせないため
フリーを目指した方もいるでしょう。

ただ、その分トラブルの増加に繋がる
事例が多くあるように感じます。


まず、対応力の弱さ。

大企業であれば今回のような事態には
会計さんとかの専門部署で対応して、
不必要に揉めたりする事なく済むかと
思われます。

現に「中小は対応しきれない」という
言い訳も聞こえてくるわけですし。

個人事業主ならなおのこと。
仕事をして経営も管理も会計もして…
は大変です。


また、態度の悪さ。

小さな店の店主なんかは横柄な態度に
なりがちです。

SNSなどで客の事を侮辱したり、
接客・サービス業の側とは思えない、
勝手な持論を言って炎上したり。


話題の「夢を語れ 埼玉店」
まさかの今日で閉店へ 本部が怒り
「店主には屋号を外させる」処分
http://blog.livedoor.jp/gunbird/archives/10637014.html


「株主にでもなったつもりか?」
背脂有料への苦情にブチ切れた人気
ラーメン店主の“不遜態度”に批判
続出…Google口コミも大荒れ
https://news.goo.ne.jp/article/jisin/nation/jisin-https_jisin.jp_p_2239675.html


個人のラーメン屋に対しては私も一つ
思うところがあります。

余談。

数年前、家族と
「中々食べに行かないような所で食事
してみよう」
と計画したことがあり、色々なお店を
探して入ってみた事があったのです。

その中で、とあるラーメン屋に入った
のですが。

3人ずらりと並んで入った訳ではなく
またジジババと中年の3人がセットと
分かりづらいかと思い、
「3名です」
と店主に話しかけたら…

…なんだっけ?
忘れたけど。

「見りゃわかるし」だか
「人数きいてねえけど」だか言われた
記憶があるのです。

母親もそれからずっと
「あの店感じ悪い所だったね」
と言っています。

チェーン店の学生バイトのマニュアル
対応の方がずっとマシなのです。

ラーメンは美味かった記憶です。

ま、どこのラーメンも大体美味いので
今後一生わざわざそこに行くことなど
ありませんけどね。

余談おわり。


大した事ではありませんがその大した
事でない事まで企業だったらきちんと
教育されるはずなのです。

また、企業であれば上司がそばにいて
そんな適当な応対をしたなら何らかの
注意や管理がされるであろうはずなの
です。


ま、企業に居ても自閉症傾向みたいな
接客に向かない輩はいますが、そんな
輩は他の人間から白い目で見られるの
です。

マニュアルやルールに適応できない、
我の強い社会不適合者は、悪い方向で
目立つのです。


ちょっと余談。

ここだけの話ですが、ウチの自閉症の
問題児君、本人の横柄な態度が原因で
別施設で利用者とトラブルを起こして
出禁になって私のいる施設に移されて
きたのですが。

ついにウチでも同じようなトラブルを
起こしたのです。

利用者が施設所有者トップに
「あの警備の態度は何だ!」
と怒鳴り込んできたのです。


そのせいで我が社の上司が
「こんな事があったから指導してね」
と注意を受ける事となったのです。

全体への指導として名前をぼかして、
「こういう事があったよ」
と社内で説明をしたら、
「◯◯さんじゃないすか?」
と、自分に覚えはない事をアピール。

出勤日や時間、利用者の言い方から、
問題児君、あなたの事だよと言ったら
「いちいち言う奴がおかしいっす」
「そいつの態度は完璧なんすか?」
と、逆ギレしていたのです。


もうホントどうしようもない人間って
いるものでして。
おじさん楽しくなるのです。

こんなのでもクビにならないのなら、
私のちょっとしたミスなんか気に病む
必要なんかないと思えるのです。

こんなのでも給料もらっていいなら、
私は堂々と生きていていいと思えるの
です。

こんなのでもやっていけてるのなら、
私みたいなのがリーダーになったって
恥ずかしくないと思えるのです。

勇気と元気と希望を与えてくださるの
です。

余談おわり。


企業で指導しても社会不適合は簡単に
改善はされないのですね。

個人事業主、小さいお店の店主だけが
横柄というわけではないのですね。


ま、そういう輩は企業の中でいても、
多くのまともな人間からはヤバい奴と
認識されるのです。

ああいうのがヤバい奴だ、と認識共有
して「ああはなるまい」と反面教師に
するのが一番なのです。

企業にいたら他から白い目で見られる
ような跳ねっ返りが個人事業主をして
いるのです。

大多数と一緒に仕事できないから。

他の社員と協力ができず、トラブルを
起こすから。

そんな輩は、個人で事業をやったって
騒動や問題を起こすのです。


何度でも言います。
これは個人の感想で、想像です。

今回の件はそういう
「管理の行き届かない個人の働き手」
を撲滅させようという国の策略なのか
と想像しているのです。


例えば、食中毒か何かが発生した際、
疑わしい店があったとして。

「◯月◯日に提供した料理の仕入先や
ロットNo.や受入検査履歴、入荷日、
保存方法などのデータを出しなさい」

みたいに言われた時。

個人の店で
「ンなもんいちいち残してねェよ!」
みたいな管理しかしてない個人商店の
ような所だと、原因の調査も難しいと
思われるのです。


または何らかの規制を開始して、指導
しなくてはならない時も。

「いちいちやってらんねェよ!」
と何かにつけて反発するような個人の
店は管理も是正もしにくいのです。

小さな店舗に徒歩で通って、横柄な
店主に手間暇かけて説明しても、その
店舗にだけ、少しの活動の指導にしか
ならんのです。

しかも効果の程は定かでないのです。
どこまで真剣に理解したかわからない
のです。


対して。

大手チェーン店で品質管理部門とかが
あって、ちゃんとした会議室で説明が
出来て。

管理に詳しい責任者がいて、指導の
システムが構築されていれば、彼への
説明だけで、そこから数十数百の全国
チェーン店に情報が行き届けられるの
です。


それこそ、今回のインボイス対応。
新制度の開始です。

きちんと出来る、やる気がある所は、
もうすでに対応済なのです。

インボイスの登録数。

上場企業は87%。
非上場の法人は48%。
個人事業主は10%。

ですって。


上場会社の87%がインボイス制度へ
登録済み。
多くの企業が見落としがちな
インボイス制度への重要な対応とは。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000108959.html


新制度に反発するような事業者は、
今後、大事な管理やルールを適用する
時もブーブー言う懸念があるのです。

放っておくとお客に被害が出るような
問題に対しての新制度にも反対される
ようでは、管理者としては危険分子と
見ざるを得ないのです。


「ここで対応できなければ廃業で結構
客の被害を出す前に店を畳んで貰える
のなら願ったりである」

私が政治の側の人間なら、そう思うの
です。

サングラスの黒ずくめスーツで国から
派遣されたエージェントとかが言って
そうなイメージなのです。





あくまでイメージです。


もしかしたらの国の策略。

そうやって、個人事業主や中小企業を
減らして、シェアを大手企業の数社に
絞り込むような状態を作りたいのでは
ないでしょうか。

私が政治の側の人間なら、そう思うの
です。


理由は前述の通りです。

何か不具合があった時の管理や指導が
楽、というか確実になるのです。


好例が昨今話題のビッグモーター。

あんな大問題行為を、個人の板金屋や
修理工場が全国各地でやっていたら、
全店舗の実情調査や直接指導管理など
出来るわけがないのです。





陰でビッグモーターされてても、中々
明るみには出てこないでしょうし。

少なくとも、従業員からの内部告発は
望めなかったかと思われます。

調査に行っても突っぱねられたり。
証拠として残しておくべき履歴や資料
などを出さなかったり。

また、もし判明したとしても、事態は
今回ほどの大事にならず、個人の犯罪
として終わる事でしょう。


大手だったからこそ大問題になったし
全国的に長く話題にされるのです。

そうすれば同業他社への牽制にもなる
わけですし。

ビッグモーターすると、こういう目に
遭うぞ、ビッグモーターするのは悪い
ことだぞ、という示し、見せしめにも
なるのです。


悪行、注意無視、ルール違反ってのは
痛い目みるまで続くのです。

やるなと念を押しても、やる輩は必ず
湧いてでるのです。

危険だからやるなと何度言っても、
被害が出るまでやるのです。


熱狂ファン26人飛び込みも逮捕者は
なし 阪神優勝直後の大阪・道頓堀
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d1b0a85acbbb606e3c30c07e1cdacbd7c907142


それで犠牲者が現れたら、
「国の管理が不十分」
「もっと強く警告するべきだった」
と、上に責任を転嫁するに決まってる
のです。


大きな企業ならその心配は軽減とまで
いかなくても、国の責任よりは企業の
責任と見られる傾向にあるのです。

ビッグモーターやジャニーズが良い例
ですわよね。

企業の責任者の責任だ、という風潮が
強いのです。

これが中小や個人企業だと
「中小イジメ、個人イジメだ」
「自殺でもしたらどうするんだ」
なんてブレーキとなる声も上がって、
抑止力とならない懸念があるのです。


で。


そうやって廃業した個人や中小の人を
人手不足の業界へ流入させたいのでは
ないか…

そこまで私は推測するのです。
さすがに邪推かな?


男性なら運送、警備。
女性なら福祉、介護、清掃。

もちろん限定ではありませんけどね。
性差別になっちゃいますから。

あと、若手なら土木、建築、電気。

早くから基礎を学び、将来インフラを
担う技術者・職人になって貰いたい…

そう考えてるんじゃないかしら。

就職の受け皿は山程あるのです。
人手不足の業界は山程あるのです。


2024年問題とは?
人手不足、労働時間・賃金問題に
直面する運送業界
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00081/020800512/


警備業界は人手不足?
その理由について解説!
https://keibi-job.com/labor-shortage/


高齢者を支える介護人材不足について
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/tyojyu-shakai-mondai/kaigojinzai-fusoku.html


深刻化する清掃業界の人手不足、
原因と離職率を下げる方法
https://www.mot-net.com/blog/hotel/40269


建設業の人手不足の原因とは?
2025年問題に備える解決策を紹介
https://business.ntt-east.co.jp/bizdrive/column/post_99.html


“インフラ人材”が足りない
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230721/k10014133051000.html


供給過多の業界で、需要も売上もない
事業者を、税金免除までして守る余力
などないのです。

数多の業界が働き手危機なのです。


ちょっと税を正しく徴収したくらいで
廃業になる程度の事業では、今後長く
真っ当に続くとは思えません。

特にホビー関係。

30代くらいならまだしも、それ以降
どうするおつもりですか?

30代でカツカツの資金繰りの事業で
先10年20年、やっていけますか?

華やかさやアイデアや流行の理解など
年を取るにつれて衰えていくスキルを
求められる職です。

プロデューサーや管理職になるのなら
まだしも。


中でも声優さんの反対活動が顕著かと
思われます。


インボイス導入で声優が
「廃業の危機」涙の訴え
どれぐらい負担が増えるのか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e05c998916b77e71a4034c609dfb4dab91142f0


夢を見るのはいいけど、本業を持って
生活を安定させて、趣味として続ける
ことだって出来るはずなのです。

不安定な個人事業主に多数存続させる
事を考えるより、廃業していただき。

不安定な事業は大手企業数社に任せて
しっかり管理と責任を持ってもらい。

廃業された方は、生活に必須な業種に
人材として回って活躍していただく。

お国のため経済のためになるのです。

反対のデモ活動みたいな事をする暇が
あるなら、安定した業種の就職活動か
その道のスキルを磨いた方がよっぽど
本人の生活の安定にも繋がるのです。

世の人のため、何よりご本人や家族の
生活のためにもなるのです。


政府は企業の管理がしやすくなるし、
税収も増えてウィン。

個人事業主は廃業して企業に就職して
生活基盤が安定してウィン。

大手企業は廃業した個人事業主の客を
確保してシェアアップでウィン。

人手不足の業界は人材が来てウィン。

一般の客も、管理不安な個人事業者の
商品が減り、大手の安心できる製品が
世に増えてウィン。





いいことづくめの結果なのです。


世の中、何でも大規模企業化している
のです。

個人商店は減って行ってるのです。

馴染みでもない個人の八百屋で野菜を
買うなんて、不安しかないのです。

今の時代、管理が不安な商品など忌避
されて然るべきなのです。

大手企業の管理に頼るべきなのです。

大手なら絶対とは言いませんが、個人
よりならまだマシなのです。


普通の企業での仕事を生業として持ち
そこでお金が溜まったら趣味としての
ホビー活動をしたらいいのです。

それで税収取られてもバリバリ稼げる
くらいの結果と需要が見込めたなら、
ホビーの道を本業にする事を考えたら
いいのです。


同人業界なんてそんな感じでしょう。

「ひぐらしシリーズ」の竜騎士07氏は
会社員や地方公務員の経歴があるそう
ですし。

「東方Project」のZUN、太田順也氏は
…そもそもタイトーの社員でゲームの
開発が仕事でしたね。


声優もですね。

金田朋子さんは工学学士を取得されて
会社勤務や販売員をしながら養成所の
レッスンをしてたとの事です。


好きな活動を本業と並行して行っても
いいのです。

私がそうであったように。


私は約20年前、一部上場企業に務めな
がら、とある作品の同人活動を行って
おりました。

PixivもYouTubeもスマホもない時代、
ネットの創作屋は少なかったのです。

比較対象が少ない中、私は拙いウデの
くせにうぬぼれ、クリエイターとして
いつか花咲き創作一本でやっていける
日が来るかもと思っていた時もあった
のでした。


そこから数年。

どんどん上手い人がでてきて、自分が
どれほど井の中の蛙だったかを知った
のでした。

創作で人を上回るなんて。
創作で人からお金を貰うなんて。
そうそう出来るものではない。
そう思い、筆を折ったのでした。


さすがにそろそろ言い訳をします。


私はホビーを生業にする方が嫌いで、
こんな事を言っているわけではないの
です。

個人商店が憎くて、こんな事を言って
いるわけではないのです。


好きで個人事業主をやっているのなら
泣き言を言わないでくれと言いたいの
です。

個人事業主やホビーで食べていく事を
目指す方なんてのは、企業へ就職して
サラリーマンやる事より自由を求めた
結果であるはずなのです。

サラリーマンより生き生きと生活する
ための選択肢だったはずなのです。


私はその夢を応援したいのです。

お金より、安定より、束縛よりも夢を
選んで進んだ道のはずなのです。

サラリーマンより辛く苦しいのは明白
であったにも関わらず、その道を選択
したのは自分自身のはずなのです。

金銭面で苦しくても、自分のやりたい
事をやる、有意義な時間の過ごし方を
する、だから幸せ…

そうなるためにあえて選んだ道だった
はずなのです。


あえて新卒フリーランス
一時月収2万円も選んだ道貫く
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE0331U0T00C23A7000000/


素晴らしい事なのです。

上司に従わなければ仕事が出来ない、
勤務に追われなければ自分から仕事を
する活力なく、責任も負いたくない、
自己の進めたい方針など皆無、怠惰な
私からすれば。

そうまでしてやりたい事がある、誰に
頼らなくても仕事する気がある、お金
よりやりがい…

そんな働き方を目指せる事が羨ましい
のです。

その姿、心から応援したいのです。





幸せになって欲しいのです。

生き生きとしていて欲しいのです。

泣き言を言わないで欲しいのです。

泣き顔を見せないで欲しいのです。


個人事業主はね

大金なんていらないし

就労時間に縛られないし

好きなことを仕事にして充実した顔を
しているし

人生全部が幸せでなきゃいけないの





キサマ…

好きな仕事で…メシを食っておいて…

泣くなッッ





フリーランスが泣くな

毎日の出勤や人間関係に泣きたくない
からフリーになったのだろう





貧しくても泣くんじゃねえ





余談。
以前も書いた記憶のお話。

私はアイドル文化が嫌いです。
理由は以前見かけたドキュメンタリー
番組です。

華やかな舞台の裏で厳しいレッスンを
耐えているという感動を伝えたいもの
だったのでしょうけれども。

怒鳴り声で叱責するおばさんコーチと
メソメソする女児たちを見せられて、
私は非常にイライラしていました。


女児「ワンツーワンツー」
おばさん「遅い!もう一回!」
女児「ワンツーワンツー」
おばさん「やる気あんの!?」
女児「メソメソ」

BGMもナレーションも無く怒られて
いる不穏な空気を延々と垂れ流しいる
のです。

そんなのを昔見た記憶なのです。

共感しやすいHSPにとって、殺意に
近い程に嫌悪した記憶があるのです。


仕事なら、人を楽しませたいのなら、
個人の感情や泣き顔を見えないように
してほしいのです。

白鳥は水面下でたえず水をかいている
…と言われています。





実際は違うそうですが例え話として。

こっちは楽しみたくて見ているのに、
辛い姿を見せられたら楽しくなくなる
のです。

せめてそれもおちゃらけたり茶化して
ジョークや笑いにして自分の芸や糧と
するくらいしていただきたいのです。


落語なんかそうですかね。

老いや病、すれ違いや死も笑いの種に
しようとするのです。

不況や政治不信や不祥事も風刺として
芸とするのです。


まあ、そうは言うけれど。

望まぬ政治に対し、やれる事はやった
方がいいのです。

やらずにハナから諦めて望まぬ結果を
しぶしぶ受け入れるよりなら。

言いたいことやって欲しいことを全部
言ってから諦めてもいいのです。

私がそうであったように。


仕事のプレッシャーや人間関係に疲れ
HSPを人事と上長にアピールして、
他部署への異動や勤務の責任軽減など
やれる限りの手を尽くしたのです。

結果として申し出は却下されましたが
それでダメなら仕方なし。

我慢するか辞めるかで、辞めるを選択
したのです。


再就職した結果、拘束時間は増えても
給料は6割になりました。

それでも仕方がないのです。

自分が辛いのを誰かに何とかさせよう
など、考えては駄目なのです。

自分が辛いのは自分で何とかするしか
ないのです。

給料が減った転職先で頑張った結果、
今こうしてイキイキ出来てますから。


どこで咲くかじゃないのです。
咲くか咲かないかなのです。

咲けるならどこでもいいのです。
場所を選り好みしすぎて咲けずじまい
なのが一番駄目なのです。


日本には古来より
「高嶺の花」
という名台詞があるのです。

誰の手にも届かない所で咲けるのは、
極々一部の花だけなのです。

平凡な種は、他に交じって路傍の花と
して地べたに生きるしかないのです。

それでいいんじゃあないか…





食べて行けないなら廃業。

食べていける人手不足の業界へ普通に
就職して。

その仕事をしながら趣味として活動を
する。


それがいい。

うん、そうしよう。


個人事業主はこの秋廃業して良かった

ともするとあれ以上稼げなかったかも
しれない

消費税控除のままでいたがるような
甘えた責任感を持っていたし