自閉スペクトラム2おまけ | 花鳥風月晴耕雨読~めざせアーリーリタイア、めざせ好々爺~

花鳥風月晴耕雨読~めざせアーリーリタイア、めざせ好々爺~

旧タイトル「34歳、無職です。」
→「東証一部上場企業の製品設計が最低賃金の警備員になった件」

50代で早期退職して、花鳥風月を
愛でて、晴耕雨読な余生を満喫する
事をめざすブログ。

自閉症のお話のおまけ。


前回のお話はこちら。


自閉スペクトラム2
https://ameblo.jp/malicetetsu/entry-12813257775.html


一つ、いい忘れていた事例があるので
ご紹介。

以前も同じエピソードを書いた記憶が
ありますが、その時は「自閉症」とは
言っていなかったと思います。


前の会社の先輩のお話。

会社でコンプライアンスだかの教育を
した際、

「あなたがキツく当たる人も、誰かの
大切な人。

あなたの子供や大切な人に接する様な
気持ちで相手を尊重しましょう。

あなたの子供や大切な人にしない様な
言動はしないようにしましょう」

的な言葉で締められていたのですが。


そこの職場にいる粗暴な先輩は自分の
子供が言うことをきかなければ

「何だこのクソガキ!」

と怒鳴ると言っていました。


そういやウチの父親からも、極たまに
そんな怒鳴られ方をした記憶があるの
です。

実の子に対してすら粗暴な輩には、
どんな諭しの言葉も馬耳東風なのかも
知れませんね。

もう自閉症に「粗暴にするな」と諭す
のは無理なのですね。


とはいえ。

全ての悪のように自閉症を悪く書いて
いますが、自閉症以外にも問題行動を
するタイプはいるのです。

詳しく書くのが面倒になってきたので
割愛しますが、統合失調症や粘着質な
輩や、まあ、いろいろです。

仕事をしていると、色々な人を見るの
です。

この年になり、そうやって色々な人を
見る警備員という仕事に巡り会えたの
は、幸運な気がします。


昔の私のお話。

昔の私はHSP気質もあって、そんな
粗野な人間からは非情に強い悪影響を
受けていたのです。

一つひとつに心を病んでいたのです。

三十路おじさんが生娘のような精神を
持っていたのです。


ちょい余談エピソード。

以前「ラテール」てネトゲを遊んで
いたのですが。

そこで初めて、ゲーム内のグループで
ある「ギルド」に参加したのですが。

初めての対人、見ず知らずの人間との
やりとりをする事に、かなり緊張して
おりました。

そこのマスターは小学生の女の子との
事でした。

一部上場企業の正社員の20代男性が
小学生の女の子と文字チャットをする
事に緊張していたのです。


閑話休題。


粗野な人間からの言動が恐怖であった
理由の1つに、

「粗暴な言動は自分にだけ向けられて
いる」
「自分が悪いから、その人から不躾な
言動をされる」

といった、自己を責めるような思考に
なっていった事があります。


ですが、警備の仕事について、色々な
問題人間のサンプルを見てみると、
そうでもないな、と。

私以外の人間に対してでも、おかしな
人間はおかしいぞ!

と感じられるようになったのでした。


むしろ、

「そこそこちゃんとした会社を務めて
警備に転職してきた中年男性」

に対して粗暴にしてくる人はなかなか
いないのです。

「ハク」がついたのです。


これまでは、大手企業の中の役員共の
なかでひとり実績もない新米平社員と
いう、下に見られがちなポジションに
いたのでね。

実力不足も感じていましたし。


そんな絹ごし豆腐メンタルも今や昔。

…とまでは言えませんが、まあだいぶ
世に擦れて図太くなったかとは思うの
です。

どっしりしてていい立ち位置を得て、
落ち着いた目で問題行動を起こす人を
見られるようになった、といった所で
しょうか。

人としても警備員としても、ちょっと
成長したのかも知れませんな。


もっと昔の私のお話。

あと、黒歴史として思い出さない様に
していた事でもありますが。

私も粗暴な幼少時代だった記憶がある
のです。


幼稚園や小学生の頃は、イジメたりも
イジメられたりもしていました。

癇癪みたく感情が爆発したり。
特定の遊びに固執したり。
一人遊びが好きだったり。
無神経な発言をしたり。

そんな記憶、漁ればたくさん出てくる
のです。

たくさん人に迷惑もかけたのです。


私も、自閉症の傾向はあったのです。


それも、社会人になった頃でもまだ、
その片鱗はあったと思うのです。


前回のブログで、さも
「私は健常者で、自閉症は障害者」
「奴らは他人の事を考えられない社会
不適合者」
と言わんばかりの記述をしましたが。

同族嫌悪だったのです。


自閉症克服のお話。

やはり、克服へのきっかけはブログで
頻繁にネタとしてにするエピソード。

仕事で認識の甘さがあり、25歳位に
偉い人に怒鳴られた事なのです。


あの辺りから、自分本位のワガママな
思考や発言では成果は上がらないな、
一人前じゃないな、と、感じるように
なったのでした。

立派な社会人として見られるように、
会社に馴染む事を本気で目指すように
なったのです。


ただ、そこで弊害があったのが。

私はHSPでもあったのでした。


理論的で、理性で感情を抑える心と、
直情的で、ワガママに感情を放つ心。

真逆で、互いに嫌悪する性質の気質を
兼ね備えていたのでした。

どう対応しても、どちらかの自分が
その振る舞いに不満を感じるのです。

どう対応されても、どちらかの自分が
その相手に不快を覚えるのです。


以前、自分の中にはオトナとコドモの
自分がいて、お互いにイライラしてて
間を取り持つ自分もいて、三者協議を
常にしていると書きました。


弱き者よ、汝の名は
https://ameblo.jp/malicetetsu/entry-12807050263.html


自分の心から湧く、自閉症的な癇癪に
HSPの自分が嫌になり。

自分の自閉症的な部分を否定してくる
HSPの自分を嫌になって行ったので
した。


どちらも否定し合って。
どんな自分もキライで。
どんな他人もキライで。

でも外ツラだけはよくしなくては、と
我慢して我慢して。

軋轢はいつしか希死念慮になったので
した。

この軋轢から開放されるのであれば、
死んだ方がマシ…となっていったので
した。


それからも人生いろいろ経験して。
ある程度の折り合いはついてきたので
すが。

ただ、折り合いがついたのは、自分の
心のウチだけのことでして。

今でもHSPみたいな奴や、自閉症を
初めとする異常言動をする障害児は、
心の底からキライなのです。

どっちもキライなのです。


社会不適合は私だったのです。

しょ…障害者は…
おれだったァ---





おまけなので、今日はこんなもんで。


P.S.

前回のブログ。

サムネイル(公式ではカバー)画像に
THE ALFEE のメリーアンのジャケット
画像を使わせてもらったのでした。





自閉症テストのサリー・アン課題に
引っ掛けただけですが。


で、メリーアンのジャケット画像を
画像検索したところ…

大きな絵でちゃんと見たら、キメ顔で
立つお三方だとすぐ分かるのですが。

小さなサムネイルで見た時、

「虚ろに口をあけ涙を流すオカッパの
 ペッパーくんみたいな男」

に見えたのです。

↓描いてみた。





というか、今でも小さな画像で見ると
そう見えるのです。

この恨みがましい涙目小僧が複数並ぶ
グーグル画像検索を見た時、ちょっと
ゾワッとしたのでした。


あと、この度の事をきっかけに改めて
メリーアンを聴いたのです。

そんなドハマリはしませんでしたが、
アルフィー、いいですよね。


恋人達のペイヴメントてのが名曲で。

当時、とんねるずのバラエティ番組で
知ったのでした。

お三方普通に出演してコントをしてた
記憶があります。

楽しい記憶。


余談でした。

おわり。