仕事を考える | 花鳥風月晴耕雨読~めざせアーリーリタイア、めざせ好々爺~

花鳥風月晴耕雨読~めざせアーリーリタイア、めざせ好々爺~

旧タイトル「34歳、無職です。」
→「東証一部上場企業の製品設計が最低賃金の警備員になった件」

50代で早期退職して、花鳥風月を
愛でて、晴耕雨読な余生を満喫する
事をめざすブログ。

仕事のお話。


以前、正月よりも4月1日の方が人事や
通期目標などで変化が生じるために、
区切りとしては印象深い…的なお話を
した記憶があります。


最低賃金の時給で雇われている私には
これ以下に下がることはないので。

飛ばされて、異動先ですぐ役に立てる
臨機応変さや適応能力はないので。

今までどおりの仕事が続くのです。


しかし、私以外の職場の人事は色々と
ありまして。

やはり変化の時なのです。

変化があったのです。


あまり明確にどんな人がどうなったと
言うと身バレしそうだし、企業秘密の
漏洩になりますので。


フィクション位に思っていただけると
幸いです。

若干フェイクも入れてますしね。

明言を避けて、個人的な感想、所感を
まとめます。


ちなみに。

こういう仕事の考えは、私の中にある
「オトナ」の部分が担当しています。

こういう事を言われたりすると嫌がる
「コドモ」の部分もあるので。

こんな偉そうな事を言っておいても、
ちょっとシンドイとすぐ辞めたくなる
精神なのです。


今日のいいたいことは以下の8本!

これを守れば君も社会で立派に働ける
…かもよ?


1.真面目は最強の「盾」
2.長いものには巻かれろ
3.一期一会、環境なんてすぐ変わる
4.言葉は発する者により重みが違う
5.年齢を免罪符にしてはいけない
6.「俺の若い頃はな」
7.チュートリアルから先が本番
8.出世っていいな



1.真面目は最強の「盾」

私は他部署や管理部門に知り合いなど
おらないぼっちなのです。

細かい事は噂話程度にしか知りません
ので。

本項に限らず、推測が多分に含まれる
点を予めご了承ください。


端的に言いますと。
粗暴なセンパイが左遷されました。


前述の通り明確に「左遷だよアイツ」
と人事権のある方から聞いたわけでは
ありませんが。

周囲の方々は素行不良が原因と見てる
様子なのでした。

次期管理職の噂もあり、私が見る限り
顔も広く、仕事をする分に関して何の
問題も感じられなかったのですがね。


ただ、確かに、なんというか。

「コイツは丁寧に扱わなくていいな」
と思った人には凄く邪険になる人だな
という印象はありました。

一部の内部の人とか、顔なじみでない
外来の人とかですね。


あと、いわゆる「虫の居所が悪い」が
発生しやすい人でもありました。

誠実でない態度の人の対処をした後で
悪態をついたり、バインダー等を音を
たてて片付けたり。


総じて「子供っぽい」と評価されてた
のです。

私もそういう印象を持っていました。


これまた噂話ですが。

そういう行動が理由でクレームがつき
もっと上の人に連れられて関係各位に
謝罪行脚に行った事もあるとか。


更には、私が来る前はもっと酷かった
らしいのです。

今でもだいぶ丸くなった、と。


昔は、パワハラレベルの扱いをされた
方々もいるらしく。

古くからいる方に聞く限り、そいつの
パワハラで辞めたと見られる人もいた
とかなんとか。

その辞めた人自体に問題はないらしく
勿体ないと言われてましたがね。


ちょい余談です。

元ネタが見つかりませんでしたが、
先日ツイッターで見かけたつぶやき。

 会社は特化した能力を持つ危うい人
 よりも、リスクのない普遍な人材を
 重用する

とかなんとか。


もちろん業種や培ってきたつながりで
状況は異なるのでしょうけれどもね。

何も築いてきていないベンチャーとか
でもない限り、ピーキーな能力よりも
物腰の柔らかさ、応対の柔軟さ、誠実
さみたいなのの方が重要になるのは、
今の日本では常識レベルなのです。


得意先のない新規の会社などであれば
既存の競合他社との差別化で注目して
もらうため、風変わりな方の方が有用
となる場合もあるでしょうが。

長い付き合いのある、他支店や他地区
あるような会社などであれば、まずは
その繋がりを継続できる事が最低条件
なのです。


自分の行いの粗暴さが、他地区の人の
評価低下にも繋がるとか。

自分の評価だけでなく、会社の評価の
低下に繋がると考えられる人でないと
上の立場にはなれないのです。

仕事は見えない繋がりもあるのです。


その繋がりをないがしろにするような
態度の輩は、たとえ経験や資格を所持
していても、リスクの方が高いと判断
されるわけです。

事実、今そういう人事を目の当たりに
しちゃった訳ですからね。


個人的な感想ですが。

私が仕事の経験やスキルで敵う部分は
殆どないレベルのセンパイでした。

ただ素行態度が悪いという一点だけで
私が今の職場に残り、センパイは別の
ところにトバされたわけです。


以前からちょこちょこ話題にしてる、
素行不良が原因で、元いた配属先から
出禁を喰らった「悪ガキ君」もです。

そんな形の人事をされてしまった以上
今後よほど真面目な態度でいない限り
社内外から「アイツは出禁のやつ」の
レッテルで見られる訳です。

ちなみに悪ガキ君は私の目で見る限り
素行は治っていません。


どんなに対応能力があろうとも。

どんなに物怖じしない精神でいても。

ステークホルダー達との関係を良好に
保てない人間は、それだけで低評価が
課されるのです。


特別な能力や資格や経験や独自意見が
最強の矛ならば。

真摯で実直に業務や指示に従う態度は
最強の盾なのです。





スキルという武力があったとしても。

社交性という防御がスカスカならば、
致命的なダメージを負うのです。

数える程度に成功を収めても、代償に
相打ちで死亡するような兵は、武将に
なれないのです。

 


ちょっと余談。

とある所で見かけた、応対についての
例え表現。

私は絶妙だなぁと気に入ったのですが
知り合いに話してもピンと来てもらえ
なかった記憶があります。

だいぶアレンジしてご紹介。


 好きな人に天ぷらそば、嫌いな人に
 かけそばくらいの態度の違いなら、
 まだいいんだよ。





 好きな人にうな重、嫌いな人に蕎麦
 湯くらいの差をつけちゃうのはダメ
 なんだよ。





 せめてそば屋として最低限の責任は
 果たさないと。


みたいな感じ。

「色を付ける」程度の違いはまだしも
商品として成り立ってない位に適当に
なるのはダメなのです。

「粗暴」程になるなんてのは論外。
 

 

私の個人的な感想ですが。

電車の中で化粧をする女性がいるとの
事です。

田舎者の私は電車通勤なんて出来ない
ので(最寄り駅まで車がいるレベル)
目の当たりにした事はありませんが。


あれ、そういう姿を見られる事の方が
恥ずかしいという意識がないのですか
ね。

出先の人にだけ面子が保たれればいい
とか思っているんでしょうか。

電車の中に出先の関係者がいるとか、
そんな意識は働かないのでしょうか。


粗暴センパイもそこなんですよね。

お偉方に対してだけヘコヘコしても。
他の関係者に粗暴にしちゃったら。

その粗暴な部分がお偉方の耳に入ると
想像できないものでしょうかね。


日本には古来より
「天知る地知る人ぞ知る
お前の嘘を知っている」
という名台詞があります。





取り繕うなら表も裏も、なのです。

バリバリ公に見えている所で、アラが
むき出しになってる状態だとしたら、
そりゃ、表の態度が嘘だとバレます。

付き合いのある利害関係者…これを
ステークホルダーと言うのですが。

全員に対し嘘をつかなきゃなのです。


というか、仕事なんか大体嘘です。

給料のため、売上のため、上辺作って
みんな頑張ってんです。

それが仕事付き合い、人付き合いって
ものなのです。

そういう人との付き合いをおろそかに
するような人は…

恋人なし友人なしぼっちアラフォーに
なったりするのです。






2.長いものには巻かれろ

こちらも端的に。
実直に働くセンパイ2人が昇格です。


少なくとも私の目で見て、素行不良の
センパイや、悪ガキ君どもとは違い、
真摯に仕事の事を考えていると見える
2人です。

もちろん態度や言動は穏やか。

会社として、部隊としての運営を考え
ときに自分が犠牲になる事も厭わない
のです。

自己犠牲が必ずしも良いとは言えない
のですが、そんな危うい状況において
文句を言ったり自分を優先する様では
信頼が得られるわけがないのです。


やはり見る人は見ているのです。

「見る人」…つまり、仕事を評価する
立場の方自身が、不要な対立を生む
リスクを最小限にした振る舞いをして
いるからこそ「見る人」の立場を得た
のでしょうからね。

無意味に、不必要に跳ねっ返るような
輩は、低い評価になるのです。


そこは私の見る目、センスに狂いなし
といった所でしょうか。

私自身こういう所に気をつけなければ
イザコザの元だな、と思い、注意して
いる部分があるのです。

軋轢を生まない事に人生を懸けてきた
HSP気質なのです。

私が折れる事で場が丸く収まるなら、
私の信念なんかボキボキにしちゃって
良いのです。


それなりの規模で、それなりの顧客の
いる会社の管理職です。

昭和以前はともかく、今は殿様商売で
ゴリ押しできる会社はありません。

ジャ○ーズですら好き勝手は許されぬ
時代なのです。


近年の主なジャニーズ事務所退所者
/一覧
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202302210000036.html


今の時代の「長いもの」は顧客重視、
コンプラ第一、ステークホルダー様に
真摯な対応、なのです。

そこを軽視したような経営は、いずれ
どこかでボロがでるのです。

先日挙げた、Twitterで客にぶしつけな
ツイートをして炎上、屋号剥奪となった
方のようにね。


炎上した二郎系ラーメン『夢を語れ』
の店主さん、ガチで終わる
http://jin115.com/archives/52369891.html



3.一期一会、環境なんてすぐ変わる

端的その3。
新しいセンパイが来ます。


1.項の左遷のセンパイの代わりって
ことですけれどもね。

私が入社して3年目、3回目の大きな
人事異動ですが、毎年誰かしら居なく
なり、誰かしら入って来てるのです。

出入りの激しい現場なのです。


未経験の分野に3年目の私。

なのにもう中堅扱いなのです。

私もいつ異動になることやら。


世の中には、職場の雰囲気で就職先を
選びたがる方もいるでしょう。

面接官や同席の上司の人となりを見て
「この人が上司ならやってけそう!」
みたく考えたり。


その上司、いつまで上司かな?

その一時の環境で職場を選んだりして
気の合わない人が来たから辞めたい…
なんて事にならないようにね。

どんな輩とも、程々に付き合う能力も
社会では求められるのです。


合わない他部署の人や上司との交渉に
いちいち気を病んでたりしたら…

それを理由に消耗して退職するなんて
末路を辿るのです。







4.言葉は発する者により重みが違う

端的その4。
10年目君こと上司に低評価していた
センパイは役職かわらずでした。

ちなみにその上司は3.項の昇格した
うちの一人です。


以前のブログで

「他人や上司の仕事を、あれがダメ、
なんでコレしねぇかな、と低評価して
いる平社員がいる」

と言ったのでした。

10年目あたりで30代の子なので、
仮称で10年目君と呼んだのです。

経歴的には私よりセンパイですね。


彼には同世代も複数名いるのですが、
彼だけが役職なしなのです。

個人的に嫌いでないキャラなのですが
その跳ねっ返りや、関係各位に対して
配慮がない感じ。

1.項の左遷センパイと似たオーラが
あるのです。

評価されないのには理由がある訳で。


ま、つまりは。

誰からも高評価を得ていない平社員が
出世して評価されてる上司に低評価を
下している構図なのです。


そんな10年目君に何かを言われたと
しても、残念ながら従うだけ損なので
す。

気にかけてメリットは無いのです。

耳にも心にも届かないのです。

どうせ聞くなら上司の方の意見を採用
するのです。

そっちの方がお得なのです。


ちょっと余談。

先日とある動画を観まして。

その中で似たようなお話を見かけたの
でした。

ご紹介。


39歳男性「俺が仕事できないのは心が
28歳だからだ!」
→トランスエイジという謎の属性が
爆誕する
https://www.nicovideo.jp/watch/sm42218274


本動画の中で引き合いに出されている
わかしん。こと若新雄純氏。
氏は年齢を非公開にしている理由を、

 日本の評価基準は結果の積み重ねに
 よるものが大きい。

 若者の瞬間的な結果はまぐれ扱いに
 されてしまう

 今の自分で評価して欲しいから年を
 公表していない

であるため、と言われておりました。


本項でお話している内容と類似してる
内容ですね。

「目上年上、役職が上の、積み重ねた
人間こそ評価される」

みたいな。


但し、これは順序が逆な気がします。

長く、数多く評価されてきたからこそ
役職あるポストの席を得られた、とも
考えられるのです。

長く、数多く評価されるには、相応の
場数、時間、年月が必要なのです。

結果、年配者が役職持ちとなり、評価
される構図が出来上がるのです。


世の文化もそうですよね。

ポッと出の歌手や芸能人、最近だと
Youtuber、Vtuberみたいな連中なんて
数年活動したら消えたりします。

太陽光発電や仮想通貨など、流行った
かと思えば一部の詐欺まがいの連中が
荒稼ぎして、ブームが過ぎ去った後は
とんと話を聞かないような事業もある
のです。

タピオカ、マリトッツォ、高給食パン
などなど、いっとき話題になったのに
今では店でモノを見るのも稀…なんて
ものもあります。


そんな、何者になるかわからない物に
自分の人生や会社の看板を任せられる
わけがないのです。

歴史のない若者が評価されないのは、
世の中を見れば答えは出てるのです。


あと、私なりの理解ではありますが。

わかしん氏はこの「積み重ねた人間が
評価されるシステム」に対してあまり
よく思ってないように見受けられるの
です。


しかし、そういうシステムで世の中が
成り立っているのも事実。

若者の成功がまぐれ当たりではないと
説明できる要素がない、説明できない
のであれば、それはまぐれ当たりなの
です。

説明できない当たりをまぐれと言うの
です。

積み重ねた人間の当たりは既に評価を
積み重ねてきたからの当たりと説明が
できるから、評価されるのです。


若いわかしん氏はそのシステムで評価
された場合、不当に低く見られる様な
年齢であるから、年齢を非公開とした
わけですね。

自分に優位に働くシステムであれば、
利用しない理由はありませんからね。


ま、Wikipediaにお名前が掲載される
程には活動してきた氏です。

たくさんの経歴もお持ちでして。

もう既に「積み重ねて来た側の人間」
と言っていいのです。


若新雄純
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%A5%E6%96%B0%E9%9B%84%E7%B4%94


評価に足るだけの学歴や経歴をお持ち
なのです。

でなければ、テレビやニュースなどの
コメンテーターになれるわけがないの
です。

本当に何も積み重ねてない若いだけの
人間は「そこ」には居られません。


結局、仕事してきた成果上げてきた、
役職ついてる金稼いでる年食ってる…
そういう「やってきた」人間の発言で
なければ。

誰の耳にも届かないのです。


何の実績もない人間のアイデアなど、
信じられる要素が一片もないのです。

絵に書いた餅。
負け犬の遠吠え。
オオカミ少年。





おまけのもう一例。

とあるまとめブログを見ました。


【悲報】解体屋の民度が終わってると
話題にwwwwwwwwwwwwww
http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-17402.html


この中で

「自分ニートだけど、解体屋の経営者
やったら儲かるかな?」

という話をした方がいたのでした。


みなさまのごいけん。


・これぞニートって感じですき

・社長なれると信じて疑ってない感じ
 最高

・ニートから何にも知識ない業界の
 経営者になろうとしてて草

・解体業の経営とかこの動画のような
 ○○ガイじみた陽キャの相手できて
 こそだからな


みたいな感じでした。


その業界はおろか、経営者はおろか、
社会で評価された人生を歩んでない、
生きてすらいない人間が。

「荒々しい輩が多い」と話題にされて
いる業界で。

「連中を率いる仕事をしようかな?」

なんて言ったって、鼻で笑われるのが
オチなのです。


ウチの10年目君ですけど。

自分のやってる仕事の実の中身を理解
してない、しようとしてない人間が、
マネージメントやるためだけに上司と
して赴任する事を快く思わない人って
いるものなのです。


役職だけではなく、メンタルや態度や
ガタイや仕事ぶりなどでのマウントの
取り合いになるのが現代日本です。

見た目にハッキリとした余裕や風格の
ような威圧感、安定感もなく。

実務経験も年数も積んでいない…

そんな人間が、立場だけで偉ぶったり
しようものなら、それを理由に反乱が
起きるのです。


私の以前の会社のお話。

実務のできない、やらない上司なんて
結構見かけていたのです。

全国相手の規模の会社です。
一部上場企業ですからね(フフン)。

その部門の現場から叩き上げで上司に
なった人ばかりじゃないのです。

他県から異動してきて上司になる様な
マネージャークラスの方などたくさん
おられたのです。


各地の管理職や、得意先、調達先との
横の繋がりを持てるような、広く人を
見て、また自身も人に見て貰えるよう
な。

マネージメントの専門家である必要が
あったのです。


設計部門なら、今のCADで図面を
描けなくてもいいのです。

そんなのいいから、どの顧客に対して
どの工場で造るどの製品を販売して、
いくら稼ぐ部署を何人で運営するか…

そういう事を考えていただかなくては
なのです。


調達部門なら、今の発注システムを
扱えなくてもいいのです。

そんなのいいから、どの国のメーカー
から何を幾らでどの形態で納入して、
どの部門にどれだけ納めるか…を、
その部門のトップとナシつけてくる…

そういう事をやっていただかなくては
なのです。


マネージメントをやる上司と、現場で
働く部下。

仕事の重要度をどこに見るかは違って
当然なのです。


現場の実務をチョロっと覚えたからと
イキってるような部下は、ちいちゃい
目線なのです。

上司は、そんな輩のノイズは記憶から
除去して構わないのです。

ま、そんなノイズ発生源の相手もして
行かなきゃならないのが、上司の辛い
トコロですがね。


目下の一言や反応を一個一個気にして
自分を引っ込めてしまう小心者には…

部隊を率いる上の人間にはなれないの
です。







5.年齢を免罪符にしてはいけない

端的その5。
他部門の異動辞令を見ました。
私より一回り若い子で資格バリバリの
役職持ち君がいるらしいのです。


期待のホープがいるのはいいですね。

オジサン楽できるからね(本音)。

そのホープ君が粗暴センパイの後釜で
ウチに来ます。


4.項で「若者の成功はまぐれ」てな
お話もありましたが。

誠実で着実にやってれば、周囲よりも
若くても評価対象になるのですね。


若いからといつまでも未熟でいていい
なんて甘えた考えを持つのはダメなの
です。

少しでも早く、ひとつでも多く学び。

一人前になるぞという前向きな姿勢。

それのない未熟な若さはただの怠慢、
堕落、青春の浪費に過ぎないのです。


できる奴は若くてもできてるのです。

「若いから出来なくても許してネ♪」
は程々にしろよ、ってお話でした。


ハタチちょい位の子ならまだしも。

25歳あたりにもなって自分の仕事や
職場を自分のものと考える覚悟なしに
仕事をしているようであれば…

いい加減、上司にカミナリおとされて
出張禁止にされたりするのです。






おじさん、今でこそゆるりとした中途
中年おじさんですが。

20代は爆走の人生だったのです。

二度と戻りたくはないけれど、後悔は
ない、悩みながらも楽しかったと今は
思えるのでした。


余談。

前項で例にあげた動画。

本項は本編を引き合いにするのです。


39歳男性「俺が仕事できないのは心が
28歳だからだ!」
→トランスエイジという謎の属性が
爆誕する
https://www.nicovideo.jp/watch/sm42218274


概要。

飲食業に勤める方が、仕事ができずに
「いい年してそんな事もできんのか」
と叱責される事が多かったそうで。

その際に自分の年齢に違和感を持った
ようです。

それを「トランスエイジ」と呼ぶとの
事でした。

生物学上の性と自認の性が異なるのを
「トランズジェンダー」と呼びますが
それと同じくですね。


現在39歳の男性が、7年前に勤めて
いた時の事で、その時に「私は28歳
ではないか」と思ったそうで。

つまり32歳の頃に「私28歳かも」
って思ったってことです…かね?





ちなみに、28歳と自認した理由は、
「カッコよくて知識・経験もある」
「大人でもあり子供でもあるから」
だそうで…

それ以降、年齢による偏見が無くなり
余裕が持てて、他人に優しくなれた…
だそうですが…


みなさまのごいけん。


・対して変わらなくね?

・ただの精神遅滞で草

・28歳もいい歳なんですが

・28で仕事できないのはただの無能

・28歳で子供気分はだいぶバグって
 るぞ

・理由が「そこが一番都合がいい」て
 本当に障害持ってる人馬鹿にしてる
 やろ

・28はアラサーだからオッサンの
 域に入んだよ甘えんな

・これは28歳に失礼だろ

・トランスエイジなんてカッコいい
 名前じゃなくてこどおじでいいだろ

・あなたが駄目なのは年齢のせいじゃ
 ないよ

・自分が28と思っているのではなく
 他人に28歳の扱いをされたいだけ
 という風に見えますね

・「28だから許される」とか年齢を
 言い訳にしない生き様が大事


ですって!

けちょんけちょんです。


私も正直、初見は上に挙げたご意見と
同じく「何だこの甘えたオッサンは」
と思っちゃったのですが。

動画内にもありましたが、

・実年齢より若い年齢を自認する事は
 口外しなければ良いことにもなる

・まだ若いのだからとチャレンジへの
 モチベーションに転換することも
 できるのではないか

と言うと、まあ、なるほど一理あると
言えるのです。


仕事のミスに対しても、

「あぁ~オレこんな歳してこんな事も
出来ないのか、あぁ~」
ってマインドになるよりなら。

「オレってメンタルまだ若いから!
伸びしろだから!しゃあないよね!」
と、ミスに対し前向きになれるのなら
それもまた1つの適応方法なのです。

後ろ向きになったり、誰かのせいに
するよりなら、よっぽどいいのです。


但し、これまた動画内にあったお話。
既に記述もしておりますが。

それを
「口外しなければ」
良い考え方なのです。

また、
「28だから出来なくても許してね」
「まだ若い28歳として扱ってね」
はダメダメが過ぎるのです。


他人に自分を上げてもらおうとか、
他人の行動や反応を強制するのは、
年齢に関係なくダメ思考なのです。

自分のメンタルの安定は自分でケリを
つけるのです。



6.「俺の若い頃はな」

端的に言うと。
若手君の1人が退職しました。


うーん、言いたくないのですが…

やっぱり気持ちとしてあるのは…


・新卒枠での厚遇に気づいていたか?
 ここよりいい条件に行けると思うな

・ここでやって行けないなら、他でも
 厳しいぞ

・これからどこに行こうとしたって、
 警備に寄り道したオマエよりなら、
 新卒の若い子が選ばれるぞ

・何で辞めたって言うつもりだ?

・辞めたい理由が、次の職場に無いと
 言えるのか?


みたいな、典型的なパワハラ上司的な
意見が湧いてきたのでした。

あ、あと、

・これもオマエの為を思っての事だよ

も追加で。


言い訳をさせてください。

私は管理職でも上司でもないし、私が
辞める時にこんなお説教をされてたら
イライラする以外の感想がないので。

もちろん語る事はありませんでしたし
上述のご意見を本人に表明はする訳も
ありませんでした。


辞める事に対して触れもしません。

私も退職経験者ですからね。

触れられる方が鬱陶しいし、愛想笑い
しながら適当にはぐらかすのも面倒な
だけなのです。


でも、だからこそ。
退職も求職も経験した者だからこそ。

事実として、中途半端な退職と再就職
なんてのは、良い未来にはならないと
思うのです。

本当に、彼の将来を思っての考えなの
です。

一番はこのまま無職やフリーター的な
存在に落ちぶれていって欲しくないと
いう所なのです。


どこかで見たツイート。

 今の新卒は飲み会やつきあいを強制
 される事もなく、俺の5年目くらい
 給料をもらっている、羨ましい

みたいな。

どこもそんな感じなのですね。


新卒君として、高待遇と言うよりも、
腫れ物扱いレベルでだいじだいじ~に
されていた事に気づけてないのです。

また次も同じ位の給料で、同じように
大した仕事をせずに置いてもらえて、
みんな親切にしてくれるものと考えて
いるのです。


これは私の持論なのですが。

やっぱり、どこか「お客様感覚」てな
印象を持っちゃうのです。

仕事を教えてもらう。
仕事を割り振ってもらう。
やれと言われた事をやる。
やれなそうな事はやらない。
文句ばかりブーブー言う。

そんな感じ。

自分の管轄の事を成り立たせるために
やらなきゃ、という思いが感じられぬ
のです。


例えば、自分の家の家計が苦しければ
子供だって我慢したり、バイトで親の
支援をしたりしなければなのです。

親として家計を成り立たせるためには
子供に働いてもらう選択肢を取る事も
やむを得ない場合もあるのです。

子供も、一家の一員の責任を思うなら
仕方がない場合も有りうるのです。


無論、そんな風にならない方がいいに
決まっています。

子供にそんな思いをさせたくないのは
どんな親だってそうなのです。

しかし、理想の家庭環境ばかりと限る
ものではないのです。


それを、自分だけラクしたい、こんな
親で親ガチャハズレたー、なんて言う
のは、精神が幼い子供なのです。

つまり「子供側の目線」なのです。


親だったら、自分の家計だったら…

爪に火を灯してでも、必死にやりくり
しようと頑張るはずです。

やりくりしなくてはならない側として
頑張るはずなのです。


自分が努力や我慢をしなくていい様に
誰かに頑張ってもらって当然…てのは
「子供側の意見」なのです。

そんな親の気も知らずにブーブー言う
のは、できの悪い子供なのです。

そんな子供と同レベル。

会社に貢献しよう、役立とう、とする
意識のない、お客様感覚なのです。


そんな思い、どうやったら矯正できる
のか、教育する側として永遠の課題と
言えるのです。

やっぱり、先程も冗談めかして書いた
エピソード。

25歳位の時、意識の低い状態で出張
した時、上司に怒鳴られたのが転機に
なったと思うのです。


ゆるゆるとだいじだいじにされてては
気付けない、変われない意識もあると
思うのです。

ガッツリと叱られるくらいやらなきゃ
意識も変わらないのです。


無論、叱りなしで高い意識を持ってて
順当に成長できるのなら、ないほうが
いいものなのです。

そんな「叱り」は、今の世はパワハラ
扱いされちゃいますからね。


日本には古来から、
「殴られもせずに一人前になった奴が
どこにいるものか」
という名台詞があるのです。





洗脳とか老害とか言われちゃいそうで
昭和のおじさん不安になりますが。

でもやっぱり自分でやって間違ったり
怒られたりしながら仕事って覚えてく
ものだと思うのです。


願わくば、世の先人方。

新人君、若手君は、まずは経験させて
あげて下さい。

それで間違わせてやって下さい。

そうして、少しずつ成長させていって
あげて下さい。

時々、痛い目見せてやってください。





私の若い頃は、そうやって甘い考えを
矯正して来たのです。


ただし。

経験の浅い人の至らぬミスに対して、
萎縮させたり、本人がミスと理解して
いる上からいつまでもチクチクと言う
ような事はしてあげないで下さい。

やりすぎは毒なのです。

痛めつけるのが目的ではないのです。

怒りのはけ口にするための叱責では
ないのです。

誤りに気づかせて成長させるのが目的
なのです。


あと、叱られた若手君。

こんな風に、上司も色々悩んで、君を
成長させようとしているんだよ。

叱るのにも半端ないエネルギーがいる
ものなのです。

そのエネルギーを向けて貰っていると
前向きに捉えて、成長に繋げてくれる
と、おじさん嬉しいなあ。


イチローもそう言ってるのです。


イチロー先生、メンタル強すぎです!
「他人から嫌われるのは怖くないです
か?」の質問に
「大嫌いと言われたらゾクゾクします」
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2006/24/news161.html



7.チュートリアルから先が本番

手順や、誰かから答えを聞いてできる
仕事なんて、すぐ出来るのです。

問題はそこからステップアップをする
事を考えなければ、なのです。


その答えは誰かからじゃなく。

自分なりに模索して見つけるものなの
です。


私も私なりに、いろいろ考えてはいる
のです。

だからこそ、上の立場の「見る人」に
それなりの信頼と評価をいただいたの
だと自負しております。


成果は出てないかも知れない。

誰にも見えてないかも知れない。

自己満足かも知れない。

でも、それでもいいのさ。


見える成果をあげる仕事はもう散々と
やってきた。

それは私には合わなかった。

だから、今、警備の仕事で。

私が少し気をつける事で、少し手間を
かける事で。

少しでも危険を回避できたのなら。

少しでも誰かが安心してくれたなら。

それでいい、それがいい。


そのために、私に出来る、ささやかな
仕事をする。

そんな働き方でいい職場にとりあえず
今いるので、ね。

甘えさせていただくとするのです。


何の成果も売上もあげずによい職場。

警備で成果が上がらないのは、今日が
平和に終わった証拠なのです。

もちろん、やるべきルーチンはこなす
のです。

その上で、ちょっとの気配りをさせて
いただく。

危ない事になりそうな状態がないか、
点検して予防していく。

その予防のおかげで、何もないなら、
それが警備の成果なのです。

何も起こらないのが成果なのです。

そんな働き方なのです。


こういうのをね、できれば若手君達に
考えたり、引き継いだりして欲しいと
思う部分もあるのだけれどもね。

「それ、誰かからやれって言われたん
ですか?」

「そんなん意味ねぇっしょ」

みたいに言われちゃあ、ね。

こっちも人間ですからね。

「じゃあいいよ、何も言わねぇよ」

と。

こっちもなっちゃうのです。


多分、こんな流れ、世の中の職場で、
数多繰り広げられてきたのでしょう。

本当に良かれと思って、レベルアップ
させようと思ってした事なのに。

逆恨みみたいな事になって。

挙げ句辞められちゃって。

「じゃあ細かい事はもう言わん!!」

ってなっちゃった先輩方。


ちょっと余談。

細かい指導をしてくれない
「ホワイトすぎる職場」
がイヤで退職したがる若者もいるとか
なんとか。


「ホワイトすぎる職場」とは?
なぜ若手社員は退職してしまうのか
https://blog.regions.co.jp/tips/goodstanding/


既存の正解だけなぞって、仕事して、
一人前でーす、ってのはホワイトにも
程があるのです。

「成長が見込めないから」

って、誰かから成長させてもらう気で
いる時点で、ろくな成長はないと思う
のです。


これまた何度も書いている事です。

自分の不出来や不遇を、誰かに何とか
してもらう精神。

自分の不出来や不遇を、誰かのせいに
している精神。

これが一番ダメなのです。


これまた余談。

元ネタ見つかりませんでしたが、以前
見かけたツイート。

 飲み会がイヤなら出なくていいけど
 出てコミュニケーション取れる奴に
 仕事を任せるのは当然だよ。
 意思疎通のコストが悪い奴に敢えて
 仕事を任せるのは良い方法ではない

みたいな感じのご意見。


せちがらいけど、これも世の中よね。


不登校でもいいさ、って甘やかすのは
どうぞご自由に、ですけれども。

他の人が学校に行って経験積んでる間
なんにもしないのだとしたら、それは
停滞、アリジゴクの底なのです。

出来てる奴の方が社会で求められるの
ですからね。


テレワーク、在宅勤務で楽したいのは
わかるけれども。

他の社員や他社は普通に仕事して成果
あげてるんだとしたら、それは停滞、
アリジゴクの底なのです。

気づいた時に他から差をつけられてて
困るのは自分なだけなのです。


上司に文句を言ったり、粗暴な態度を
取るのは勝手ですけれども。

真面目にしている人がいるのならば、
そちらに高評価が積まれるのは当然の
結果なのです。


真面目な人にしてみれば、普通に振る
舞っているだけなのです。

周りが勝手に、自分から評価を下げる
行動を取っているだけなのです。


会社の看板をしょってる意識を持って
仕事を勤める人間には…

上の人間も、実際に看板をあずけても
いいかも、と評価してくれるのです。






8.出世っていいな

職場で2名、出世したと書きました。

見てて、やっぱり率直に、羨ましいと
思っちゃったのです。


責任ある立場なんて面倒なだけ。

人の管理をする仕事はプレッシャーに
押しつぶされちゃう。


それは、今までの人生で痛みとともに
学んできた事なのです。

ですが…

管理職…

ちっちゃい部隊、部署でもいいから…

一生に1年間だけでも…

やっておいても…いいかなぁ…

やりたい気持ちもあるのです。


実は、来月とか来年とかすぐの話では
ないのですが。

やっぱり私は、別の部署の責任者候補
として推されているそうなのです。


今の所より規模の小さい部署があり、
時々応援に行ったりしているのです。

おいおいそちらに異動し、ゆくゆくは
管理職になる事もあるかも…と可能性
だけ話があったのでした。


まあ、中年の同世代が居ないだけだと
思うのですけれどもね。

出世競争に勝ち抜いたわけでもなく。

力量を認められたわけでもなく。

私くらいの歳のやつがいないから。

年寄り連中がやりたがらないから。

若手連中は粗暴で反抗的だから。

とりあえず真面目だけは持ってる私に
話が回ってきただけなのです。


でもまあ、勝てば官軍。

「オマエにゃ無理だ」と、やる前から
言われるより、ずっと誉れなのです。

どんな形であれ、責任者ですと言える
経験を人生で持っておくのは、今後の
人生の自信になると思うのです。


余談。

先日みかけたお話をご紹介。


一部おじさんの
「俺のこと誘ってる?」
的勘違いはどこからくるのか
https://imidas.jp/girls/?article_id=l-60-127-23-03-g421


今日のブログも、そろそろ長くなって
来ましたので、要約は端的にします。


今の75歳くらい。

高度経済成長と人生が重なった老人は
老人になっても自己肯定感が高い。

歳を取っても、若い女性が自分の事を
無条件で好いていると本気で思い込む
男性もいる。


対して、今の50歳くらい。

結婚も子供も家もなく自分は一人前と
思える物を手に入れられなかった人の
剥奪感、奪われたと思う被害者意識が
強い。

「幸せそうな女性を見たら殺したく
なった」という理由で刃傷事件を発生
させた男性もいる。


ですって。


お話は高度経済成長を例にしてますが
要は、出世や仕事の成功体験てのは、
男の自己肯定感の礎になるってコト。

特に、後々の人生で。


どこかで「オレはやれてたんだぞ」と
思える成功体験があれば、年老いても
生き生きと出来ると思うのです。

明るく幸せに生きる人間に対して、
「なんでぃそんなもん」
「幸せな奴は悪い!不幸になれ!」
という僻み根性が無くなるのです。

むしろ自分が明るく幸せに生きられる
のです。


結婚して子供がいて持ち家があっても
仕事で失敗をしたり満足に稼げてない
と感じる状態では自己肯定感が低いの
ではないでしょうか。

私は結婚も子供もありませんし、生涯
未婚がほぼ確定しておりますが。

仕事とお金に恵まれたと感じられるの
で、自分の人生に満足してるのです。


私がこれみよがしにブログタイトルに
して自慢してる「一部上場企業経験」
も、私の今の人生を支える大事な柱に
なっているのです。

謙遜するでも、しがみつくでもなし。

出来なくて辞めた会社ですが、それで
逆に吹っ切れて、屈託なく
「どーだーすごいだろオレー」

「いい所に居たんだぞ、辞めたけど」
みたく自慢できてるのです。


今しがない最低賃金警備員であっても
心にゆとりがあるのはその成功体験の
おかげなのです。

ここで一つ、一年だけでも。

管理職を経験しておくと、きっと私の
将来の礎になると思うのです。


調子に乗っちゃダメ~なのですが。





調子こいちゃおうかしら!

管理職、やろうかしら!!





(おまけ)
どうでもいい登場人物まとめ

・上司:このたび出世した
・真面目センパイ:同じく出世した
・粗暴センパイ:左遷で別部署行き
・ホープ君:粗暴センパイの後釜
・10年目君:上司を気に入らない
・悪ガキ君:上司を気に入らない
・若手君:辞めちゃった