流派2 | 花鳥風月晴耕雨読~めざせアーリーリタイア、めざせ好々爺~

花鳥風月晴耕雨読~めざせアーリーリタイア、めざせ好々爺~

旧タイトル「34歳、無職です。」
→「東証一部上場企業の製品設計が最低賃金の警備員になった件」

50代で早期退職して、花鳥風月を
愛でて、晴耕雨読な余生を満喫する
事をめざすブログ。

お仕事のお話。


以前のお話はこちらから。


流派
https://ameblo.jp/malicetetsu/entry-12662449856.html


手順書・マニュアル派か。
感覚・見て覚えろ派か。

永遠の課題ではないでしょうかね。

課題というか、どちらも譲る気がない
ってところでしょうか。


改めて、仕事とは、そこの職場や人の
「流派」によるところが大きいのかな
と思ったのです。

空気とか、雰囲気とか。

上司が手順派・理論派・理屈派か。
または昔気質の感性派・経験派か。

言い方は色々ありますが、やはりそう
いうのを作り出せる人は凄いなあとも
思います。


もちろん、悪い空気を作る人もいるし
単独では悪くなくても、この人とこの
人の組み合わせだと悪くなる、って
感じの時もあります。


あと、仕事の内容の管理をどうしてる
かというのもあります。

管理職が人の管理だけで、業務は担当
者間の教育に任せる、というような
やり方では、人が変わると仕事の出来
も変わってしまうのです。

どうやるのか、客観的に見られる管理
基準がないと、個人まかせにしてしま
うと、クレームの元なのです。


長い歴史で、社会はルールや基準を
構築していって、JISやISOや法整備、
会社単位では手順書などで事故防止の
土台を作っていったのに。

ブラック企業はそういうのを無視、
までいかないにしても、軽視している
のですよね。


特に若手の経営者、またはベテランの
現場人は。

両方、新しいルールに縛られるのを
嫌う輩です。

前者はルールに従いたくないから、と
いう邪な理由で、能力もないのに経営
者側になるパターン。

後者は自分のやり方を変えたくない、
新しい事を覚えたくない、昔の手法を
教えないパターン。


確かTwitterで見かけた記憶のお話。

残業代を分単位で支給、有給消化100%
等々、法律のルールがあって、
「こんなの守ってたら破綻するよ」
って言うけれど、法を破らなきゃ経営
できない時点でそれ破綻ですから、
とか何とか。

ギター侍みたくなりました。


守ってないから、未熟な経営者の企業
から破綻して消えていくのです。

簡単には守れないから、経営は難しく
誰にもはできないのです。

破りながら経営していったら、社会や
従業員は混乱するのです。

混乱した前列があるから、法や条例や
ルールができたのです。

スポ根や軍隊や宗教じみたやり方で
洗脳するようなやり方は被害者を生む
のでダメ、は、被害者を生んだ前列が
あるからなのです。

法やルールは先人の血で書かれている
のです。


「私、会社経営者。
 経営は大変、経営をなめるな。
 ルール全部は守れない」
って、言うじゃない?

でも他の会社は、ルールも会社も従業
員も守ってますから、残念!

お前が経営なめてるんだよ、斬り!


業務のルールのお話。


前の会社では、人をどう育てるか、
ではなく、人に育ってもらうやり方
なのでした。

それを「人に仕事がつく」と表現して
おり、悪しき傾向であるという認識を
しておりました。

ノウハウを手順に落とし込まなければ
と考えている様子でした。

認識だけで、率先して改善しようと
いう動きは見られませんでしたが。


これまたどこかのTwitterで見た気が
するお話。

DX(デジタル化)をアドオンとして
見ている会社は、コンサルに頼んでも
頓挫する。

既存のやり方にデジタルを乗っける。
今いる人は変わらないで、デジタル化
推進担当をくっつけて終わりにする。

デジタル「化」、自身が変わらなけれ
ばなのに、変わる気がない、とか。

どっこも老害はそうなんですね。


状況は変わらず、その状態で団塊の
世代が大量定年して多くのノウハウが
失われたりしているのです。

人に仕事がついたまま、人ごと技術も
ノウハウも辞めていったのです。

個人流派まかせではこうなるので、
ある程度は業務を監視する上の人が
必要なのです。


やりたくはないのだけど興味のある、
ウーバーイーツのお話。

あれはそういう管理や教育や責任の
コストをゼロにして、更に社会保障や
設備費みたいなのも本人まかせにした
分、報酬にしてるので、見た目一時は
高給取りに見えるのです。 

文字通りの無法地帯、トラブルあって
当然なのです。


本来のデリバリーありの飲食店は、
ドライバーに相応の教育をしてるし、
福利厚生もあるし、管理者もいるし、
車両も社用車だと思います。 

たぶんだけど。


何の管理も費用投資もしないから、
こういう仕事を晒して遊ぶ企画みたい
なことをする輩がでるのです。


ウーバーイーツで配達しながら
自転車で日本一周旅行!?
http://evergreenhostel.com/2021/05/07/%E3%82%A6%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%84-%E3%81%A7%E9%85%8D%E9%81%94%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%89%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A%E3%81%A7%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%B8%80%E5%91%A8


これを企業の看板背負ってる仕事で
やったら、バカッターだの恥さらしだ
の言われて、懲罰懲戒モンでしょう。

「○○運輸、配達がてら日本一周旅」
「今日は○○さんの荷物をとどけに
 ○○県まで!写真ピースイエイ!」
みたいなのをSNS公開、みたいな。

実際、ウーバー仲間からも批判された
みたいですしね。


私がウーバー配達員だったとしても
叩きますし、怒りますね。

こちとら生活懸かってるんだから。

ただでさえ交通違反や素行の悪さから
冷たい目でみられがちなのに。

せめて自分は、少しでも悪い噂を流さ
ないよう丁寧に仕事してるのに。

おまえ一人で遊びや悪ふざけみたいな
ことやられちゃあ、また
「食品配達してるのに、やっぱり裏で
 何してるかわかったもんじゃない」
と、ウーバー全体が悪ふざけしながら
仕事してると思われる、ってね。

私が客でも頼まなくなります。
今も頼んだことないけど。

モラルやコンプライアンスの管理教育
システムがないのです。


仕事の管理のお話。


仕事の内容を把握している上司がいて
管理してるシステムはよいのですが。

雇われ名ばかり管理職で、人の管理は
できても業務の管理が出来ないことが
あるのです。

管理職が実務を経験したことがない
パターン。


そういう管理職の充て方がダメとは
言わないにしても、何が本当の問題か
わからない人に、有効な解決策は見つ
けられないと思うのですがね。

ITを知らないIT大臣なんてのも
話題になりましたものね。


そこを補うのが手順書なわけで。

実務を行わなくても、何をしているか
わかるようになってれば良いのです。


結論。


マニュアルに従うのが一番!

全ての会社、全ての人、全ての業務で
マニュアルに従うのです。

そして私も従おう…
永遠に!


とかネタで締めて終わりたい所なので
すが今日は真エンディングありです。


もちろん、マニュアルがあると一番な
のは確かです。

また、マニュアル化できるよう基準を
設けて仕事するのも大事なのです。


なのですが。


ホントの有事、ホントの前列なしの
事態において、判断を迫られる時、
「前列、基準、マニュアルがないから
 出来ません」
では被害が垂れ流しになることもある
のです。

…と、今のコロナの状況を見ると、
少し思うのです。


どうなれば緊急事態か。
どうなれば解除か。

どうなればオリンピック開催可能か。
どうなれば中止か。

これに明確な基準を、っていうのは、
ぶっちゃけ無理ですよね。


でも、抑え込むための何かをしなきゃ
いけない。

それを「データを見て」とか「様子を
見て」とか「あの人の意向に従う」で
誰も何も責任を取れない中自粛状態が
ずっと続くのでみんな疲れるのです。

というか疲れ云々じゃなくていよいよ
金銭的に持たなくなるような事態・
被害を引き起こしているのです。


前列のない緊急事態に応対できる様な
リーダーを、どこの会社も団体も、
もちろん国も求めているのです。

だからリーダーは権限と責任と給料が
あるのです。


リーダーを目指して欲しいから。
自分で考えられる力を得て欲しいから
ガチガチのルールを作らない…

そういう思惑もあるのかも知れません
ね。


まあ、だとしても。

その会社で、この書面はどこに綴じて
おくか、誰に渡すか、みたいな。
考えて出る訳がない内容まで
「そんなんも知らねえのか」
みたいに言う輩は、俺はもうやばいと
思うのです。


真の結論。


あくまで持論ですが。

マニュアルなしで考えられる人間に
育って貰うため、長く働いて貰うため
つまらない躓きをなくすため、教える
手間を省くためにも。

考える必要なく決まっているような、
基本的な部分は手順化しましょう。


ノウハウの部分はケースワークみたい
なもので経験を積ませましょう。
経験が積めるケースワーク集こそ、
企業のノウハウのはずなのです。

ネットや一般常識、「人」に劣らない
会社の財産となるのです。
そういう「他にはないノウハウ」が
無いのであれば、その会社に価値は
ないのです。
同業他社でも良いのです。


それで基本+αを覚えたら、横で見な
がら特殊事例を任せて、大きなミスで
なければ自由にやらせて、自分なりの
感性を磨かせてやりましょう。

それを何回もこなせたら、もう十分に
ベテランじゃないですかね。


そういう相談しながら教育させられる
「流派」、質問できる「雰囲気」を
作れる先人がいる会社なら、すべての
業務の手順化、デジタル化にこだわる
必要はないのです。

上司側が新人を「雰囲気」で気に入ら
なかったり。
自分の「流派」を押し付けたり。
自分が押し出されたくないが故、辞め
させに来ているとしか見えないような
態度の先人をたまに見かけるのです。


そんな圧迫をしておいて。
従順にならなければ未来がないような
軍隊式の教育をしておいて。

従う者を「犬」呼ばわりなのです。


日本ではなぜ「学者犬」教育が
続けられるのか
https://toyokeizai.net/articles/-/421825


下からの意見や下の我慢を踏み躙って
おいて「上への意見を諦めないで」と
下が意見を言うことを諦めたから、
悪事が放置されたとも言いたいような
考え方なのです。


すん@製薬工場勤務
4月18日
https://twitter.com/shin_gmp/status/1383436331028647948


年齢も経験も上の人間からの圧迫を
正当化しておきながら、逆の立場に
なればハラスメント呼ばわりなので
す。


テクハラとは?
ITスキルに疎い人への嫌がらせが
違法となるケースと対策方法
https://www.kaonavi.jp/dictionary/technology-harassment/


そりゃあ若者は「仕事が一番とは思わ
ない」と思うでしょうよ。

私も思います。
仕事がというより、職場の人間関係が
ですけどね。


若者の6割「仕事よりプライベート」
がネットで話題
「社畜にメリットなし」
「仕事するために生きてるわけじゃ
 ない」
https://news.careerconnection.jp/?p=55681


それで
「人不足」
「最近の若者は根性がない
「堪え性がない」
とかいって辞められるのです。

見る目はありましたから、残念!

すぐ怒鳴る、あなたの方が堪え性が
なかった、斬り!