お仕事と言っても娯楽のお話。
娯楽だけれどお仕事のお話。
ちょっとゲームのお話が多くなります。
先日購入したデータ通信スマホで遊んでる
ゲームが面白くて、ここ数日、猫ちゃんの
相手が雑になってきたかも知れません。
猫ちゃん発情期に入っちゃったみたいで、
文字通り盛りのついた猫のような声を
昼夜かかわらず上げているのです。
腰をポンポンしたり、抱っこして部屋を
歩いたり、頭や首をなでたりと、ホントの
子供をあやす感じで何とかしのいでおりま
す。
この日記を書くのも、猫ちゃんが脚の上で
寝てくれたのと、スマホゲームのスタミナ
回復待ちになったおかげで、時間が取れた
からなのでした。
本当はゲームしたくて日記どころではない
のですがね。
ハマったスマホゲームは ALICE ORDER て
タイトルです。
調べてみたところ、スクエニから 1/28 に
配信されたばかりのゲームのようです。
スクエニ…言わずと知れた大手のゲーム
メーカーさんですね。
学生時代はFFやサガや聖剣はもちろん、
ベイグラントストーリーやデュープリズム
等もしっかり遊ばせてもらったのです。
スクウェアさん長い間ありがとうです。
ドラクエやらない派なのでエニの方は…
あまりお世話にならなかった感じです。
ガイア幻想紀とかスターオーシャンとか
開発はともかく一応エニックス作品でした
かね。
ともあれ。
アリスはアークザラッドを彷彿とさせる
SRPGです。
8×4のフィールドで、3人+フレンドの
4ユニットを操作し敵を倒すゲームです。
ざっくりですが
・近距離攻撃
・範囲攻撃
・遠距離攻撃
・回復
の4属性ユニットがあり、回復を除く3種
で三すくみの強い弱いがあります。
どうせソシャゲだしガチャで出てくる上位
人気キャラが出れば楽勝、出なければクソ
ゲーでしょう…と思っていましたが。
属性を考えたり、敵の反撃がなるべく届か
ない範囲からなるべく相手の被害を大き
くする布陣を考えたりして、初手で敵を
一掃できたりすると楽しいのです。
8×4というフィールドサイズも絶妙で、
これ以上広いとスマホでチャチャッとやる
にはごちゃごちゃしすぎでしょう。
これより狭いと窮屈すぎて戦略練りにくい
でしょう。
評価の高いガチャキャラは出ませんでした
が、ゲームプレイに支障はない感じです。
この属性のレアがもう一体ほしいなーとか
思っちゃったり。
そのためのガチャポイントを稼ぐクエスト
を淡々と進めちゃったり。
始めて3日めですが、最高ランクキャラで
埋まった超つよいデッキが出来てウキウキ
なのでした。
サクサク育成も攻略も進んでる分、怖いの
は早期のサービス終了ですかね。
課金するほどレアの種類はない感じですし
無課金でしっかり強く出来ましたし。
何でもサクサク出来ちゃって、やることが
なくなってしまわないか一抹不安です。
ソシャゲや課金と言えば、グラブル問題が
ニュース沙汰になったそうですね。
私もグラブルやってましたが、ログインが
出来なくなって辞めてしまいました。
ニュース(をまとめたネット記事)を見た
ところ、
・大当たり…5種:5%
・当たり…10種:10%
・ふつう…20種:85%
みたいに出現率が設定されてて、それは
開示されているのですが、大当たりの中で
更に出現率が分けられてて、特定のキャラ
だけすっごい出現率が低くされてたという
仕組みだったそうです。
確かに、書いてはないのですが、大当たり
のキャラそれぞれの出現率は同じだろうと
思ってしまいますね。
で、「5%の割にコイツ当たらないぜ」と
何十万円も課金した人からクレームがつい
たそうです。
書いている内容に偽りなく犯罪ではないで
すが、だから「問題」なんですよね。
明らかな犯罪だったら、それは事件です。
限りなくブラックに近いグレーだから問題
なのです。
ギリギリ犯罪の詐欺みたいな危険は世に
溢れてるものですねー。
…て話を前にした記憶があります。
ネトゲ・ソシャゲは基本プレイ無料が基本
となりつつある業界です。
上述のアリスも基本プレイは無料です。
だからこそ、メーカーさんとしては課金を
してもらわなければ、サービス終了までの
日が短くなっちゃうというものです。
課金の仕上がり如何にかかわらず、ゲーム
自体は開発しちゃってるわけですからね。
その費用回収が出来るか否かは課金具合に
よるのでしょう。
サービス維持にだってお金かかるでしょう
し。
そういえば、ミリオンチェインてゲームも
この間サービス終了のお知らせが出てまし
た。
面白かったし、やりこんだんですが、残念
なことです。
私は非課金でしたがねデヘヘ。
ゲームに限らずなのですが、アニメ然り、
声優、芸能界、アイドル、歌手などなど。
娯楽を提供する業界て、すごいシビアだと
思うのですよ。
私の前のお仕事は、お相手も企業の名の
元にお仕事でやっている間柄でしたから、
その仕事お断り!の場合でも、ある程度は
こちらの事情を汲みとってもらっていたと
感じています。
社内の連中の方がよっぽど邪魔でした。
ですが、娯楽を提供する業界は、相手は
楽しさを求めているわけですから、楽しく
なければ要らないと言われバッサリ捨てら
れてしまうのです。
嫌なら観るなと言ったせいで、いつまでも
嫌だから観ませんと言われ続けている芸人
さんもいたりします。
人間味が嫌な演者、クリエイターの作品は
作品自体が良くても嫌だったりします。
人じゃなくて作品を見てくれよと言うなら
人として発言しないで作品で語るべきなの
です。
つまらない娯楽ならなくてもいいし、別の
もっと面白い方に行くだけなのです。
デジタル化が進み、前に創作されたものが
劣化しないで残っていて、新しく創った
ものが歓迎されなかったり、比較された上
「前の方がいい」とか言われちゃう始末な
のです。
そんな中で「楽しいもの」をこの世に穿っ
て行き続けないといけないとか、考えたく
もないのです。
ことゲーム業界は定番やお約束が通じなく
なりやすいと認識しており、厳しいと感じ
ています。
アニメなら可愛い女キャラやエロがある。
テレビならイケメン俳優がある。
アイドルなんて年端の行かない女児を祭り
上げて女好き一般市民の信仰の対象にする
ジャンヌダルクの時代と同じです。
(若干の偏見)
素人でもアイデアを形にしてゲームにして
配信してユーザーの反応を見る事がそれ程
難しい事ではなくなっています。
アマチュアの声優、アマチュアの絵かき、
アマチュアのゲームクリエイターの活躍の
場が提供されやすくなりました。
メーカーが提供する高額のゲームと、一般
ユーザーが提供するフリーのゲームが同じ
土台にあると言っていい程です。
流石にクオリティは一歩届かないまでも、
補って余りある「何でもやっていい」と
言う自由がフリーゲームにはありますから
ね。
メーカーの名を背負って大人数で開発した
ゲームにチャレンジなアイデアを含めた
結果、全く受けずクソゲー呼ばわり…なん
てのはあり得る話です。
ごく一部の方には喜ばれるでしょうけど、
家庭や生活を背負ってる開発陣からすれば
たとえじゃなく死活問題です。
学生時代の私は今とは比べ物にならない程
ゲーマーでした。
ゲームクリエイターを目指した時期もあり
ましたが、ほんのチョッピリ現実的な部分
が勝利したため、突飛でもない夢を見過ぎ
ずに済みました。
私が育つにあたっての費用を親に返せる程
稼ぎが安定した所でなければ…て裏事情も
ありましたしね。
10代後半でなんとかデジタルスクール的
なのに入学して、専門用語についていけず
20代前半でネトゲにハマり、20代後半
でお金なくなって親元に泣きついてたり
してたかも知れません。
今と同じ様に両親とも体を壊して職につけ
なかったら、もしかしたら、私は30代に
なれず死んでいたかも知れませんね。
夢は追い続ける限り諦めなければ叶うとか
何とか言いますが。
夢を諦めざるを得ない現実は逃げていても
立ちふさがるのです。
例えるならラグビーのトライですかね。
走り続ければいつかは相手側の陣地に辿り
つくわけなのですが。
相手選手はそうさせまいと立ちふさがるの
です。
それを避けて陣地にたどり着くのが難しい
からゲームになるのです。
勝ち負けがあるのです。
「ゲームクリエイターになりたい」という
夢だけであれば、一応私はフリーゲームを
ベクター様で公開させていただいておりま
すので、叶ったということになります。
キャラもドットも自作して、曲も創って、
プログラムもストーリーも自作という夢も
叶いました。
ですが他のゲームと比べればちゃっちいと
言わざるを得ません。
「ゲームクリエイターで食べていきたい」
と言う夢には遠く及ばないのです。
フリーゲームだから…という最強の隠れ蓑
を持って「ゲームを創った」と言えるし、
それを武器に本格的にゲームクリエイター
を目指そうものなら負け戦なのです。
己を知り相手を知れば、百戦危うからず。
己を知れば戦わないという手が最強の護身
であったわけですね。
それでも娯楽・創作で食べていく事を望む
者は後を絶たず…。
私は私が叶えられなかった夢を叶えるべく
奮闘する若者を眺めることしか出来ません
ので、がんばっていただきたいものです。
(ひとごと)
あ、今日はアリスオーダー面白いよという
お話でした。
スタミナ回復したので、プレイ再開です。
皆さんもプレイしよう!
それで皆さんには課金していただいて、
スクエニ内の若手クリエイターの給料に
なって、長くサービスが続きますように。