最近初めて車買った。思えば学生に成り立ての時、親掛かりで免許を取得してからいたずらに乗ったことはあったけど、以来ペパードライバー歴20年(故にGOLDカード)。そんな僕が、双子が生まれて5人家族になった事で、移動に不自由を感じてついに車買いました。


 しみじみですよ。本当に。


 テレビ持たない、携帯も固定電話も持たない、エンジンの付いたのは乗らない。PC、楽器、エスプレッソマシンは所持。フライパンは持たない。但し中華鍋と寸胴鍋は所持。インスタントのカレールゥは使わない。カラオケ生理的にダメ、ゴルフとんでも無い。風俗軽蔑。自民党には投票しないブランド品に関する知識を持たない。肩肘張ってやってきた僕が、まぁ、なんと、どうですか。


 いまや、携帯電話(PHSだけど)持って、マイカー(って言わないのか最近?)買って40歳でペーパードライバースクール通う、3女の子持ちでマンションに住む、住宅ローンを抱えた所謂何処にでも居る中年サラリーマンに成り果てました。
 さっきなんか、テレビ替わりのPC(テレビはまだ持ってないので液晶モニタ)で、娘と一緒にバラエティ番組みちゃいました。


 変わったねと言われます。でも、最近は良い調子なんです。


 少年時代は思ってました。「他人の評価なんて要らない。自分から見て、格好良い自分でありたい。」と。
中年の僕は、少年の僕に答えます。「それは車や携帯電話を持つとか持たないなんて事じゃないんだ。」と。
 尖ってる青年の僕は糾弾します。「不要な物を持つ不自由さの中では、息が出来ないんじゃないか。」と。
中年の僕は、答えます。「軸があればいいんだよ。地に足がついた自分の軸が。持つ持たないばかり気にしていたら逆に不純でしょ?」と。


 家族に囲まれて幸せになりました。太りました。
 ウィスキーは、JIM BEAMだったのですが、BALLANTINEに変わりました。
 この先、僕はどこまで「堕落」していくのでしょうか。


 双子の世話に明け暮れる毎日。「GW、たまに好きなことしてきたら」とかみさんがいってくれたので、上野の科博でやってる「ナスカ展」に一人で行ってきました。

 http://www.tbs.co.jp/nascaten/index-j.html


入り口は、修学旅行の高校生や中学生でごった返し。
 「ナスカ展、こっちならんでくださーい。」というので公園中央の噴水まで続きそうな長い列に並んだら、叫んだ男は修学旅行のガイドだったりしてへろへろ。なんだよ。
 但し、中に入ると昼時にかかるとランチタイムか、すってと空いて、ゆっくり見て回れました。
 
 普段は、常時子連れの僕も、今日は一人。初めて「音声ガイド」などつかってみたり終始リラックス。 
 展示は、地上絵というよりは、当時の生活雑貨中心でしたが、デザインがそれぞれ秀逸で現代アートの人も刺激を得るところ大なのではないかと思いました。お勧めです。ペルーも行って見たいね。
 
 僕は、詳しくは無いのだけど何となく遺跡、古代文明好きで、
直接旅行でも、ストーンヘンジとか、モアイ像とか見に行ってるのだけど、xxx展もよく通います。


 この手の展示で、良いところが、
焼き物とか、彫り物とか、織物とか見ると、時空を越えて親近感が出るというか、
人間って、数千年程度じゃ変わらないのだよなぁ」という感動が得られるとこ。

 平和の障害物の一つが無理解じゃないですか。
 縦の変異(時代)を超えて「おまえ、僕とたいして変わらない。」という理解ができるのであれば、横の変異(国境)を超えた相手にも親近感というか想像力も広がるわけで平和になるんじゃないかなぁ。


 ところが、


 ミイラの展示って、いつも、この手の感動に水を差すんだよね。
だれでも、死んだ人って安らかに眠って欲しいと思うもの。自分の親の亡骸なんて、有形でも無形でも人目に触れさせず安眠させたい。昔の人も異国の人もそうなんじゃないのかな。


 昔の人が着ていた着物を見て感じた親近感を、死体を物のように晒す展示が破壊する。

祖先の亡骸はどれだけ祭ったら展示して良い「物」になるんだろう。


 僕は、死体標本をこれ見よがしに展示して金を取る「人体の不思議展」は嫌いです。


 地球を過去の死体を祭るエリアで埋めて、子孫に不自由をかけるつもりはない。僕は死んだらすぐに石油になってしまえないのもだろうか。


 またせたね。かみさん!GWだよ。


 思えば1月に双子が生まれて以来、かみさんは大変。乳児二人を抱えて毎日てんてこ舞い。
買物も完全に宅配に切替え、家族での外出なぞ望むべくも無い。
(僕と言えば、仕事の忙しさは相変わらず。花見も行けず、自分の誕生日も午前様で深夜一人夕飯を食べる生活。)


 乳児って可愛くても、時に残酷。どんなに頑張って世話しても、こちらの事情なんか一切気にせず理不尽に泣きつづけたりする。一切の遠慮も、配慮も、情け容赦も無い一方通行のコミュニケーション。疲労している時なんか怪物のように思える時もある。


 でも、もう5月。春が来たよ。冬は終わったよ。


 最近、3ヶ月も超えた辺りから、彼女等がこちらを意識してくれるようになったのだ。
 抱っこして軽く揺する。機嫌よく笑ってくれるようになると、これは嬉しいんだよね。
お世辞も、駆け引きも何もなく、感情剥き出しで大きな口で笑ってくれる。相手が本気で心の底から喜んでいると判る人間付き合いなんて他にないんじゃないか。


 よし、

(1)暖かくなった。
(2)双子の首が据わってきた。
(3)インターネットのオークションで双子用のベビーカーを落札した。

 仕事の節目で一念発起。例年何かと休めないGWを今年はなんと10連休取得した。たっぷり散歩weekにしよう。

行け行け号


 ベビーカーでどこまでもどこまでも歩いていこう。家族5人でドンドコドンドコ。
鼻歌口ずさみながら歩いている内に、何時の間にかベビーカーには「行け行け号」と名前もついた。
 最初は「疲れるから」と出かけるのを躊躇っていたかみさんも、今日も行こう、明日も行こうとのってきた。


 連休はいつか終わるけど、なんていうかこの「調子」はこのままいきそうな気がする。
 人生のいろんなタイミングってだれからも教えてもらえないけど自然に判るときがある。

僕達は今、マイルストーンを踏んだんだ。


Down the mississippi down to the New Orleans....
Blues Brothers 2000: Original Motion Picture Soundtrack


 遅ればせながらメモリーオーディオを買いました。creativeの「ZEN(禅)」ってやつ。

クリエイティブ・メディア
Creative メモリープレーヤー Zen Nano Plus 1GB ブラックモデル CZNP1G-BK

256MBの奴が安くなってたので、お小遣い奮発して買った。
双子の授乳&おしめ替えで夜番なので、リビングのソファで横になりながら聞いている。なかなか良いね。



 娘は起きると泣く。
   抱き上げるとすぐに泣き止んで、
     まだ見えないはずの目を大きく開けてキョロキョロ。
 ミルクを一生懸命飲んでたかと思うと、
    いつのまにか目を閉じて寝てしまう。


 新生児の白眼って奇麗だよ。白というより凄く薄い青かもしれない。
ソファに座ったまま、胸に乗せて抱いてやったままリラックス。耳にはヘッドホン。


 僕の事なんて何もわからない、
   それこそ親なんて概念すら知らないのに、
     全てを僕にまかせて、
       無防備で、
         安心しきって、スヤスヤ寝る。


深夜、時が止まる。ヘッドホンから流れる歌が空間に混ざる。

 「どうしても、どうしても、僕等は...、奇麗な水を飲もう。」


なるほどね....。


3時間に一回、2時間ほどぐする娘。
3時間に一回、長くミルク飲む娘。

2人が非同期に騒ぐ。泣き声が頭に響くので耳栓買った。
会社で気絶。