大型加糖飲料の販売自粛を要請する自治体が登場します!! | 幕内秀夫の食生活日記

幕内秀夫の食生活日記

「食」にかかわる諸々を綴っていきます

 ごはん、味噌汁,八宝菜、ブロッコリーサラダ、鰹のた蚊も

 暑い日が続きますが、さすがに朝、夕は涼しい風を感じるようになってきました、それとともに、

 蚊に刺されました。知人曰く「蚊も猛暑には弱く、少し涼しくなってきたからでてきたのだろう」、ついでにゴキブリも猛暑には出てこなかった。と言います。どうなんでしょう。

 さて、「135㏄」のビールがある一方、「加糖飲料」はどんどん大きくなっています。

 1.5リットル、2リットルはざらです。これは大変な問題だと思います。子どもたちに限りませんが、朝、昼、夕、いつでも好きなだけ飲める状況になっているということです。元々、パンや菓子パン、肉、牛乳、乳製品、油脂類など「高脂肪」の食生活に、これが加わった欧米の肥満大国を中心に約45か国で、「ソーダ税」が実施されるようになったのは必然でしょう。「甘いお菓子」程度では「課税」にまで踏み切ることはなかったと思っています。

 「加糖飲料」は別格だと思っています。ただしそれを実施した国々は業界の反発もあり、喧々諤々容易ではありません。日本や韓国が本気で取り組まないのは、食生活そのものが欧米ほど高脂肪ではないということが大きいと思っています。しかし、食生活そのものがどんどん高脂肪になり、この大きさのペットボトルが登場する時代ですから、日本もいずれまちがいなく「課税」することになります。ただ、いつ本気になるのか?

 すべての「加糖飲料」に課税するようになるにはまだまだ先になるでしょう。そこまで本気に考える自治体の首長は少ないでしょう。そこで、提言です!!!

 まず一歩目は・・・

 すべての飲食店に「1リットル以上の加糖飲料の販売自粛を要請する」、この要請に従う飲食店には「子どもの健康優良店」のシールの提示を許可する。すべての加糖飲料に、課税するのに比べてハードルはかなり低いと思います。もちろん、これでは不十分だと思っています。ただ、このことの「教育効果」も期待できると思っています。漫然と2リットルの加糖飲料を購入していた人たちも少しは考えるきっかけになるでしょう。

 これから、講演会が続きます。この「秋の陣」でこのことを訴えていきたいと思っています。私が「加糖飲料」と言う言葉を最初に言い出したのか?はっきりはわかりません。しかし、いつの間にか全国紙でもこの言葉が普通に使われるようになっています。「言いつ続ける」ことが大切だし、言い続けなければ実現することもないと思っています。

 断言します!!!「10年以内には、加糖飲料の大型ペットボトルの販売自粛を実施する自治体が必ず登場します」

 なぜなら、そこまで子どもの健康問題が追い詰められているからです。話題になりませんが、東北にはとんでもない状況になっている自治体もあります。ご期待ください。