今回は私の立ち位置から、もし大厄災が迫っているなら、それは何故なのかの大きな要因を説明します。
本当はもっと前々から明確に言い切るべきだったと今となっては思ってますが、こういうのは解釈と視点の面がたかく、自分で考え納得しないと意味がないので言い切ることは避けてましたが、個人的には時間がないと思うので、周辺から類推するより明快な方が頃合いとしていいと思ったのでそうします。
まず前回使った図を紐解きます。
太極図ですが、何故一方の極大期にはバブルが弾けるような形になっているのでしょうか?
あるいは時間的概念を合わせて見てみるなら、永遠に光と影が互いを追いかけている様な形です。
まずですが、これは象徴的に波形を表しています。
円は波の関数図形です。
なぜ波がこんなにも大事に象徴されているのかと言えば、世の全てを作っている基本が光だからです。
現代的価値観の人からすれば物質と空間じゃないの?
と疑問が返ってくる気がします。
マンハッタン計画に大きな影響を与えたことで有名な理論物理学者のデヴィッド・ボームの言葉で
「宇宙は凍った光だ」
という衝撃的な一言があります。
世間的に物質と空間の広がりが宇宙だと思っている思っている人が殆どでしょうが、というか世間のメディアを通してその様に宣伝して私達の殆どはそれを疑うことなく信じています。
ですが私達が物質だと思っているものはデヴィッド・ボームに言わせれば光が凍ったものです。
そして光というのは波です。
だから宇宙には光しかないし、波しかない訳です。彼の言葉を借りるなら。
みんな物的世界が現実だと思って、肉体的に死ぬことを怖がり、お金や物を溜め込んで安心を得ようと暮らしていると思いますが、この言葉を検証する気持ちがあるなら大半の意味合いが変わってくると思います。
人間も含めて全ては光の存在となります。
そして光の存在であるからには、行動する度に、思考する度に光を放っている訳で、それらが世界を日々創造しています。
ただし一人一人の輝きは弱いので、その創造性というのは集団的思考が一つになった時に目に見えて発揮されます。
(デヴィッド・ボーム 1917-1992)
太極図に戻ります。
その中で今は陰の極大期にいると個人的に思っています。
それは唯物論で物質世界を信仰する時代と言えます。
そこを皆で信仰して群がるから破裂します。
悪魔のグローバリストがそこに誘導したからそうなったのだと、今どきの社会の流れを見れる人ならそう言いそうですが、実際にはその唯物論社会のお金や流通で潤う物的暮らしを皆が受け入れたからこうなっています。
言ってみるなら、悪魔の誘惑に負けた、とも言えます。
誘導した者と受け入れた者が合わさらないとこの状況にはなりません。
そしてこの物質信仰の社会制度は完全に壊れます。
マルチや投資詐欺を持ちかける詐欺師は、初めから制度が時間の問題で崩壊することが分かっています。
だから適当なところで高飛びします。
グローバリストがやっているのは高飛びの代わりに、富を独り占めにして専制政治をやろうとしています。
優生学の名の下に人間は多すぎるからその大半は〇んでくれ!という意見の持ち主が専制政治をやろうとしています。
その終わっている制度を、今の我々が生活のために!と追いかけています。
バカげた話ですが、コンサート会場などで人が集まりすぎて、稀に足場が壊れて死傷者が出たりしますがあれと同じだと思います。
まるで蜘蛛の糸のような話です。
そしてその時に運命の岐路がやってきます。
それでもなお、詐欺師が仕切る社会制度にすがりつきに行く人か、混乱を乗り越えて新しい社会を創設しようとするかで、だいぶ今後が変わってきます。
社会的な破滅が来るときというのは、実はオセロの角を複数取ったに等しいことが起きやすく、誰かがその最強である角を取ってしまったなら間にある黒勢力の信者は白勢力に結構な早さで変わっていきます。
だから価値観を変えるくらいの破局と、力強い新時代のリーダーはセットで現れます。
大衆心理とは業の深いもので、その殆どは身近な他人の顔色を伺いながらでないと自分の進路を決められません。
その枷を外すために破局があり、それを時代が呼び込みます。
とは言え必ずオセロの角を取れると限った訳ではありません。
詐欺師が仕切る社会を懐かしんですがりつく人が多すぎれば、角を取ったことにはならないでしょうね。
その時は幸運にも生き残った人たちも更なる破滅に向かいます。それは最悪の選択です。
ここで言いたいのは世界を形作っているのは、私達の集団意識だということです。
その集団意識が変わった時に、夜明けが来ます。
集団意識が変わらなければ更なる暗闇に堕ちます。
そして現状のままだといくら腐敗していても、人々は今の制度の維持を求めます。
リーマンショックの時も事後処理をしている時に、お金の制度の根幹でイカサマをやっていることが分かりながらも、皆で見て見ぬ振りをしました。
制度を破壊して一から立て直すことは選ばなかったのですね。
だからこそ時代が変わる時には必ずどうしようもないレベルの大惨事が来て、ようやく皆の意識が変わるチャンスが来ます。
たぶんそれがもうすぐ来るんじゃないのかと。強く予見させるような前触れが沢山見受けられますが…
だから個人的意見としては、やってくる出来事におたおたしないで、それぞれには現実を作っている責任と自覚を認識してもらいたいのですね。
嘘つきの悪魔的な人々の言い分を信じたり自分の権利を預けたりすることの愚を知り、自分達の集団意識の持つ力強さをよく自覚して、次の新しい夜明けを目指し、自らの責任を自覚しながらもそこに参加してほしいと思ってます。
終末と言えば救世主で、それは一神教文化圏ではキリスト再臨なのですが、個人的見解では一般に思われている様にイエスが肉体を纏って再臨することはありません。
また携挙もありませんし、誰も助けには来ません。
誰かを当てにして助けを待つことは罠だと思い、何時の時代も自ら精一杯切り開く覚悟で動いてゆく他ないと思います。
これは前にも言ったことですが、イエスの再臨は今生きている人の心を通して再臨します。
イエスの言うことを理解できたならその人はイエスと同じ存在だからです。
日本人にはイエスは馴染みが薄いから、知恵を求め良心に従う、でもいいかと思います。
でも終末期に起きる出来事は世界的に共通性が高いので、その知恵を解読しようとすることは有益だと思ってます。
黙示録の時代は開示の時代なので、何の情報が有益なのかを今の内に秤にかけてください。
シメ前に一度紹介したトマスによる福音書の同じ語録ですが、それだけ大事だと思っているのでもう一度載せます。
3a. イエスは、「もしあなたたちの指導者たちが『見よ!王国は空にある!』と言ったら」と言われました。 そうすれば、あなたが来る前に鳥がそこに来るでしょう。 王国は海の中にあると言うなら、魚はあなたより先にそこにいるでしょう。 むしろ、王国はあなたの内にあり、あなたの外にもあります。
3b. 自分自身を理解すると、理解されるようになります。 そしてあなたは自分たちが生ける父の子であることに気づくでしょう。 もしあなたが自分自身を知らないなら、あなたは貧困の中に存在しており、あなたはその貧困そのものです。
王国は内にも外にもあり、自分自身を理解すると父の子であると気付く。とあります。
私からすればこれは、これはあなたが作っている世界ですよ!と言っているに等しいことです。
正確には あなた でなく あなた方 ですが。
だから、あなたが自分自身を知らないなら物質を信仰しながら生きていることになります。
だから貧困の中に存在しているということになります。
物で溢れた生活を送っているでしょうが、貧困だから物にすがって生活しています。
汝自身を知るなら、自分はイエスが父と呼ぶ存在、つまり世界を創造している源をはっきりと認識できるはずです。
何故なら質的に同じ存在なので。
そこが理解できたなら物やお金に依存する理由がない。
そういう理解に達した人が集団を形成できるくらい現れたなら、間違いなく新しい時代が訪れると思います。
イエスが救世主として間違っていないなら、その残した言葉の色濃い時代になることでしょう。
新しい時代に入る、ということはそこに生きている人々の意識がガラッと変わります。
お金だとか、物流と大量生産による消費社会など、その時代や制度を作っているのは実際には人々の意識で認識です。
お金など正に、皆で価値があると思い合っているから価値がある見本で、皆で価値などないと思えば何の価値もありません。
その根本の価値観が変わった時には、必然的に新しい時代になります。
個人的解釈としてですが、太極図の説明はそれに尽きます。
皆で群がり破綻して、その中で新しい種が芽吹いて、新しい時代が始まります。
古い考えにすがる道を皆で選ばない限りは。
最後に、個人的な世界観に合う偉人の言葉を借りてきて説明の裏付けに使っているだけだということはご理解いただけると幸いです。
世の中で証明しきれるものは僅かしかないですので、それは仕方ないことなのですが。
それでは皆さん良い今後を、また良い機会に恵まれますよう。