先週末のトーストマスターズ・世界スピーチ大会決勝戦、ご覧になりましたか?
3万人の中から、今回見事に入賞された3人はこちらの方々で、この結果には私も納得でした。
優勝したのは写真中央のプレジアン・バジレブさん。そうなんです、田村さんがいた準決勝グループ6から勝ち上がった彼でした。
シカゴ在住のブルガリア人で、自分の英語のアクセントも、見事にいい方向で用いながら、まさにチャンピオンスピーチをしましたね。
気がつかれた方もいたと思いますが、決勝のスピーチは準決勝とは違うものです。
準決勝でのスピーチは、数々の予選大会を勝ち抜いてきたものです。なので、半年間以上もかけて、沢山の人達のアドバイスのもとに、まさに磨きに磨かれてきたものです。
ところがです、みなさん。決勝戦では初めて披露するスピーチに限るという、これまた面白くも、チャレンジングなルールのもと行われているのです。
たとえスピーチの完成度は低くなっても、スピーカーの才能そのものが良く見れるというのも面白い点だと、私は思います。
さて、2位には写真右ニュージーランドのキンギ・ビドルさんが、そして3位にはドバイからシュルーク・アルバナさんが入りました。
というわけで、本当に国際色を反映した結果となりました。
言うまでもありませんが、この3人のスピーチをはじめ、決勝戦に残った皆さんのスピーチはお手本の宝庫です
こちらから、ストリーミングビデオを購入($29.99)すると、どこからでもいつでもご覧いただけますよ。(送料は少し高いですが、DVDも購入できます)
また、全員のスピーチ後のインタビューもいいですよ。皆さんの人柄の良さが伝わってきました。
この決勝戦、優勝者の2分間ハイライトビデオもあります。スピーチの出だしの30秒と、インタビューの一部等々あります。
下にアップしますが、特に最後の45秒間にある、受賞スピーチも素晴らしかったのでぜひご覧ください。
また、さらにお勧めしたいのは、準決勝9グループのビデオです。<こちらから購入($9.99)できます>
今回3位に入った、シュルークさんが選ばれたグループですが、実はこの中にも、玉井さんというもう一人の日本人の方がいらっしいました。
在米邦人の玉井さんはワシントンDC、バージニア地区から選出されて、『Egg』 という迫力ある見事なスピーチをされています。
また、シュルークさんに一歩及ばず2位に入ったのは、中国人のクワンさんで、彼の『Magic』と題したスピーチも必見ですよ。色々と学べます。
2011年の世界大会で2位に入った実績もあり、個人的には彼の決勝戦でのスピーチも見たかったです。
来年(8/20-23)は歴史上始めて北米を離れて、マレーシアで大会が行われるそうです。マレーシアの友人が多く、前々から行きたいと思っていたところなので、来年は現地で観戦したいと思っている私です。
それではみなさん、Happy learning!