内定が取れない方の特徴①(今年内定がでていない方・来年度内定を取りたい方へ) | 総務・人事職に就職したいアナタに!!

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総務・人事職として中小企業のメーカーで5年以上勤めてきた私です。

「総務・人事職に就職したいけど、どんな仕事なのかよくわからない!!」というアナタに少しでも参考になればと思って立ち上げました。

仕事の内容や面接の対応の仕方等ご紹介します!!

今年の8月頃から、人事職・総務職に欠員がでたため、採用面接を急遽行うことがありました。

ただ募集をかけた時期が悪くて、案の上なんだかぱっとしない人ばかりでした。


もちろん、面接の前にエントリーシートや学科試験等で確認を行うのですが、面接をすると、最低限の適性があるかどうかは分かります。


どこを実務担当者としては見るかというと、ずばり、その組織になじめるかどうかです。(性格的なこと、能力的なポテンシャル含めて)


そのためには、受験者の立場としては、まず大前提として「人事職ってどういう仕事だろうかという一般的な内容を把握しておくこと」が必要です。


そして、そのために求められそうな能力はなんだろうと考えるわけです。


その上で面接の場面では「人事に入って、どういうところに興味をもっていて、そのためにはどういうところをがんばりたいか」、その方の経験値等をふくめて、「普通ならそういう風に判断するよね」っていう肩を張らない自然体な説明をするわけです。


しかも、つっこまれても、その考え方の説明の筋がきちんと通っていれば、人事的にはなるほどなと思い、あとは、その組織になじめそうか、活躍できそうか、他の受験者との兼ね合いで内定が決まります。


今年は、売り手市場といわれ、これから内定試験を受ける方にとってはチャンスです。つまり、多少、例年よりも学科の点が悪いや、説明がうまくできなくて、劣っていても、通るときは通ってしまいます。


ただ、ひとつはっきり言えるのは、意志がぼやけてしている人と、組織になじめなさそうな人は厳しいと思います。


それぞれ僕が実際に面接官として体験した別の方の事例を紹介します。


一人目の方は意志がぼやけたて見合わせた方の事例です。

なんでこの子は「人事になりたいんだろ?」、「他職でだめだったから、よくわからないけど人事をうけてみましたっていうのが伝わってきました。」


「よくわからないけど、内定をとにかく取りたいんです。」って主張されているみたいで、全然この子の判断軸がみえないなあと思いました。


人柄は良い方そうでしたが、優柔不断な感じがしたので見合わせて頂きました。


もう一人の方は組織になじめなさそうと感じて落とした方の事例です。


「たとえば、その方は私は計画性があります」と主張されていましたので、その根拠を伺っていくと、過去の資格試験等の勉強した事例をあげられたのですが、ただ結果がついていませんでした。


「それではどうして計画性あるっていってるのに資格がとれていないの?」って尋ねると、「計画を立てているうちに、色々あれもこれもと手を出してしまい、結局、試験当日は体調を崩していたからです。」と主張されていました。


「試験で結果を出すことを含めて計画性があるっていうんじゃないの?」と質問すると、「計画を立てた段階で計画性があるって私は考えています。」と主張されました。


面接をさせて頂いた立場にたつと、その方の主張は筋が通っていない感じがして、この方が入社した場合、他部署の方と揉めてしまうことがあるかもしれないなと思いましたので見合わせて頂きました。


続きは②に書きます。