私が住む東京都千代田区には幽霊坂という奇妙な名のついた坂がある。
名の由来を調べてみたところ単純に江戸時代は薄暗く、幽霊が出そうだったからのような軽いニュアンスで書かれていた。
-前置き-
近頃の私はこのコロナ禍で軽い鬱気味であり、寝つきも悪く寝ても悪夢ばかり、睡眠時無呼吸症候群の影響もあり目覚めれば頭痛と負のループを辿っている。
健康不安も重なり先日脳の中を見てもらおうと脳科学を専攻していて最新鋭医療を詠っている近所のクリニックを受診した。
日本に4台しかない超高性能CTで脳の中を輪切りにして見てもらった。
結果頭痛の原因は頭の中心部にある「下垂体」というホルモンを分泌する部品に経年劣化なのか変形が見られるようで、ホルモンのバランスを整えれば治るとのこと。
緊急事態ではないが採血をして精密検査をして然るべき処置をしてくれるそうなので、後日伺ったら1時間かけて大量の血を抜かれ、保険適応しての12000円という高額な医療費を払った。
先生は偏頭痛はこれが原因だと仰るが、私の頭痛は寝起きと強い酒を飲んだ時に肩から後頭部に起こる頭痛であり、ちょっとした疑問を抱いた私は、その先生をネットで調べてみた。
結果ホルモン&下垂体のプロフェッショナルという答えに辿り着いた。
別に難癖付けるわけではないが、自分の専攻しているジャンルの軽い研究材料されているような感覚を覚えるのは私だけであろうか。
そりゃ37にもなりゃどっか弱ってくるだろうて。
緊急事態なのは頭痛の時にﾄﾞｸﾝﾄﾞｸﾝと血流と共に痛みが走り、そんなときに激しい動きをすると爆発的な痛みが走る事であり、ど素人の自分が言うのもアレだが、血管関連の動脈硬化とかじゃなかろうかと予測しているので、正直セカンドオピニオン(最近知った言葉)の受診も視野に入れている。(セカンドオピニオンってエッチな言葉だと思ってましたごめんなさい)
長い目で見たら下垂体とやらの適切な処置をしてホルモンバランスを整えるのは素晴らしいことかもしれないが、その間に血管が破裂してくたばるのも間抜けな話なので近いうちに循環器系のある病院に行こうと思う。
そして酔っているときの私に関節技を用いたグラウンドの対戦申し入れ等はご遠慮頂きたい。
-前置き終わり-
以上のように私は超高性能CTで脳に放射線を浴びながら頭の中身を余す事なく晒された。
しかしこの放射線を浴びて以降何かがおかしいのだ…
放射線を浴びて以降、私はえも知れぬ違和感をずっと感じていた。とても説明しにくいのだが、人の意思のようなものが脳内に飛び込んでくるのだ。
それをなんとなく悟ったのが冒頭に貼った動画にある「幽霊坂」を真夜中に訪れた時である。
頸椎が震えるような感覚を覚え、その瞬間真夜中はどこかに身を潜めて眠っているはずの鳩が私の前に舞い降り、数十秒私を横目に見て飛び立った、私は動けなかった。
その時感じたものは哀愁にも似た暖かいものだった。
古来より鳩は伝書鳩などがいるように、何かを伝えたかったのかもしれない。鳩目線で言えば「こいつならわかってくれる」と思って寄ってきてくれたのであればなんか素敵な事である。
そして昨日は入浴しているときに妙な感覚に襲われ、ネガティヴな感触だったのか吐き気を催し風呂場に胃液をぶちまけた。吐きながらも私の頭の中にはカミーユビダンが「俺の体をみんなに貸すぞ！」と言った台詞が駆け巡っていた。
もしかしたら僕、ニュータイプになったかもしれない。
昔から学校ではイジメに遭い、人の顔色ばかりを伺って生きているうちに理論的には説明できないが、表情とその背後から伝わる何かで相手の思考を多少感じる事ができたが、その能力が少しばかり覚醒したのかもしれない。
そういえば、有楽町の占い師に精神分裂症に気をつけろと昔言われた、正直その素養はなんとなく感じているので、更年期手前のアラフォーとしては今まで以上に自己を律して気を引き締めなければならないと思っている。
というわけで、ちょっと今まで以上に人と関わりたくないと思った出来事でした。
この説明困難な能力が鬱気味な私の幻想なのかどうか、そして私の下垂体&ホルモン&血管の症状などはまた何かわかったら追ってお知らせします。
このブログを読んでいる数少ない読者の皆様も、肉体に不安があったら面倒くさがらずにお医者様にかかられますように。
きっと私はヤベェ奴ですが、霊感だとは思っていません。
もしかしたら真夜中の幽霊坂は人間の隠された力を解放するパワースポットなのかも知れませんね。
ネオワイズ彗星、見つけられなかったよ。
もう行っちゃったんだね。
では、HASTA LA VISTA。
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まこさんぽの最新回です、友達のキックボクシングの試合を見に行ってきたよ、暇んとき見てね。
何かあればTwitterまで。