オーちゃんという幸せな老犬ダックス | makoromakoro777のブログ

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我が家の隣の御夫婦は、大のワンコ好きです。

お子さんには恵まれませんでしたが、ずっとワンコを飼っていました。

玄関には歴々のワンコの写真や絵が飾られています。


私の保護活動にもエールを下さって、保護っ子達にワンコ服を下さった事もあります。


我が家にはあられという老犬のダックスがいました。

お隣にもオーちゃんという17歳の老犬ダックスがいて、お散歩で会うたびに「頑張って長生きしようね〜」とずっと励まし合っておりました。

オーちゃんは数年前から目が見えなくなり、足腰も段々弱っていきました。


あられは推定年齢しか分かりませんが15歳は過ぎていたと思います。

あられの方が若くて元気そうだったのに、今年の春に先に亡くなってしまいました。

その時も泣きながらのあられの最後の話を聞いてくれて、私を抱きしめて一緒に泣いてくれました。


それからのオーちゃんも足が立たなくなって、奥さんや旦那さんがタオルで腰を支えながらトイレを外でさせていました。

補助具の相談を受けたのは夏の事です。


3週間前の事、はぴとあずきと散歩してたら、隣の奥さんがやってきて「オーちゃんが昨日死んじゃった」と…


マイロも同じでしたが、最後は腎不全になって、今迄のどの子より苦しんで亡くなった事が、とても辛かったようです。

悲しくて悲しくて、オーちゃんがずっと使っていた道具など3週間経った今も片付けられないそうです。


一日中出かける時も、1人にしたく無いからとお骨を抱いて連れて行くほどです。


今迄介護が大変だった分、その子が急にいなくなった時の空虚感…

ふとした瞬間もその子の温もりを探してしまう寂しい心…

その気持ちとても分かります。

御夫婦の年齢的にもオーちゃんが最後の子だと思うから、その寂しさもひとしおかもしれません。


オーちゃんは最後は苦しかったかもしれません。でもこれほど愛されて大切にされて、その一生は幸せだったと思います。


コロナ禍で沢山の方がワンコやニャンコを家族に迎えました。

どんな子もかわいいかけがえのない子。

でも、いつしか歳をとってあられやオーちゃんのように最後の時を迎えます。

その全ての子が、オーちゃんみたいな一生であってほしいと思います。


奥様からオーちゃんの為に買ったけど、ほとんど未使用品だったワンコグッズを、保護団体さんに届けてほしいとお預かりしました。


オーちゃんの幸せを保護っ子達の為に分けてあげてね。



写真はオーちゃんによく似たダックスのイメージです。