本当の願いはあなたと私に線引きをすることではなかった。 | まつむらまこのブログ

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昨日は、息子の幼稚園の発表会でした。



私は、発表会の係だったので、朝イチで幼稚園へ、



パパは仕事なので、母を要請して、チビ達を頼みました。



コレは先日、鬼滅の刃を読みながら歩く二人💦💦


先週は、リハーサルが二日間あり、自分の子供の出演の時は客席で見ることが出来ます。



可愛いし、上手な子もいますが、


声が出ない子、セリフや振り付けを覚えていない子もいて、


内心「大丈夫かしら?」と思ったりしてました。



しかし、あれから一週間、子供達の演技やダンスは、格段に上達していました。



子供達の成長と、先生方の尽力に涙が出ました。



すごいなぁ、一週間の成長って。



その中でも一際目立つうまい子、



瀕死の病人役なのに、倒れたまま観客席に手を振る子、


明らかにオーバーリアクションの子、


役がハマりすぎて思わずこっちが、吹き出しそうになっちゃう子



個性が様々。


思わず、そんな子達のママを見かけると声をかけずにはいられない。


「上手だったねー」


「可愛いかったー」


「ナイスリアクション‼️」


いつもはとっつきにくいママ達にもつい


声をかけてしまう。


そうすると、皆んな一瞬で顔をほころばす。


運動会もそうだったな❤️


気がついたママ達にはどんどん声をかけて回った。


やっぱり、自分の子供を見ていてくれたんだって思うと


嬉しいよな。


そして、私の心も一瞬でほっこり温まる。


心が通ったのを感じるから。





子供が集団生活に入るときに漠然と不安だった。


お母さん達との付き合いが怖かったし、なんとなく鬱陶しいきがしていた。


よその子供の名前や顔、その子のママが誰なのかおぼえられないし、


仲良さそうなママ達を見ると、なんだか除け者にされているような気持ちになった。


女性の集団が怖かったし


上手くコミュニケーションとる自信がなかった。


勝手に、一人でもいいやって意固地になる気持ちもあった。


夜明けの桜島。


今の幼稚園も三年過ごし、


子供を通して、色んなママ達の顔も覚えた。


お世話になっている園のお役に立ちたいと、


役員を進んで名乗り出たりもした。


そして、昨日ママ達に声をかけながら思ったのは、


私の本当の願いは?


傷つきたくなくて、


意固地になって一人でいることでも、


周りに気を遣って無理に合わせるとかでもなくて


ただ、共感し合いたいだったんだなぁ、、、


と、ぼんやりと思った。


本当は、仲良くしたかった。


可愛いね❤️


上手だったね。


素敵だったよ。


子供はどの子も可愛くて、愛おしい。


私の子供も可愛いけど、あなたの子供も可愛いね💕って


皆んなで話せるの幸せだなぁって


感じた。


私の子供、あなたの子供。と線引きするのでなくて、


こうやって、みーんなの子供達がそれぞれ力を出し合ってプログラムを完成させている姿を見て、


親同士の距離も近くなる気がした。


子供の存在って凄いな。


ありがとう💕子供達。


そして、先生達。幼稚園。


ありがとう。






帰り道、寒くてジャケットの下で身を縮ませながら、


でも、心がほくほく温かくて。


満たされた気持ちだった。


そして、「お腹すいたー」と訴えてるチビ達のてをひき、母とランチのお蕎麦屋さんに急いだ。