貞彦444話  『事実の書き方』

 

 

『ぷう助君に質問をすると
 答えてくれるところと、
 何度か聞いても答えて
 くれないところがあった。

 その理由を聞いても
 「言いたくない」
 とはっきり拒否をする。
 
 私のいっていることは
 しっかり理解して返事を
 しているが、質問の返答を
 拒否するという強い警戒心を
 持っているようだった。

 私が「お父さんはぷう助
 君に逢いたがっている」
 という趣旨の話をすると
 ぷう助くんは
 「自分が優しいといってくる
  大人の嘘には騙されない。
  誰が優しいかは自分で決める」
  といった。

 ここでぷう助君がお母さんを
 呼んで、2人の会話は終わり、
 あとはまぁみさんにぷう助
 君の発言についていくつか
 質問をする。

 次に室内の調査。室内には

子供用の絵本、学習教材ぬいぐるみ

などが置かれている…』
 
 

お花見の話のほうがずっと
時間的に長く話していたし、
他にもバスで遊んでいた時
の会話は長かったはずだけど

室内の報告のほうが圧倒的に

長い。

事実を変えられている

わけではないけど、大きな
やり取りを1行にして、短時間の
事を詳細に長く記載すると
いうのは、読み手に

伝わるものがまったく違うものに
なっていく。

 

 

☆まだスマホがなく携帯電話が主流の時の

お話です。

現在は離婚して平穏に暮らしています。

 

☆個人の特定につながらないよう

一部の表現をかえています。

 

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パン屋さんをやっている
からすの夫婦に、可愛い4羽の
赤ちゃんが産まれたという
ところからパン屋さんと家族の
お話が始まります。

育児に大忙しでいると、パンを
買いに来てくれるお客さんは
減ってしまい、売れ残った
パンは子供たちのおやつに
なり、それがきっかけで色々な
パンが焼けていきます。

主役である、からすの家族以外にも
たくさんのからすが登場して、
それぞれの表情や年齢を想像
することができます。

各ページに書いてある文の長さは
絵本を聴くことに慣れていない
子には長く感じるかなと思います。

けれど最初からすべての文章を
読んであげなくても、
長い文章の本は、聴いていられる
くらいの長さに調整して
読むこともできます。

このカラスのパンやさんも、2歳の
ぷう助に読んでいたころは、
『森にカラスのパンやさんがありました』
(次のページ)
『カラスの赤ちゃんがうまれました』
(次のページ)
『お父さんとお母さんはおおいそがしです』
こんな感じでそのページの要点を
短い言葉で読んであげ、成長と共に
文章を増やしていきました。


ぜひ、どのパンがいいかな、
何個買おうかなと想像して楽しんで
みてください。

 

 

 

最後の最後までお読み頂き

ありがとうございます。

今日の選択が未来の笑顔に

繋がっていますように。