薬事法によって使用できる成分に制限があります。
この制約の中で、サロンカラーやホームカラーともに
最良の効果が発揮できるように製品開発されています。
しかしサロンカラーはプロの美容師が使い、
ホームカラーは 自分自身が使う(素人が使う)という
大きな違いがあります。
さてその他に何が違うのでしょうか?
サロンカラー
髪の色や状態を考慮して適切な選択をします。
幅広い色に対応が可能です。
薬剤を使い分けることによって
1剤では、同じ染料が配合されている製品でも
アルカリカラーだけでなく、弱アルカリカラーもあり
2剤も%を調節できます。
ホームカラー
厳密な計算が無くても、求める仕上がりが得られるように
色調が設定されています。
例えば白髪染めは、黒髪と白髪のなじみが良くなるように
黒髪に近い暗い茶色が中心ですが
ここ最近は地毛を明るくしながら
白髪も染められるものもあります。
これは、薬事法ぎりぎりの強さの薬剤が多く
ひどく髪を損傷させることがあります
はやい話が誰でも染められるように強い薬剤なのです。
ですので度重なるホームカラーは
髪の限界を超えている場合が多く
きしみ、枝毛、ぱさつきなどの現象も引き起こします。
勘違いしやすいのが最近のカラー剤は
染めた直後は艶も出やすいのです。
また、以前にも述べたのですが
皆様がお使いのホームカラーも
美容室で使用されているカラー剤も
視力の低下、失明の危険性があります。
使用には充分に気をつけてください。
さてさてカラーリング(ヘアダイ)は
アレルギー反応を起こす可能性があります。
その原因は主にジアミンと呼ばれるものですが
正式名称はパラフェニレンジアミン(PPD)
一度アレルギー反応を起こすと
カラーリングをするのはお薦めしません。
呼吸器系にアレルギー反応が起きた場合は
死に直結するほどの危険があります。
海外ではヘナに配合されたPPDで
やはり死亡しているケースもあります。
ご自身が何を使用しているのか?
また本来ならアレルギー検査(パッチテスト)を
することでアレルギー反応を未然に防げます。
前回大丈夫だから今回大丈夫と言うことはありません。
また、色は暗ければ暗いほど
アレルギー反応を起こす原因が
強くなるといわれてます。
顔周りの白髪染めには充分に気をつけてください。