先日、無事に(?)歳を重ねることができたのですが、バースデーライブがあまりに濃かったために、しばし呆けてしまいました。それはまた別の機会に書かせてください。
誕生日といえば憧れのレストランに、というのがここ数年の定番でしたが、どうも近頃は都会を離れてゆるゆるしたいという欲求が勝っているようで。都心大好きな私なのに、トシかな……?
こちらは波打ち際からたった30メートルの部屋で波音に耳を傾けながら寛げる、大洗(茨城)の名宿「里海亭 金波楼本邸」。
明治創業の旅館を一新した邸内は、裸足で気持ちよく過ごせるように、檜の無垢材や天然い草の畳が敷かれています。エレベーターまで畳でした。
食事は地元のお魚や野菜をふんだんに使った田舎料理。もう苦し過ぎて、これほどの満腹感を味わったのは一生のうちに数えるほどかと……。
しかもそんな折に宿の書棚に穂村弘の「絶叫委員会」を見つけてしまったものだから、ついつい手を伸ばしてしまい、まさに抱腹絶倒! ほむらさ〜ん、笑わせないで、ほんと破裂する‼︎ という具合いで苦行でした。笑
時間を忘れて過ごせるようにという心遣いからか邸内には時計がなく、テレビもラジオもつけずにいると、時間を感じさせるものは海の表情の変化だけ。
すっかりお気に入りになった里海亭……また行きたい宿です。ゆったりとした贅沢な時間を、ありがとうございました☺︎
追記・料理の写真をという声にお応えして(気が利かずすみません!笑)
鰯のつみれや、つぶ貝旨煮、こちやマコガレイのお刺身が美味♡ 魚介や海老餃子、野菜は白湯鍋でいただきました。