『野球SF傑作選 ベストナイン2024』【読書感想】 | 映画でもどうどす?

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映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

本日はこちらの短編集。

野球好きな方にも

SF好きな方にも…。

 

『野球SF傑作選 ベストナイン2024』

上矢印

読みました。

 

 

 

 

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/4784541519

 

 

野球に絡んだSF短編集。

時にコラムアリ。

時にエッセイあり。

 

純粋に小説だけで勝負してほしかった気も。

 

●星を打つ

●サクリファイス

●月はさまよう銀の小石

●私の海外野球SFベストナイン

●マジック・ボール

●継承

●阪神が勝ってしまった

●永遠の球技

●週末少女と八岐の窮状

●星野球

●of the Basin Ball

 

 

 

オオタニ、ダルビッシュと並行して

メイクン、イヌカイが表記されてた。

何故イヌカイ、

サトナカではないのかポーンびっくりマーク

 

 

どれも良作なんだけど、

のめり込むほどではなかったかにゃ。

ゴメンネ。

 

 

そんな中でも秀逸だったのは

 

『阪神が、勝ってしまった』

(新井素子)

 

 

新井素子さんの文体が

苦手…ネガティブ

 

 

でもこれは新井節みたいなのが

少ぉし弱いので読めた。

でも新井素子だわ、って

わかるくらいには滲み出てる。

 

 

阪神が勝ってしまったがゆえに起きる

とある騒動の顛末が

夫婦の眼を通して描かれる、

そんなSFなんすよ。

 

 

阪神ファンの方は

ご一読を。

 

 

野球って括りにしちゃうと、

なかなか集まらんのかなぁ

とも思ったりしてね。

 

 

読書メーターでも

登録してる人

数人しかおらんし。

 

 

デカ文字で

老眼にも

読みやすい。

(ほめどころ)

 

 

小説はどれも

ちゃんとSFしてた。

そこはホントとてもよかった。

だからこそ

コラムやエッセイで

お茶を濁してほしくなかったという思いも。

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