読書メーター5月のまとめ(2024) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

5月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:4600
ナイス数:1255(ありがとうございます)


特殊清掃人特殊清掃人感想
孤独死現場を清掃する特殊清掃。ハード(肉体的にも精神的にも)な仕事。共感力の強い人にはきつい仕事なんじゃないかしら。私は虫嫌いなので無理。小説では奇麗になったように書いてるけど、実際のビフォーアフター写真を見たことがあるが「こりゃ、やっぱ、ユニットバス全部を総とっかえしないと次の人は入らないよ」だった。その会社の技術にもよるのかもしれないけれど。今後孤独死はますます増えていくと思うが人手は足りるのだろうか。最後の話はミステリタッチで面白かった。人間の欲に限界無し。
読了日:05月27日 著者:中山 七里


逆行探偵 烏間壮吾の憂鬱な使命逆行探偵 烏間壮吾の憂鬱な使命感想
最初はホラー度が少なくてゆっくりめに読んでたら、途中から加速がついて面白くなっていく。キャラ立ちもしっかりしてて、へなちょこだけど心優しき主人公、彼に恋するみっちゃん、天使と悪魔の掛け合いも最高。「お前ら!」なオチも秀逸。主人公にドカンと金の入る仕事を回してあげて~。天使仕事しろや。
読了日:05月25日 著者:阿泉 来堂


致死率十割怪談致死率十割怪談感想
カオス…(ほめてる)。ギャグ乗り系ホラーかと思ったらマジこわなのもあって、どう受け止めたらいのやら。ちょっとクセツヨなので好みは別れるかも。「ホラーのオチだけ置いていく」は、そこに至るあれやこれやを想像したら結構怖いと思う。
読了日:05月24日 著者:春海水亭


きこえるきこえる感想
小説&音声の新しい試みミステリ。ふたつをクリアして真相がわかる…つもりで実はまだ裏になんかあるんじゃなかろうかと考えてしまうような作り。かなり面白くて好き。
読了日:05月22日 著者:道尾 秀介


極楽に至る忌門 (角川ホラー文庫)極楽に至る忌門 (角川ホラー文庫)感想
なぜ死んでまで今のままでいたいと思うのか。極楽にも地獄にも行きたくない。死んでからも人間関係続くなんてまっぴら。死んだら無になってほしい。そう思ってしまう私には、そこまでして極楽に行く鍵が欲しい人の心がわからなくて怖い。怪奇現象うんぬんより、何もかもがゾワゾワして怖い。理解できない、共感できない思考ほど怖いものはない。
読了日:05月19日 著者:芦花公園


怪談刑事怪談刑事感想
「霊なんているか!わしが解決してやる、スパッとズバッと」な刑事の娘が怪談師と交際、そして結婚になだれ込むつもりか、許さん。「ムキー、お前らの言うオカルトなんかインチキじゃ」と合理的な事件解決に乗り出す刑事パパ上。コメディタッチ、ちょっぴりオカルト風味。全然怖くないのでホラー苦手な方もどうぞ。とにかくパパ上が可愛すぎてニマニマしちゃった。
読了日:05月17日 著者:青柳 碧人


時空に棄てられた女 乱歩と正史の幻影奇譚時空に棄てられた女 乱歩と正史の幻影奇譚感想
乱歩&横溝御大がタッグを組んだミステリ。お二人の大ファンなので、すごく良かった。ミステリとしてはちょっと「ウムム」な部分もあるになあったけど、まぁそこは『フレディVSジェイソン』や『貞子VS伽椰子』的に楽しめばよいのではないでしょうか。
読了日:05月15日 著者:長江 俊和


これは経費で落ちません! 11 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)これは経費で落ちません! 11 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)感想
何でもできる超優秀な森若さんのポンコツかもしれない部分が出ていて、完璧超人なんてやっぱいないのね~と。太陽君はいい人だけど、あの友達(?)はダメ。お付き合いしたくないタイプ。相変わらず真夕ちゃんエピローグが良い。
読了日:05月13日 著者:青木 祐子


紙の梟 ハーシュソサエティ紙の梟 ハーシュソサエティ感想
ひとり殺せば死刑、それが確定している架空の世界の物語。架空とは言え、SNSのいやらしさやいてまえ死刑のノリに溢れてる世界は良いのか悪いのか。中編は、主人公のロマンティックが止まらな過ぎてちょっとげんなり。
読了日:05月12日 著者:貫井 徳郎


フォトミステリー ―PHOTO・MYSTERY―フォトミステリー ―PHOTO・MYSTERY―感想
写真で一言。「ヲイ」と笑っちゃうものから「ゾゾゾ」となるものまで。こういうの好き。どういうこと?なものもあるけど、そこは勝手に考察すればいいと思います。「すぐには効かない考え落ちビーム」炸裂。
読了日:05月10日 著者:道尾 秀介


カワイソウ、って言ってあげよっかwカワイソウ、って言ってあげよっかw感想
初読み作家さん。面白くて一気読み。ギャー!ってなっちゃう。こんな精神的にしんどい関係イヤ。「生きづらいモドキ」って言う表現には「そうなんや」と感服。専業主婦の人は「最低~!それは引くわ、やったらあかんわ」なところはあったけど、一番うざいと思ったのは正義感バリバリのママ友だった。なんでみんなにチクるし?それにしてもタイトルの妙に唸ってしまった。
読了日:05月08日 著者:夏原 エヰジ


double~彼岸荘の殺人~ (文春文庫 あ 87-2)double~彼岸荘の殺人~ (文春文庫 あ 87-2)感想
中盤まではホラーとして面白かった。そこまで怖くはないものの、ツボは押さえてる。後半のミステリはちょっと忙しかった。個人的にはホラーに振り切ってくださっても良かったのよ?とは思う。沙良とひなたの関係性は冒頭で気づいたので、もっと早くネタバレするかと思ったら結構最後まで引っ張ったなぁ。俊子さん…なぜ?瑞希さん、最初はヤな人と思ったのに、むっちゃカッコよくて素敵すぎる。
読了日:05月07日 著者:彩坂 美月


前夜祭 (二見ホラー×ミステリ文庫)前夜祭 (二見ホラー×ミステリ文庫)感想
面白いテーマを選んでるのに、なぜこんな「書いた原稿、推敲も校正もせずに、そのまま本にしたんですか?」な出来上がりになってしまったのか、その謎を知りたい。意欲は買うけど、詰め込んだまま整理できていない感。もったいないな~。
読了日:05月06日 著者:針谷 卓史


夫恋殺 つまごいごろし夫恋殺 つまごいごろし感想
主人公を含めた登場人物たちに共感できないまま読了。ホラーにしてはかなりお上品な部類、。ロ描写もあるけど全然痛々しくない、ナゼナノカ。ユキエさんには同情するものの、ここまで勝手されると「しらんがな」と言う気持ちも湧きおこってしまう。チキン南蛮が食べたくなってしまった。
読了日:05月04日 著者:魚崎 依知子


たとえ世界を敵に回してもたとえ世界を敵に回しても感想
あなたは本当に味方なん?田舎から出て来たオカンをだまくらかしてんちゃうん?なんて思いながら読んでしまった。オカンのセリフにはいちいち頷く。麻薬コワイヨネ。
読了日:05月03日 著者:志駕 晃

読書メーター

 

 

 

 おススメ

 

 

■カワイソウ、って言ってあげよっかw

■極楽に至る忌門

■きこえる&フォトミステリー

 

どれもタイプは違うけど、

うぉぉぉぉぉってなるやつです。

 

 

次点ウインクハート

■致死率十割怪談

好き嫌い別れるだろうな~~。

「ホラーのオチだけ置いて行く」は梨さんっぽいのもあってなかなか善き。

 

 

image

載せられなかった写真も置いておく。

 

 

今月も善き本に巡り合えますように。

と言うか今月は

澤村伊智祭りじゃけぇ!

ヒャッホゥ。

 

 

旅行先で「死霊のはらわた」(リメイク版ノベライズ)読みました。

なんで旅行に持っていく本がそれやねん!

ポチスター

にほんブログ村 映画ブログ 映画日記へ
にほんブログ村