『ジャンル特化型 ホラーの扉』【読書感想】と#時の流れの早さを感じた事 | 映画でもどうどす?

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映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

時の流れの早さを感じた事

 

 

えっ!

もう3月じゃん!

 

 

…と言うわけで、

もたもたしてたら次の払い込みが来るので、

医療保険の解約手続きをしました。

 

 

善は急げですよ。

思い立ったが吉日ですよ。

旨い物は宵に食えですよ。

 

 

 

せなあかんなーと思いながら機を逸した昨年。

今年は忘れず出来そうです。

書類届いたら記入して送り返すこと~。

(重要)

 

 

14歳のおこちゃま向け?

14歳のみがターゲット?

図書館のティーンズコーナーに置かれてた本を、作家さんの名前で借りてきました。

 

『ジャンル特化型 ホラーの扉』

上矢印

読みました。

 

 

 

 

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/430961759X

 

 

14歳の世渡り術…と言うシリーズの一冊。

中高生向けの短編集。

 

なのに作者さんの豪華ラインナップ!

ご覧あれ、この面々を。

 

●みてるよ(澤村伊智)

●終わった町(芦花公園)

●さよならブンブン(平山夢明)

●告発者(雨穴)

●とざし念仏(五味弘文)

●十一分間(瀬名秀明)

●学校の怖い話(田中俊行)

●民法第961条(梨)

 

それぞれ、ジャンル分けと株式会社闇さんの解説付き。

 

 

 

 

平山夢明さんに泣かされるとは思わなんだ。

不覚!

 

 

さすがにこのクラスの大物をそろえると品質が保証されますね。

 

 

澤村さんは巧い。

常々、

「日本のホラー文壇で

今、一番構成力と文章力とテーマ性と…

とにかくいっちゃんオモチロイものを書けるのが澤村さんだと思う」

と申しておりますが、

これも巧い!

 

 

芦花公園さんのはぞわる。

芦花公園さんらしいぞわりかた。

絶世の美青年は出てこない。

オカルトに分類されてますが、

土着民俗学系(つまり本領発揮)ですよねー。

 

 

そして!

梨さんのはコワイ!

この方、キャッチーにしなきゃいけない掴みの部分で、ウダウダ回りくどいことを書いちゃうクセがあって。

そういう所で、

損してる部分が多いと思う。

で、今回のも序盤が「ハイハイソウデスネ」ってなるんだけど…。

 

マジで一番怖かったです。

サブイボ。

こんなん初心者に与えたらアカン…、

あ、初心者だからこの恐ろしさがわからんのか。

 

 

と言うわけで、

マダムはモキュメンタリーホラーが一番好きなんだと再認識。

 

 

とにかく、

自分がどんなジャンルが好きなのか。

苦手なのかが良くわかりますよ。

ジャンルごとにお勧めの本も書かれてて、親切設計。

 

 

大人も十分すぎるほど楽しめる本作。

人気の雨穴さんで若者読者をゲットだぜ作戦、

澤村さんや芦花公園さんでホラーファンをゲットだぜ作戦、

見事に的中ですね。

 

 

短いものばかりなので

本を読みなれていない人にもおススメ。

ちょっとそこの中学生、

読んでいくがいいよ?

 

 

文字も大きいので、

ジジババもwelcomeじゃぜ?

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