読書メーター2月のまとめ(2024) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

2月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2940
ナイス数:918(ありがとうございます)


ジェンダー・クライムジェンダー・クライム感想
登場人物が多いので冒頭苦戦。おっさん刑事とイケメソ刑事のバディものでもあり、性被害の物語でもあり、そして…。いっちゃん悪い奴がいっちゃん恐ろしい目にあって死ねばいいのに←暴言。ラストで「そ、そういう関連が…」ホロリ。「わたしの主人はわたし」ってAIロボのミーガンも言うてはった。
読了日:02月29日 著者:天童 荒太


ジャンル特化型 ホラーの扉: 八つの恐怖の物語 (14歳の世渡り術)ジャンル特化型 ホラーの扉: 八つの恐怖の物語 (14歳の世渡り術)感想
澤村さんは「巧い」。芦花公園さんは「ぞわり」。瀬名さんは「ニヤリ」。梨さんは「コワイ」。ホラーの入門書にしたら、梨さんの怖すぎひん?これは私が大人だからいろいろ想像しちゃう怖さなの?梨さん、スロースターターなのでつかみの部分で結構損してるような気が…。そして私は、いわゆる怪談は怖くないんだ!と再確認。映画でもモキュホラ系が一番好きだしなー。解説は、ホラー初心者に向けてのものなので流し読みしちゃった、ごめんね。
読了日:02月28日 著者:澤村 伊智,芦花 公園,平山 夢明,雨穴,五味 弘文,瀬名 秀明,田中 俊行,梨


本の背骨が最後に残る (文芸書・小説)本の背骨が最後に残る (文芸書・小説)感想
美しくて繊細で残酷で痛々しい物語ばかりの短編集。大好物なのでところどころの肉体的負荷のかかる痛覚がピリピリする描写すら舐めるように読んだ。どの作品もすべて良かったのだが、特にお気に入りなのは「痛妃婚姻譚」「デウス・エクス・セラピー」。斜線堂さん、恋は地獄の道行きストーリーで爆走するのかと思いきや、こんなすごいのも書けるなんて!追いかけさせていただきますよ、ずっと、ずっと。そして装丁の素敵さったら!!
読了日:02月22日 著者:斜線堂有紀


シャーロック・ホームズの凱旋 (単行本)シャーロック・ホームズの凱旋 (単行本)感想
スランプに陥ってにっちもさっちもいかないホームズ。ホームズに引きずられるワトソン。同じくスランプのモリアーティ教授。京都を舞台にしたモリミー節のようでかなり読みやすいのはホームズのキャラを壊さないためかしらん。やっぱり「熱帯」をイメージする方多いですよね、私もです。賛否別れそうだけど、私は好き。
読了日:02月18日 著者:森見 登美彦


赫き女王 Red Alveolata Queen赫き女王 Red Alveolata Queen感想
バイオパニックホラー。着眼点と流れは面白いのに、どうも枝葉に力が注ぎ込まれて本筋が急ぎ足になってる感が半端ない。薀蓄は要らないから、もっと状況描写に力を注いでほしかった。後、ヒロインがちょっとうざい。あの~、あなたは『平成ガメラ』を観たことがないんすか?それがペレットだと、ガメラヲタクならすぐわかりますが。なんかどんどん進化?していく様が『エボリューション』くそ真面目verって感じ。
読了日:02月14日 著者:北里紗月


星を編む星を編む感想
『汝、星のごとく』の続編。こちらが先に手元に来ちゃって困惑したものの、すんなり世界に入っていけて良かった。時折ほろり。人生は長い、そしてあっという間に終わる、と言う感慨が去来。傑作。『汝~』を読んだ後、もう一度こちらを読みたい。今の感想とはまた違う気持ちが沸き上がってくるかもしれないから。
読了日:02月12日 著者:凪良 ゆう


七人怪談七人怪談感想
澤村さんの作品が今風でありながら「あのころ」感も漂わせていてとても好き。加門さんのは、わずかな疑問を持って気づいてしまったらあかんのか!若干くどい部分も含めてて加門さんらしい。どの作品も面白かったけど、福澤さんの「あそこ、そんなやばかったんか」がある意味リアルでコワイ。
読了日:02月09日 著者:三津田 信三,加門 七海,菊地 秀行,澤村伊智,霜島 ケイ,名梁 和泉,福澤 徹三


誰かがジョーカーをひく誰かがジョーカーをひく感想
流されてるだけの冴えない専業主婦が、え?どういうこと?なんで?となってる間に犯罪に巻き込まれていく。キャバ嬢、ギャルJK、犯罪組織。ハワワワワ…となってただけの主婦が開き直った時、その真の力が発揮されるのだ!それにしても「ナイト・ドゥ」どこの夜の店だよって言うネーミングセンスにちょっとプッってなりました。面白かった。
読了日:02月08日 著者:宇佐美まこと


聖者の落角 (角川ホラー文庫)聖者の落角 (角川ホラー文庫)感想
るみさん視点で書かれているから、るみさんの歪さ不安定さがじわじわと伝わってくるのが良い。病や障害の苦しみの中生きていることより異常になっても病や障害が取り除けた方が良いのか。難しい問題だけど、とりあえず桃子は嫌い。何かをしてもらうには代償が必要。それはわかっているけれど…、縋りたくもなるやん?人間は弱いもの。相変わらず、ぞくっとするラストにほほほ。
読了日:02月03日 著者:芦花公園

読書メーター

 

 

9冊しか読めなかったえーん

 

 

…のは、目の手術をしたのに加えて。

なにより、運転できなくて、図書館に行きづらくなったから。

 

 

バスが走ってるから、それに乗って通ってるの。

車なら10分ちょいで行けるのに、バスなら40分ほど揺られてるんよ。

たのしいんよ、バスたのしいんやけどさ。

主婦としては貴重な午後の時間を何時間も費やすわけにもいかぬの。

本数がそんなにないのもネック。

「あっ、そこ曲がらなくて直進してくださったらもっと早ぅに図書館着きますぅ」

ワガママだなー、チミィ。

 

 

車ならアホほど借りても「余裕だ、ブッブー」なのに「帰りについでにスーパー寄って帰ろ。ほなこんな本持ってたら重たいがな」って躊躇しちゃうんよ。

 

 

車は便利よな。

 

 

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と言うわけで今月は、

おススメじゃないもの(あんまオモロなかったわ)を表示した方が早いくらい、

どれもこれも良かったです。

 

 

あんまオモロなかったわ、はこちら。

『赫き女王』

好みは人それぞれなので、

あくまでマダムの感想です。

 

 

月初め。

いきなり深木さんで苦戦中、とほほ。

 

 

家族のご飯の心配もせず、

洗濯もの取り込まな…という心配もなく、

鳩を、鳩を追い払わねば!と言う使命感もなかったら、

一日中バスに乗っててもいいと思うくらいにはバス好きです。

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